2025年7月~9月分のバックナンバー
2025年8月6日(水曜日)
熱中症から子どもたちを守る!
今年度、市内の各小中学校における児童・生徒の熱中症対策として、体育館のエアコン(3中学校、各小学校)や大型のミストファン(中学校各2基)、給水機の設置(来住小、下東条小)などの整備を進めています。

気象庁によると、今年も全国的に暑さの厳しい夏となる予想であり、平均気温は全国的に平年より高くなるとのことから、部活動等で使用頻度の高い中学校の体育館からエアコンを優先的に整備し、8月上旬から市内3中学校で順次使用開始していく予定であり、小学校・特別支援学校については今年度内に全て設置する工程で進捗しています。
また、市教育委員会では、令和5年の山形県米沢市で夏休み中の部活動後に熱中症で中学生が亡くなられた事案を受けて、早急に「熱中症予防運動指針」を設け、運動前後の暑さ指数(湿度、気温、輻射熱を考慮した暑さの指数)を活動場所で計測し、31以上の場合には運動を中止するなど、熱中症事故防止の徹底を図っているところです。
【暑さ指数と運動指針】
31以上:運動は原則中止、28~31:厳重警戒(激しい運動は中止)、
25~28:警戒(積極的に休憩)、21~25:注意(積極的に水分補給)、
21未満:ほぼ安全(適宜水分補給)。
このように良好な教育環境を整えているところであり、保護者の方々も環境省のLINE公式アカウント等で “熱中症警戒アラート”の発表や“暑さ指数”を確認していただき、こまめな水分・塩分補給や適切な休憩、涼しい服装、不要不急の外出を避けるなどの普段から“自分の身は自分で守る”意識を持って、家族みんなで熱中症に対する予防行動を実践いただければと思います。
2025年7月30日(水曜日)
基地のまち佐世保市を訪問 ~全国基地協議会・防衛施設周辺整備全国協議会正副会長会議に出席~
7月23日、24日の2日間、長崎県佐世保市で開催されました「全国基地協議会・防衛施設周辺整備全国協議会」正副会長会議に出席すると共に、同市に所在する「陸上自衛隊水陸機動団」、「海上自衛隊佐世保地方総監部」や「米海軍佐世保基地」を視察しました。
藤村水陸機動団副団長や福田佐世保地方総監から九州を中心とする南西地域での自衛隊の活動状況の説明を受け、改めて日本を取り巻く安全保障環境の厳しさを認識する中、一人ひとりの自衛隊員が、高い緊張感と崇高な使命感の下、過酷な訓練等に精励する姿を視察し、大変心強く感じたところです。

また、各基地では平時から行政との防災訓練や家族で気軽に参加できる基地開放などの交流イベントが開催され、“市民と基地の共存共生のまちづくり”が進められており、視察を通して学ぶべきことが多数ありました。
小野市も基地のある町として、青野原駐屯地において自衛隊員の訓練演舞や装備品等も見学できる記念行事や、夏の風物詩の盆おどり(今年は8/6(水曜日))が毎年催されており、市民の皆さんも同駐屯地を訪問して自衛隊の活動に興味を持っていただければと思います。そして、普段から自衛隊と行政、そして市民が連携できる環境を築くことは、“安全で安心して暮らせるまちづくり”に繋がるものと考えています。
2025年7月23日(水曜日)
全線開通に向けて~東播磨南北道路建設促進期成同盟会総会開催~
今月9日、うるおい交流館エクラにて「令和7年度東播磨南北道路建設促進期成同盟会総会」が開催され、最終年度の事業計画や予算を協議しました。
当同盟会は、県が平成10年に「東播磨南北道路」の事業着手をしたと同時に早期完成と事業促進を目的に設立されました。本事業は私の市長就任時からの大プロジェクトであり、振り返れば会長として早期開通や予算確保のため国土交通省や財務省等への要望活動を繰り返し、平成26年に加古川バイパスと接続する「加古川中央ジャンクションから八幡稲美ランプ(5.2km)」、令和5年には「八幡稲美ランプから八幡三木ランプ(2.5km)」が供用開始され、いよいよ最終区間で国道175号に接続する「八幡三木ランプから小野ランプ(4.4km)」が今年の秋に完成する予定となっています。
会議では、この道路が何をもたらすのかを改めて皆様と確認し、一つには、「渋滞解消」。二つには、県立加古川医療センター、加古川中央市民病院、北播磨総合医療センターを繋ぐ「命の道」。三つには、災害時の道路交通の充実による「安全安心の確保」。四つには、東播磨地域と北播磨地域の連携強化による「雇用の創出」であり、臨海部と内陸部の移動時間の短縮により、人口減少のなか地域に定住すれば少子化対策にもなると申し上げました。
全線開通まであと僅かの中、このような大きな効果を鑑みてインフラ整備はこれからの人々への“将来への贈り物”であると考えており、「北播磨、東播磨の未来を拓く道路」として結束して無事完遂することを確認したところです。
2025年7月16日(水曜日)
ひまわりの丘公園のヒマワリが間もなく満開!
国道175号沿いに位置する「ひまわりの丘公園」で、南側農地の約40万本のヒマワリが間もなく見ごろを迎えます。

毎年、同公園南側にある約2.8ヘクタールの畑に、地元組織の浄谷町景観作物栽培管理組合が市花であるヒマワリを育てており、大輪の“ハイブリッドサンフラワー”を中心に、360度全方向に開花し、どこからでも花を楽しめる“コンサートベル”、宮城県石巻市で津波にも負けず瓦礫の中で育った“ど根性ひまわり”が、一面に咲き誇ります。
また、ひまわりの丘公園では、農産物直売所「サンパティオおの」や物産館「オースト」での特産物の販売をはじめ、様々な滑り台やトランポリンなどを備えた「大型遊具」や年齢や性別、ハンディキャップの有無に関係なく遊べる「インクルーシブ遊具」が人気で、数種類のパターンで噴水やミストが噴出する「遊べる噴水」では、子供たちで涼水を楽しまれています。
7月21日(月曜日)の満開を予想していますが、開花期間中は例年多くの来場者により交通渋滞等が予測されており、19日(土曜日)から21日(月曜日)の3日間(9:00~16:00)、小野市役所からひまわりの丘公園まで直行のシャトルバスを運行します。公園周辺の渋滞回避に加え、路上駐車防止にもご協力いただき、誰もが気持ちよくご来場いただけるようご理解のほどお願いいたします。
令和7年(2025)ひまわりの丘公園行き臨時シャトルバス運行のお知らせ
2025年7月9日(水曜日)
熱中症にご注意を!!
気象庁は、1951年の統計開始以降、最も早く6月27日(速報値)に近畿地方が梅雨明けしたと発表しました。これから本格的な夏を迎えますが、身体がまだ暑さに慣れていないため、例年、7月下旬にかけて熱中症で体調不良に陥る方が多い傾向にあります。
熱中症は室内外問わず日常生活に潜む脅威と言われており、昨年の夏、小野市では7月から8月にかけて「熱中症警戒アラート」が42日間連続で発令されました。こまめな水分補給やエアコン等による室内の温度調整などで対策を十分なされていると存じますが、昨年、熱中症に関連する救急出動が75件あり、その内、65歳以上の高齢者が52件(約70%)を占めており、よりお年寄りの方々にこれからの季節での過ごし方に注意が必要です。

市では熱中症対策として、町ぐるみ健診や防災研修等の多くの市民の方々がお越しになる機会を活用して、各世代に応じた多角的な広報・啓発活動を実施しています。また「熱中症特別警戒アラート」が発令された際に酷暑を避ける場所「クーリングシェルター」を市内民間事業所や公共施設など計13か所を指定しております。更なる取組として、7月2日(水曜日)にウォータースタンド株式会社と「熱中症予防の推進に関する連携協定」を締結し、市内の学校や児童館チャイコムに「マイボトル型給水機」を設置いただき、児童や市民の皆さんが熱中症予防のための水分補給をしやすい環境を整えてまいります。
一方、十分注意している場合でも、熱中症にかかり頭痛、嘔吐、倦怠感などの重度な症状が現れた場合は、躊躇なく救急車を呼んでください。中には「救急車を呼んだ方がいい?」、「自分で病院に行った方がいい?」、「受診できる病院はどこ?」など判断に悩む場面があると思います。そのような時には、7月11日(午前9時)から県下全域で24時間365日、医療専門職が電話相談に応じる「救急安心センターひょうご(#7119)」が開始されますので積極的にご活用ください。
しかしながら、日常的に適度な運動をおこない、適切な食事、十分な睡眠をとるなど、暑さに負けない体づくりに励み、市民の皆さんには熱中症になるリスクを下げる取り組みも大切であることを認識いただきながら、共に健康でこの季節を乗り越えていければと思います。
2025年7月2日(水曜日)
おのののかさんが1日市長として小野市の観光PR!
観光・ふるさと納税などをPRする「だからおのなのか」キャンペーンの第2弾を開催するにあたり、イメージキャラクターであるタレントの「おのののか」さんに1日市長に就任いただきました。

好評につき昨年に引き続き、「おの(小野)なのか」と「おのののか(さん)」という語感を重ねたシンプルでありながらインパクトのあるキャッチコピーで、今年も観光PRを行います。キャンペーンの実施前に市役所に来庁され、一日市長の委嘱式を行ったのち、“おののか市長”と職務の引継ぎを兼ねて面談を行い、市長室での執務にも挑戦いただきました。

おのののかさんには、「冷暖自知。現場で生の声を聞いて感じたことを発信してほしい」と申し上げると、「体験を通じて事業者の方々の思いが詰まった特産品をたくさんの人に伝えたい」と話され、その日は伝統産業のそろばんづくり体験や播州刃物の歴史を学んだり、地産地消で提供するそばの試食、ふるさと納税返礼品の出品企業の視察など、市内随所を巡っていただくことで小野市の魅力を体感いただいたところです。
このように活動された写真や動画等は、PR用のポスターやインターネット等を通じて発信する予定で、多くの方々に本市へお越しいただくきっかけとなればと思っています。本キャンぺーンは、7月18日(金曜日)から来年の3月31日(火曜日)まで実施し、おのののかさんが訪れた市内観光スポットや飲食店を周遊する「デジタルスタンプラリー(特産品のプレゼントあり)」もありますので、是非とも参加してみてください。
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ファックス:0794-63-6600
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更新日:2025年08月12日