ため池
ため池って何?
ため池とは、雨が長い間降らない日照りのときでも、池に溜めた水を使って田んぼでお米を作れるように昔の人たちが造ったもので、現在でも貴重な水源として活用されています。
また、ため池は農業用だけではなく、大雨の時に水を溜めることで洪水を防いだり、火事が発生した際には防火用水としての役目を持つなど、地域の防災施設としての役目も果たすとともに、魚や昆虫・植物など多くの生き物のすみかとしても重要な役割を持っています。
平成26年度に改修が完了した沢田池(菅田町)

ため池改修の順序

ため池が老朽化すると、施設が壊れたり水漏れしたりするため、修理を行います。

堤防の古くなって傷んだ土を取り除きます。


新しい土を入れて転圧中です。

改修工事を行い、安全で利用しやすいため池になりました。
ため池の利活用


利活用保全施設として、自然石を用いた親水水路や噴水等を整備しました。また、関連施設として、芝生広場・東屋・便所も整備しました。

近年、ため池は水を溜めておく施設としてだけではなく、広大な水面を利用した太陽光発電パネルの設置箇所としても注目されています。
現在、小野ひまわり公園の東側にある「浄谷新池」では、県の試験事業が実施されており、2種類のフロート式太陽光パネルが設置されています。
浄谷新池(浄谷町)に設置されているフロート式太陽光発電パネル

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更新日:2022年01月26日