弁護士相談の上手な利用法

更新日:2022年01月19日

 日常生活のさまざまな問題を解決しようとする時、法的見地から専門家の助言がほしいと思うこともあります。
 このような場合、法律の専門家である弁護士に相談すると、快刀乱麻で即問題解決とか、ぴったりの回答をみつくろってくださると期待される方もおられます。
 しかし、「弁護士さんの相談に行ったが、限られた時間でききたいことまで話が進められなかった」とか、「状況を適切に伝えられずせっかくの助言が問題解決事案にそぐわないものであった」とかいうこともあります。
 限られた時間で十分に助言や情報を得るには3つのポイントがあります。

1 事前の気持ちや心の整理

大きな問題や悩みに直面すると、心が揺れ動くのは人として当たり前。
「私は何がしたいのか?何を求めているのか?」自分の「心の森」の整理をしましょう。
1人で整理するのは難しいと感じる場合、信頼できる第三者に手伝ってもらうのもいいですね。

2 事前情報収集

法律の基本的な知識を、図書館やインターネットで収集しておきます。

3 相談したいこと、状況のポイントを事前に書き出してメモしておく

例えば熟年離婚の場合で、結婚以来のできごとを時系列で説明していたら現在の問題に至るまでに時間切れになってしまったというようなケースもあるので、ご注意を!
また、状況を整理して書き出していく作業の中で、問題点をしっかり把握できる効果が期待できます。

 今、直面している問題をどう解決していきたいのか、解決のためどのような法律を使うか使わないのか、また、どう使えば効果的かを選択し動いて行くのは相談者ご自身です。
ONOひまわりほっとラインでは、このような事前の整理と仕分けのお手伝いもしております。
どうか、1人で悩まず、まずはご連絡ください。

ONOひまわりほっとライン 0794-62-4110

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