小中一貫教育
平成16年度から進めてきた小中連携教育の成果を生かし、さらなる教育の充実をめざして、平成28年4月制度化された小中一貫校として、市内全校区で小中一貫教育を推進しています。
9か年の教育目標『15歳の姿』を共有し、発達に応じた一貫した教育を展開し、児童生徒の学力向上、生徒指導のより一層の充実を図って参ります。
9か年一貫教育によって、子どもたちの「学び」や「育ち」をサポートします。
1.小野市小中一貫教育のグランドデザイン (PDFファイル: 217.7KB)
2.小野市型 小中一貫教育について (PDFファイル: 222.5KB)
小野市における小中一貫教育の特色
1.「夢と希望の教育」を展開する「16か年教育」の一環としての小中一貫教育
義務教育を修了する『15歳の姿』をイメージし、「キャリア教育」の視点を大切に、子どもたちの夢と希望をかなえる教育を展開します。
2.脳科学理論を生かした前頭前野の発達を踏まえた小中一貫教育
教育行政顧問川島隆太教授の脳科学の研究成果を生かし、前頭前野の発達を踏まえた各成長段階に応じた9か年一貫した教育を展開します。
※9か年、発達に応じて、一貫した系統立てた教育を行うことにより、連続性のある教育を蓄積し、子ども達の学力向上や生徒指導の充実を図ります。
小野市における9か年のとらえ方
脳科学理論による前頭前野の発達も踏まえ、「4・3・2」の各成長段階に応じた9か年一貫した教育を展開します。
1.義務教育第1期(生きる力の基礎養成期) 1~4年生
- 児童が受容的で、生活・学習の基礎を固める重要な時期(学級担任制)
- じっくり生きる基礎を習得・定着 「わくわく感」のある意欲的な学び
2.義務教育第2期(大人への変容期) 5~7年生※小中一貫で重点的に研究
- 自立した考え方を始める時期。教科内容が難しくなり、心理的にも揺らぎやすい時期。
- 「10歳の飛躍」おとなの脳へ発達 「知的好奇心」に基づく主体的学び
3.義務教育第3期(夢と希望に向かう自立期) 8~9年生
- 将来に対する目標をもち、夢と希望の実現へ向かう時期。
- 思考力・創造力が大きくアップ 「目標意識」を大切に自立した学び
目的
※小野市が進める「16か年教育」の中に位置づけて推進します。
16か年教育の中の小中一貫教育「夢と希望の教育リーフレット」
※9か年の「4・3・2」のとらえ方は、全ての校区共通ですが、河合校区では、校区の実態に基づき、平成27年度より、施設上は6年生が中学校舎で学ぶ「5・4」制に取り組んでいます。他の校区は、施設上は「6・3」制のまま取り組んでいます。詳細は、各校区の取り組みを参照してください。
自立にむかう第2期(大人への変容期)5~7年の教育を重点的に研究
これまでも、5・6年生における教科担任制や乗入授業・出前授業などによる専門的な指導の充実により、学習内容の高度化に対応する学力向上へむけた指導の充実や、多面的・組織的な指導によるよりよい人間関係の構築、社会性の育成、将来への目標設定などの充実に取り組んで参りました。
これらの成果を生かしながら、小中学校の指導の在り方や文化の交流、校務支援システムの整備も含めて情報共有を密にして、第2期の教育の在り方を重点的に研究し、子ども達の夢と希望をかなえる教育の充実を図ります。
このことを通して、第1期ならびに第3期の教育の果たす役割も明確になり、9か年連続した学びの充実が進められます。
各校区の取り組み
各校区の全体構想は「グランドデザイン」、具体的な取り組みは「リーフレット」をご覧ください。
小野中学校区(コミュニケーションゾーン)
小野校区グランドデザイン (PDFファイル: 808.8KB)
河合中学校区(基礎学力ゾーン)
河合校区グランドデザイン (PDFファイル: 249.7KB)
更新日:2022年03月23日