2021年10月~12月分のバックナンバー

更新日:2022年02月06日

2021年12月29日(水曜日)

「令和3年度小野市10大ニュース」が決定しました!

令和3年も残すところあと3日となりました。今年の小野市の10大ニュースをお知らせします。

令和3年度の小野市の10大ニュースをまとめた記事画像

1年間ご愛読ありがとうございました。次回の掲載は1月1日元旦(土曜日)です。
皆様、良いお年をお迎えください。

2021年12月22日(水曜日)

2年ぶりの開催!「小野ハーフマラソン2021」

やっと開催できました。12月5日(日曜日)、第8回「小野ハーフマラソン2021」。昨年度はコロナ禍のためオンライン開催となりましたが、今年度は新庁舎前のスタート地点に約3,900名のランナーが集まりました。

5ヶ月前の7月、年内に開催予定のマラソン大会が軒並み中止・延期を決定される中、ワクチン接種が進み感染状況が落ち着くことを視野に入れて開催を決断しました。第5波のピークが過ぎ、イベントの規制が緩和されるなど、開催出来る状況で当日を迎えられたことを、参加されたランナーの皆さんと共に心から嬉しく思ったところです。

沢山のランナーと観客が笑顔で小野ハーフマラソン2021を楽しんでいる様子の9枚組の写真

大会開催にあたっては、参加者の検温や体温管理チェックをはじめ、レース以外でのマスク着用、間隔を置くウエーブスタートの実施など感染対策を徹底しました。赤星大会会長や阪神、オリックスのプロ野球選手が参加者を激励し、ゲストランナーの北京五輪5000メートル出場の小林祐梨子さん、ジャカルタアジア競技大会マラソン銀メダリストの野上恵子さん、東京パラリンピックトライアスロン銀メダリストの宇田秀生選手が素晴らしい走りを見せてくれました。

コロナ禍にあって、“RUN FOR SMILE”のテーマ通り皆さんが笑顔で走ることができたことは、まさに小野市の市民力を結集した結果であります。小野市体育協会をはじめとする関係団体、多くのボランティアスタッフの方々など多大なるご支援、ご協力に対し深く感謝申し上げます。

2021年12月15日(水曜日)

第33回「小野市短歌フォーラム」の作品募集中!

今年10月に、長年にわたり「小野市短歌フォーラム」の選者を務めていただきました岡野弘彦先生(第1回~第12回選者)が2021年度の文化勲章を受章されました。誠におめでとうございます。改めて心からお祝い申し上げます。

第33回「小野市短歌フォーラム」の詳細が書かれたチラシの画像

一昨年には「小野市短歌フォーラム」と同時開催している「小野市詩歌文学賞」選考委員を務めていただいている馬場あき子先生と宇多喜代子先生が「文化功労者」の顕彰を、永田和宏先生が「瑞宝中綬章」を受章されるなど、輝かしい功績を残されている歴代の先生方のご尽力に支えられ、小野市の「短歌フォーラム」も格調・投稿数ともに全国指折りのものへと発展してきており、大変嬉しく思うところであります。

短歌は、古来より連綿と引き継がれている代表的な日本の文学であり、人々の暮らしの中で折にふれ詠まれてきた心の声でもあります。現代では、少し敷居が高いものと思われる傾向がありますが、近年は俳句の腕を競うバラエティ番組がお茶の間を賑わすなど、昔と比べて“詩歌”に親しみを持たれる方も年々増えてきているところであり、是非、皆様にも「小野市短歌フォーラム」を通じて、文学の世界に触れていただき、「オンリーワン」の作品を創る楽しみを味わっていただきたいと思います。

今年度の「小野市短歌フォーラム表彰式」は、残念ながら中止となりましたが、来年度は2年ぶりに令和4年6月4日(土曜日)に開催予定であり、現在投稿作品を募集しております。今回は、第13回開催時から20年以上選者を務めていただいております女流歌人第一人者である馬場あき子先生に選評していただける最後のチャンスとなります。投稿は「郵送による投稿」だけでなく、「インターネットによる投稿」も受け付けておりますので、奮ってご投稿ください。
詳しくは次のリンクをご覧ください(締切:令和4年1月11日)

2021年12月8日(水曜日)

「金婚夫婦を祝う集い」を2年ぶりに開催!

11月18日、うるおい交流館エクラにて「金婚夫婦を祝う集い」を2年ぶりに行いました。会場には、応募いただいた20組40人のご夫婦が参加され、ご結婚されてからの歩みを皆さんと共にお祝いしました。

スーツや着物を着た20組40人の金婚夫婦の集合写真

昨年は、新型コロナウイルスの影響により、止む無く式典を中止いたしましたが、今年は高齢者のワクチン接種率が95%を超えている状況も踏まえ、開催を決定しました。着物や袴、スーツなど各々の衣装に身を包まれた皆さんとの記念撮影では、「結婚式以来だ」と緊張された面持ちの中にも、深い絆に結ばれた夫婦の和やかさが溢れていました。

6人の女性で結成されているクイーンズティアーズハニーが、白いドレスを着てステージの上で歌っている写真

アトラクションでは、アカペラグループが懐メロなどを披露されると、自然と歌を口ずさむと共に、当時の記憶が蘇りました。50年前、給料5万円で家賃3万円の時代から高度経済成長へ。まさに「成長型社会」を駆け抜けてこられた皆さんの経験や能力を活かし、この「熟成型社会」の豊かで温もりある地域づくりに、お二人ご一緒で生き生きとご活躍いただきたいと申し上げましたところです。

2021年12月1日(水曜日)

小野南中学校の「校舎部分」がいよいよ工事完了!

「小野市学校長寿命化改良計画」に基づき、昨年9月から実施している小野南中学校の「校舎部分」工事が概ね完了を迎えたことから現地視察を行いました。

設計業者・施工業者を含めた複数人が小野南中学校の工事を視察している様子の写真

視察では、設計業者・施工業者の立ち合いのもと、校舎全体を点検し、今回の改修の条件である、元の躯体(柱や梁などの骨組み)を利用するという制約の中で、いかに“空間的な広がり”を創出するかの提案や、事故を未然に防止する「先手管理」の観点から、段差の解消を一例に“安全管理”の徹底などを改めて指示いたしました。

緑と白を基調とした欧風的でモダンなデザインの小野南中学校の外観の写真

また同時に、校舎全体が、小野南中学校のイメージカラーである「緑」と清潔感のある「白」を基調とした欧風的でモダンなデザインとなっており、単に古くなった部分を補修したものではなく、昔のイメージを一新し、「まるで新築し、生まれ変わった」と感じられる素晴らしい仕上がりであることを確認しました。

昇降口、中庭、図書館など、小野南中学校の改修後の内観・外観の6枚組の写真

いよいよ校舎部分の工事は最終調整を経て完了し、晴れてこの令和4年1月(3学期)から新校舎での授業を開始します。着実に工事が進捗している体育館も来年5月に完成予定であり、この新しくなった学校で、いきいきとした生徒の皆さんの姿が見られる日を楽しみにしております。

2021年11月24日(水曜日)

市内店舗を利用して温泉でぽかぽか!~イイフロの日いっちゃおうキャンペーン~

小野市観光協会では、11月26日(金曜日)から「イイフロの日行っちゃおうキャンペーン」として、観光協会の“特別会員店舗”をご利用いただいた方に、「白雲谷温泉ゆぴか」、「鍬溪温泉きすみのの郷」の入浴料半額券をプレゼントします。緊急事態宣言などでご利用いただけなかったお客様に、市内の店舗に足を運んでいただき、さらに温泉で心も体も温まっていただこうというものです。

「イイフロの日行っちゃおうキャンペーン」の詳細が書かれたチラシの画像

ゆぴかは、令和元年のリニューアルにより湯面と景色が一体に見える“インフィニティ風呂”や“展望サウナ”、迫力ある大屋根がある“こかげの湯”などが加わり、自然が満喫できる癒しと安らぎの施設となっています。鍬溪温泉は、400年以上の間、絶えず湧き出す源泉は湯あたりが柔らかく、よく温まると人気の温泉であります。湯上りには“ぷらっときすみの”の本格手打ちそばを堪能できます。

市内の店舗においては、緊急事態宣言などによる営業時間の時短要請が解除されましたが、客足はコロナ前にまで回復していないと聞いております。このキャンペーンに参加いただき、皆さんに小野市の誇る2大温泉を楽しんでいただくと共に、市内の各店舗が賑わうことで「元気な小野市」が戻ってくることを期待しています。
※イイフロの日行っちゃおうキャンペーンの詳細は以下のリンクから

2021年11月17日(水曜日)

美しいまち小野市を目指して!~ガーデニングシティおのの推進~

先月末にひまわりの丘公園で「ガーデニングフェスティバルinおの2021」が開催され、ガーデニングコンテストや園芸教室、8年ぶりに復活したピザ窯で焼いたピザ作り体験も行われるなど大変盛況でありました。また南側農地では、380万本が満開のコスモス畑の中に入って写真を撮影したり、切り花を持ち帰ったりと、小さなお子さんからお年寄りまで多くの方々で賑わいました。

鉢植えや花壇に植えられた沢山の色とりどりの花を眺めて楽しんでいる人々の様子の写真
380万本のコスモスが一面満開に咲いているコスモス畑の写真

小野市では、平成14年に「ひまわりの丘公園」がオープンして以来、「ガーデニングシティおの」を目指し、市民の参画と協働のもと「色と香りのまちづくり」を推進しています。その取組の中心となる「ガーデニングボランティア」は、講習によりガーデニングの知識や技術を習得された方も在籍し、種から花を育てる育苗と育てた花を市内各地の花壇に植栽する活動を行われています。

市役所の周りに花木が植えられ、「Welcome Ono」と書かれた門壁があるきらら通りの写真
ホテルルートインを背景に、沢山の木々やカラフルな花がガーデニングされた広場の写真

今や当たり前のように目に入ってくる市内の美しい景観を支えているのは、ボランティアさんの活動によるものと言っても過言ではなく、市内の公共施設をはじめ、市役所前のきらら通りや交差点のポケットパークなど、小野市に訪れる方々に見ていただけるよう花木を植栽してお出迎えしております。また今月、20年間に渡る活動が讃えられ「貝原俊民美しい兵庫づくり賞」を受賞されます。

来年春には、ひまわりの丘公園内の芝生広場に育苗ハウスが完成し、春と秋の「花いっぱい運動」で地元自治会などへ種から育てた花苗の配布が始まるなど、益々その活動も活発化していくものと考えます。ガーデニングボランティアをはじめ市民の方々と一緒になって、皆さんに「美しいまち小野市」を感じていただけるよう、今後も取組を続けてまいります。

2021年11月10日(水曜日)

選挙事務のイノベーションへのチャレンジ~2021衆院選~

選挙事務のイノベーション(改革)は、平成19年7月の衆院選から取組を開始して以来、今年で14年目を迎えますが、今もなおチャレンジし続けております。先日の衆議院議員選挙の開票事務においては、20時50分に開票を開始し、終了時刻として小選挙区は21時55分(前回比5分短縮)、比例代表は22時15分(同9分短縮)を目標に職員が共通認識を持って開票事務に従事しました。

会場内で選挙開票事務員が青いゼッケンを着て開票作業を行っている様子の写真

開票事務は公平性や正確性は当然のことでありますが、迅速性、つまり如何に時間を短縮できるかを毎回再点検しております。開票集計システムや投票用紙自動読取分類機等の機器の導入をはじめ、従事者は全員運動靴とゼッケン着用、作業台のかさ上げによる作業効率の向上、機械分類をカバーする「識別不能票分類係」を創設するなど、年々改良を重ねています。

14年間、たかが選挙事務、されど選挙事務で改革を反芻して行うことで、昔は夜中までかかっていたものが今や県内トップレベルの早さで開票作業を行えるまでになっています。私が一貫して申し上げています「意識改革なくして行動なし」が小野市で職員に広く浸透し、近年ではこの考え方が新聞などのメディアを含め他の自治体でもようやく根付いてきたものと感じております。

終了時刻は目標に至りませんでしたが、小選挙区の22時10分は兵庫県第4区(北播磨、西区)で最も早く、比例代表の22時20分は県内で最も早い時間となりました。このように期日前投票や当日の投票、また投開票が無事終えられたことについて、地元区長様などの立会人や関係者の方々のご理解とご協力に深く感謝申し上げます。

2021年11月3日(水曜日)

魅力ある小野をインスタ投稿~#おのおのの小野キャンペーン~

10月1日から来年の2月28日までの期間、観光やグルメなどの小野市の魅力ある写真を画像共有アプリ「インスタグラム」で投稿すると、小野市の特産品が当たる「#おのおのの小野キャンペーン」を開催しています。

「#おのおのの小野キャンペーン」の詳細が書かれたチラシの画像

コロナ禍においては多くの方が外出を自粛されていましたが、緊急事態宣言の解除や感染者数の減少に伴い、市内の観光地や公園等で行楽を楽しむ方々が徐々に見られるようになってきました。そのような中、本キャンペーンのインスタへの投稿数もどんどん増えており、10月末現在で約900件もの画像がアップロードされています。

ひまわりの丘公園南側農地に咲く約380万本の「コスモス」や、日本一低いアルプスと呼ばれている「小野アルプス」、秋から冬にかけて多くの鴨が飛来する県立自然公園「鴨池」などの観光地をはじめ、普段何気なく見ている風景や知らずと口にしているグルメなど、お気に入りの“おのおの(各々)の小野”を写真にして、皆さんと共に魅力ある小野市の「オンリーワン」を広く発信していきたいと考えています。

応募いただいた方の中から抽選で、小野市産の山田錦を使用した日本酒「おの恋大吟醸」や、きすみの営農組合が生産された「お米」や「そば」など、小野市の特産品をプレゼントします。たくさんの方のご応募をお待ちしております。
詳しくは、小野市観光協会ホームページまで。

2021年10月27日(水曜日)

徹底した考察を通じて小野市の未来を描く ~小野市研究発表会開催~

3密を回避するため、席を離しリモート方式で小野市研究発表会を開催している様子の写真

先日、第18回目を迎える「小野市研究発表会」を開催しました。新型コロナ感染症対策として3密を回避するため、今年度も昨年度に引き続き、舞台を例年の伝統産業会館から「市議会議場」へ移し、市役所関係機関の各所でLIVE配信が視聴できる、リモート方式での開催となりました。

この発表会は職員の自主研修の一環として平成16年度から毎年実施しており、その狙いは、1つには市民に対して『説得ではなく納得』してもらうための「説明能力の向上」、2つには発表者のみならず参加した職員の「知識習得や公務遂行能力の向上」、3つには職員の「仕事に対するモチベーションの向上」であります。

平成23年度からは市役所外部の方からも発表者としてご参加いただいており、今年は市民の代表として、「小野市議会議員」の方々が特別参加され、将来の小野市の目指すべき姿について発表していただきました。このように職員と議員の方々が同じ場で発表するというのは、全国的にも珍しい取組であります。

発表技術は年々向上しており、同一フレーズを何度も繰り返すことで聴衆に強く印象付けるテクニックや、発表者が現在行っている取組を現場画像や実績を用いて丁寧かつ分かりやすく説明することで事業の見える化とPRを効果的に行うなど、例年と一味違った趣向の発表もあり、職員の表現スキルに幅の広がりが感じられました。

中でも特に、最優秀賞を勝ち取った水道部の「コロナ禍・人口減少時代の水道事業経営を考える」の発表は、現状報告だけではなく、リサーチしたデータから課題を抽出し、徹底的な考察を経て、小野市の未来を見据えて水道事業にどうアプローチしていくべきかという大胆な政策を提案するなど、これからの市政運営にとって非常に参考になる内容でありました。

これまでから常に言い続けておりますが、大切なことは、単に説明だけで終わるのではなく、各テーマに対して「これでもか、これでもか」というぐらい課題を深く掘り下げ、あらゆる視点から考察を行い、将来に対する提案につなげることであります。コロナ禍にあっても“し続ける”ことに意味があり、今後も発表会をさらに進化・深化させ、新たなニーズに応えられるよう貪欲にチャレンジしていただきたいと思います。来年も素晴らしい発表を期待しております。

2021年10月20日(水曜日)

今年も「日本酒おの恋」で山田錦応援!

3種類の「おの恋」の写真や値段が紹介されているチラシの画像

昨年、販売本数2,228本とご好評いただいた「日本酒おの恋」の割引キャンペーンを、今年も実施いたします。定番となりました「日本酒おの恋」の生一本純米吟醸と純米大吟醸に、昨年末に発売を開始した「上撰紅山(じょうせんべにやま)」を追加し、日本酒おの恋販売促進支援事業として割引販売いたします。

日本酒おの恋は小野市産山田錦を100%使用した小野市のブランド酒です。生一本純米吟醸は、甘い香りとフルーティーな味わいで、しっかりとキレのあるお酒です。純米大吟醸は、精米歩合35%で山田錦特等米の甘味、旨味を存分に味わえ、澄んだ湧き水のような飲み易さで女性にも好評です。上撰紅山は、芳醇な香りとまろやかな口当たりで燗酒にすることで香りが膨らみ、晩酌にもってこいの一本です。

実施期間は11月1日から12月31日の2ヶ月間で、市内の指定店舗で購入いただきますと通常価格から割引(生一本純米吟醸、上撰紅山は1,000円割引、純米大吟醸は2,000円割引)いたします。お歳暮などのご贈答は勿論のこと、コロナ禍でのオンライン飲み会や家飲みなど、様々な用途でご活用いただきたいと思います。

3種類の「おの恋」がグラスと共にカウンターテーブルに置かれている写真

日本一の生産量を誇る酒米「山田錦」は、コロナ禍における飲食店の休業や時短営業などの影響もあり販売価格が低迷し、減産を余儀なくされています。まずは多くの方に飲んでいただき、「日本酒おの恋」に親しみと関心を持っていただくことで、山田錦の需要拡大を促進し、酒販業者や生産農家への支援に繋げてまいりたいと考えています。

2021年10月13日(水曜日)

「マイナンバーカード」市民の2人に1人が申請済!

9月25日(土曜日)・26日(日曜日)の2日間、マイナンバーカードの普及促進を目的に、総務省からマイナポイント手続サポーターとして指定された「auショップ小野店」と市がタイアップし、イオン小野店に会場を設け、マイナンバーカードの申請受付を行いました。

イオン小野店でauショップ小野店の店員と申請者がテーブルで向かい合いながら話をしている写真

小野市では、これまでから市役所でのマイナンバーカードの申請受付だけでなく、土曜窓口での申請受付、休日でのコミセン、各町の公民館での出張申請受付など、市民の皆様が申請しやすい環境整備に取り組み、「マイナンバーカード普及促進」を行ってまいりました。

このたびのイオン小野店での申請受付では、市はマイナンバーカードの申請書作成、写真撮影を、「auショップ小野店」の方にはマイナポイントの説明を担っていただき、2日間で合計94人の方に申請いただきました。多くの若い方にも申請いただき、「買い物や携帯電話の相談のついでに申請ができて助かった。」との声をいただいております。

令和2年9月から令和3年9月にかけてマイナンバーカードの申請率が26%伸びたことを表しているグラフの画像

このような取組により、マイナンバーカードの申請率はこの1年間で24%から50%と県下29市中で第2位の伸び率となっており、既に市民の「2人に1人」が申請されております。

マイナンバーカードは、健康保険証としての活用も開始されることになっており、加速していくデジタル化社会に対応していくために必要不可欠なカードになっておりますので、まだお持ちでない方は、是非とも早目の申請をお願いします。

2021年10月6日(水曜日)

ワクチン接種を加速させた「意識改革」と「行動変容」

8月下旬、新型コロナウイルスのデルタ株による感染が急拡大する中で、兵庫県の1日の新規感染者数は過去最高の1000人を超え、県内の入院患者数は過去最高となり、病床利用率も増加の一途で医療体制は逼迫していました。自宅療養者も感染者の実に約6割にのぼり、初めて4000人を超える状況でありました。

そのような中、小野市では自宅療養者を見守り支援する「地域の集中医療施設」、市内小中学校の新学期開始に対応した「学級閉鎖基準」、「教職員の集団接種」、北播磨総合医療センターにおける「妊婦の感染者受け入れ」など、国や県に先んじて市民の命を守るべく市として基本的な考えを示してきました。

一方で、9月上旬のピーク時には市民へのタイムリーな情報提供が望まれるなか、以前より要望し続けております「市町別感染者数の公表」について、県は未だ半月遅れで発表し続けており、“実態との乖離”が改善されず、市民の不安も解消されないままでありました。また、「自宅療養者の情報提供」についても、国から県へ支援充実のため市町村に情報提供を促す通知がなされましたが、県は個人情報保護の観点から主体的には情報提供されず、提供する場合も限定されています。

正確な状況把握は危機管理の大原則であります。必要な情報を迅速に発信することにより市民の「行動変容」に繋がることから、首長の責務として危機の実態と対応策を市民へ呼び掛けてきました。市民の皆様のご理解ご協力のおかげで、当市における感染者数は人口あたりに換算して、北播磨で常に低く、市民全体のワクチン接種にあっては、1回目が約80%、2回目が約75%の方が接種を終えられています。

9月末には4度目の緊急事態宣言が解除されましたが、状況は目まぐるしく変化しています。重要なことは、市民の「意識改革」、「行動変容」を如何に促すかであります。第6波の到来が想定されるなか、危機管理の基本である「悲観的に準備をし、楽観的に対応する」の原点に立ち戻り、今後3回目のワクチン接種も含めて行政と住民が一体となり新型コロナウイルス感染症に立ち向かっていきたいと考えています。

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ファックス:0794-63-6600

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