2004年1月~3月分のバックナンバー

更新日:2022年03月16日

2004年1月7日(水曜日)

2004年 新年挨拶

新年明けましておめでとうございます。
皆様お揃いで輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、私が市政を担当させていただきましてから5年間、「変えようおの、変わろう小野市」という理念のもと、市民の皆様の絶大なるご支援をいただきながら行政運営に邁進してまいりました。

市役所とは市内最大のサービス産業と位置付け、市民の目線に立った行政を推進し行政を経営として捉え、行政に求められている「情報公開」や「説明責任」を果たしつつ、個性あるまちづくりに向け各施策を展開しており、さらに、「意識改革なくして行動なし」を念頭に、「何をやっているのかではなく、何をもたらしたのか」という成果を重視した行政経営を進めております。

一方、地方分権が一段と進み、「自己決定」「自己責任」によるまちづくりが一層求められております。これからのまちづくりには市民の参画と協働が不可欠であり、小野市におきましても市民と行政が良きパートナーとして相互に連携を図りながら、まちづくりに取り組んでおります。

大きく変貌を遂げている「小野まつり」をはじめ「きらら通り」でのアダプトプログラム、ひまわりの丘公園における花づくりボランティアなど幅広い分野で参画と協働の機運が高まってまいりました。また、北播磨地域の住民の方々がメンバーとなり、ボランティアなど市民活動を支援し、地域交流を醸成していこうとする「北播磨市民活動支援センター」が昨年発足いたしました。

今後は、それらを基軸としながら来春開館予定の「(仮称)うるおい交流館」を拠点に、市民による、市民のためのまちづくりを一層推進してまいりたいと考えております。
また、現在、多くの市民にとって最も重大な関心事は治安の維持であると考えております。長い歴史の中で日本は「世界一安全な国」とされてきましたが、今ではあらゆるメディアを通して犯罪の急増、予期できない災害の発生などが報じられております。

このような中、安全で安心して暮らせる生活・環境を実現することは何より重要な課題であると考えております。防犯、防災、交通問題をはじめ生活に直結した安全、安心のまちづくりこそ新しい時代が求める理想像であり、その実現を目指し取り組んでまいる所存であります。

本年は小野市が誕生いたしましてから50年という節目の年であります。これまで歩んできた年月を振り返りながら、これからの新しい時代に向け一層の飛躍を市民の皆様とともに誓ってまいりたいと考えております。

この記念すべき年にあたり、まもなくオープンする温泉施設「ゆぴか」、こだまの森公園で整備を進めております本格的なグラウンドゴルフコース、西日本最大級の桜づつみ回廊計画、「(仮称)うるおい交流館」など、主要なプロジェクトに熱き想いで取り組んでまいります。
また、市内各地域と主要な公共施設を結ぶコミュニティバスの試行運行がスタートします。地域に密着した貴重な移動手段として活用されることを期待しております。

今後も、魅力・活力・個性に富んだ「21世紀に雄飛するエクセレントシティおの」の創造に向け、市民の皆様とともに更なるチャレンジを続けてまいりたいと考えております。
より一層のご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。

2004年1月14日(水曜日)

小野市コミュニティバス試行運転開始!

市内をまわるコミュニティバスの試行運転を平成16年1月25日からスタートさせます。本格的に運行するのは、平成17年4月からです。

現在、市内111箇所に停留所を設置し、市役所、市民病院、図書館、ひまわりの丘公園、3月18日オープンの白雲谷温泉「ゆぴか」等の公共施設を巡回する10路線を計画しています。
これまで間、市民の方々もメンバーとなった小野市コミュニティバス運行計画検討会議において様々な議論がなされてきました。

各ご家庭にコミュニティバス時刻表を配布しておりますので、運行内容をご覧いただき楽しい計画を立ててください。
バスは、定員40名の乗り降りのしやすい小型ノンステップバス3台で、本体にはそれぞれ市花の「ひまわり」・国宝浄土寺の裏山に咲く「あじさい」・シベリア方面から飛来する鴨池の「鴨」が描かれています。

愛称は「らんらんバス」で、市民から公募し当検討会議で決定されました。この愛称には、夢を乗せて楽しいことを体験、落ち込んだときには、癒しを運んでくれるバスになってほしいという気持ちが込められています。

運賃は、1回大人100円こども50円乳幼児は無料です。もちろん市民の方でなくてもご利用いただけます。神戸電鉄小野駅には、すべてのルートが巡回しますので、遠方からの来市にも対応させていただきます。

だれもが市内各地域から公共施設に足を運ぶことができ、人にやさしいコミュニティバスになってくれることを期待しています。
また普段は、自家用車をご利用の方もお友達とこのバスに乗って笑顔の輪を広げてみられては、いかがですか。お楽しみに。

2004年1月21日(水曜日)

第2の成人式エイジ・ルネサンス・パーティを開催!

あの桂三枝さんがトーク・コーディネーターを務められ65歳の方を対象とした第2の成人式を開催しました。今年で4回目を迎えました。
長寿社会にあって65歳の方々に、地域社会の一員として幅広い分野で活躍され、いつまでも夢と喜びあふれる「生涯青春」の実践をめざしていただこうと行っています。

運営は、エイジ・ルネサンス事業実行委員会、該当者の代表7名と関係団体の代表3名で構成され検討を重ねてこられました。
パーティのメインである第3部、桂三枝さんのトークショー「サン・ステージ」では「思い出に華、人生に実りあり」をテーマに三枝さんと今回の65歳該当者からの5名によるトークを楽しんでいただきました。

ご承知のとおり桂三枝さんは、昨年に第6代目の上方落語協会会長に就任され、暮れには文化庁の芸術祭賞を受賞されるなど多忙を極めておられるにもかかわらず事業主旨に賛同し第1回目からトーク・コーディネーターとして出演していただいております。

三枝さんならではのトークを聞かせていただきました。と同時に参加された5名の方々からも個性的でユニークな話題が飛び出していました。一体化した会場に自分も参加しているのだなと嬉しくなりました。第1部は、津軽三味線の演奏、第2部の懇親会と琉球舞踊、第3部のチャリティ・ミニ・コンサートも大変盛り上がり予定時間を大幅に超過する程でした。

いきいきとした表情でお帰りになる姿を見ておりますと魅力・活力・個性に富んだ「21世紀に雄飛するエクセレントシティおの」の創造を目指して取り組んだこのエイジ・ルネサンス・パーティが、生涯青春の確かな契機となっていることを確信し、この事業を全国に発信したいと思います。

2004年1月28日(水曜日)

白雲谷温泉「ゆぴか」まもなくオープン!

白雲谷温泉「ゆぴか」オープンまで2ヶ月をきりました。
現在、3月18日のオープンに向け、駐車場、進入路、植栽などの整備を急ピッチで進めています。また管理運営面のチェックも一つずつ行っているところです。

さて、そのオープンに先立ちまして、3月14日と15日の2日間に限り、一日250名で計500名の方々に無料で入浴体験をしていただこうと、昨年末から入浴体験者の募集を行ってきました。
本当にたくさんの申し込みをいただきました。
市内外約15,000人の方から申し込みをいただき、大変な人気をうれしく思います。

待ち望まれている皆様のご期待にお応えするため最善を尽くしたいと思います。
温泉は、鳥取県の皆生温泉、石川県の片山津温泉によく似て、カルシウム・ナトリウムを豊富に含み保温効果に優れた素晴らしい泉質です。

その泉質を最大限に活かすため、檜風呂の大浴槽の「水辺の湯」と岩風呂の大浴槽の「森の湯」にそれぞれ露天風呂を備え、「水辺の湯」の「打たせ湯」「展望風呂」「ミストサウナ」「ジェットバス」、「森の湯」の「歩行浴」「気泡浴」「高温サウナ」「水風呂」など多彩な温浴メニュー、レストランや64畳の休憩室をご用意しています。さらに高齢者や障害を持たれている方が付き添いの家族と入浴できるよう福祉風呂も備えています。

小野市の地下1300メートル、約一万年前の地層から湧出した太古の湯、白雲谷温泉「ゆぴか」まもなくオープン!

2004年2月4日(水曜日)

社高校野球部センバツ出場決定!おめでとうございます。

社高校野球部の皆さん、センバツ初出場おめでとうございます。
創部55年。これまでも様々な大会で諸先輩方の活躍があり、何度か甲子園出場の好機をつかみながら、寸前で惜しくも逃してきたということもあったと思います。
しかし、この度、強豪がひしめく兵庫、近畿での激戦を闘い抜き、センバツ出場を決められました。

保護者、先生、OBの方々をはじめ社高校に関わりのある多くの北播磨、そして小野市の皆様と同様に本当にうれしく思います。
2年前は三木高校がセンバツ出場しました。結果は8対12、後半の追い上げがあったものの、惜しくも初戦を飾ることが出来ませんでした。
今大会では兵庫県北播磨、社高校の校歌が流れることを願っております。

野球、甲子園に限りませんが、強豪校と言われながらも前評判どおりに勝ち進むことは本当に難しいものです。トーナメント戦は一発勝負、勝てば連戦。また思い通り、データ通りにいかないなど、大舞台で勝つことの難しさ、厳しさがあります。
思い通りにいかないのが甲子園。何が起こるか分からないのも甲子園。

大会まであと1ヶ月半。社高校の選手皆さんにはくれぐれも故障などしないよう体に気をつけていただき、そして、目標に向って日々の練習に励んでいただきたいと思います。
小野市在住の主将寺田君(三和町)、三塁手小堀君(河合中町)ら選手皆さんの活躍を期待しております。

甲子園の入場行進曲はSMAPの「世界に一つだけの花」。自分達の野球を存分に…。
応援しています。

2004年2月11日(水曜日)

行列!酒米山田錦パン工房

皆さんは、もう酒米パンをお召し上がりになりましたか。
山田錦パン工房は、大盛況でまだお口にされていない方もあると思います。
このパンは、地元小野市で丹精こめて生産された酒米山田錦を原材料とする全国初の商品です。JA兵庫みらいが開発され小野市が支援しています。昨年の12月28日にひまわりの丘公園内にオープンしました。

開発当初は、皆様のお口に合う商品になるのかアイディアが認められるのかなど考えましたが、試食したときにこれなら大丈夫だと思っておりました。案の定午前10時の開店時間前には、20人以上の行列ができるほどになっています。
お客様は、小野市の方ばかりではなく大阪や名古屋などからも訪れていただき平日は約3時間で週末には約1時間で売り切れるというまぼろしのパンになりつつあります。

パンの種類は、コッペパン、フランスパン、多種の菓子パンなど約30種類です。栄養は、普通のパンに比べてたんぱく質が多くもちもちした食感が人気の秘訣のようです。
小野市の学校給食にも4月から導入するため児童生徒が試食をしたところたいへん好評で4月が待ち遠しいとの声を聞いております。

市内の米の生産量確保から発案された山田錦パンが、このように胸ときめくパンに変身できたことをうれしく思っています。新しい小野市の特産品として全国発信していきます。
ぜひ皆さんも大ヒット商品山田錦パンをご賞味ください。

2004年2月18日(水曜日)

第15回「短歌 上田三四二賞発表会」作品募集中

「子供らが道に描きたる蝋石の線路がしろく月へ伸びをり」
「冬晴れの街の刃物屋硝子戸のなかに鋭き光を充たす」
「マリリンモンローと言ふ名の蘭を飾り置く卒寿の父の木の事務机」

これは、昨年5月に開催しました第14回「短歌 上田三四二賞発表会」一般の部の最優秀作品、上から一席藤田かのえ様(加古川市)、二席北山つね子様(東京都)、そして三席、地元小野市本町在住の井上初子様の作品です。
現在、来る5月22日(土曜日)開催予定の第15回「短歌 上田三四二賞発表会」の作品募集(2月28日〆切)を行っています。

この賞は、平成元年に逝去された歌人上田三四二氏の数々の功績を称えるとともに後世に伝え、「こころの豊かさ」を大切にするハートフルシティおのを推進するための代表的なイベントとして平成2年に制定しました。

以来、「短歌のまち 小野」を発信すべく、全国規模の発表会を毎年開催しています。
北は北海道、南は沖縄、遠くは台湾、フランス、タイの海外からも、短歌を愛好する多くの皆様から作品が寄せられています。昨年は4,513首が寄せられました。第1回から第14回までを通算しますと約3万8千首となります。

そして今年の発表会は第15回という節目の年を迎えます。また、市制50周年という年でもありますので、昨年を上回る数の秀作、力作をお寄せいただき、皆様方ご参加のもと盛大に開催したいと考えています。

また当日は、名誉ある日本芸術院会員であります馬場あき子氏(現代歌人協会理事、朝日歌壇選者)の記念講演「今日の短歌」も予定しています。
皆様の夢・希望・願いなど様々な想いが凝縮された三十一文字。お待ちしております。
詳しくは、市のホームページ(教育委員会のページ)をご覧ください。

2004年2月25日(水曜日)

チェックそしてアクション、新年度へ

先日、新年度当初予算案の記者発表を行いました。皆様方は既に新聞でご覧になられたと思います。
「安全・安心のまちづくり」「参画と協働のまちづくり」「子育て支援のまちづくり」の重点施策を盛り込んだ総額378億6,100万円(対前年度比7.1%減)です。そのうち一般会計は185億7,000万円で、対前年度比10.5%減の過去最大の減少率となっています。

ここ数年、景気が低迷する状況の中、白雲谷温泉「ゆぴか」の整備をはじめ道路・下水道整備など積極的な投資事業を行い一定の成果を得たことから、地域巡回パトロールや小・養護学校・幼稚園の警備員配備、地域コミュニティ活動支援、育児ファミリーサポートセンター開設などのソフト事業重視の予算へ方向転換を図りました。

来月1日から開会される定例議会に提案しますが、これからのまちづくりは市民の皆様の参画・協働なくして進まないと考えています。市としても市民ニーズを的確に把握し市民満足度の向上にさらに努めていきたいと考えています。

さて、この新年度予算案の発表と時期を同じくして、今展開している「方針管理制度」、その中で掲げる事業等の達成目標の成果を問う頃となりました。毎年この期末に、その評価を行うことにしています。
平成11年度に、仕事の仕組み・システムとして「方針管理制度」をスタートさせました。

各部門、各職員が方針・達成目標・実践項目・期限を定め、プラン・ドゥ・チェック・アクション(P・D・C・A)のマネジメントサイクルを展開させ、結果とプロセスを評価する仕組み・システムです。
そして、その評価結果により、賞与時にインセンティブ給を加点主義で支給しています。

各部門、各職員が掲げる目標は様々です。また、その成果も、目に見える成果と見えない成果があります。
この一年間、何をもたらし、何を成し得たか。この時期にキッチリとチェックを行いたいと思います。新年度へつなげるために…。

2004年3月3日(水曜日)

ひまわりの丘公園内にパレットガーデン!

ひまわりの丘公園内のパレットガーデンをご存知でしょうか。
この名は、葉色と花の色が絵の具で描く時のパレットのように四季を彩るような庭になるようONOガーデニング推進委員会が、検討され名付けられました。庭はボランティアの方々に管理していただいてます。それぞれのガーデンをご紹介します。

まずシュラブガーデンは葉と花の調和を楽しんでいただきます。
庭に欠かせないのが、葉の存在でこのガーデンは、花が終わっても庭を楽しめるようカラーリーフを背景に、毎年楽しめる宿根草や色とりどりの一年草を使い庭が仕上がっています。
カラーリーフは、赤みを帯びた葉や白っぽい葉、黄や斑入りの葉など多種多様です。葉色の色彩は、心を和ませてくれること間違いなしです。

次のドライガーデンは、兵庫県産の溶岩石により築山を作り、乾燥に強いスナゴケや多肉植物を植えたガーデンです。ローズガーデンは、名前のとおりイングリッシュローズやオールドローズなどで色を考え植栽された散歩道になっており、ガゼボ(見晴台)では、ローズの香りに包まれてひと休みすることが出来ます。最後のキッチン&フルーツガーデンは、周囲にリンゴの生垣などの果樹や実の成る木を植樹しています。

そして菜園は、色とりどりの季節の野菜や香しいハーブを楽しんでいただくガーデンです。これらの庭は、ONOガーデニング推進委員会で検討いただきコーディネイトを小野市在住の推進委員長が務めてくださり、立派に完成しています。もうご覧になった方もあるとは思いますが、この度看板も設置され皆さんにお知らせできるようになりました。

あなたもパレットガーデンでお気に入りの場所を見つけてください。

2004年3月10日(水曜日)

3月18日オープン!白雲谷温泉「ゆぴか」

いよいよ白雲谷温泉「ゆぴか」が3月18日にオープンします。
遥か1億年の時を越えてその地下1300メートルの深層からの恵みです。
以前にもお知らせしましたが、温度、成分、量ともに優れた泉質で、鳥取県の皆生温泉や石川県の片山津温泉に似てミネラルを豊富に含んだ保温効果の高い温泉です。

風の声が聞こえる高台のこの温泉には、雲をイメージした案内モニュメントを通りオリーブの木に案内されながら坂道をゆっくり登って行きます。
玄関には、こもれびの回廊をくぐり抜けて向かいます。
昼間は、太陽の光りを夜は、幸運の光を受けて体の持つパワーを蘇らせてください。

いよいよ「水辺の湯」「森の湯」へご案内します。まず「水辺の湯」は、露天では打たせ湯、展望風呂など、室内は檜風呂でジェットバスや源泉風呂等があります。「森の湯」は、パンフレットの表紙に載せている岩風呂です。ありのままの森を眺めながらの露天の歩行浴、気泡浴など多彩な温浴メニューを設け、さらに高齢者や障害を持たれている方が付き添いの家族と入浴できるよう福祉風呂も設置しました。もちろんゆらぎの間で瞑想に耽ることや休憩室でお友達との会話を楽しむこともできます。

会館時間は、午前10時から午後10時(受付は午後9時まで)です。
休館日は、毎週火曜日です。使用料は、大人600円小人300円です。
昼と夜の景色の趣がまるで違う事も他の温泉にない見所かもしれません。
湯に身をあずけこのやすらぎの別天地であなたの心を開放してください。
お帰りの際には、ご満悦の微笑みがきっとこぼれる事でしょう。

2004年3月17日(水曜日)

県下初!「成人式大賞2004」に入賞

今年1月12日に開催した小野市の成人式が、新成人研究会主催(審査委員会委員長寺崎昌男東京大学名誉教授)の「第4回成人式大賞2004」(文部科学省後援)において奨励賞を受賞しました。兵庫県下ではじめての入賞となります。
実行委員の皆さんをはじめ今年成人を迎えた皆さん本当におめでとうございます。

全国各地で成人式の意義について問われていますが、小野市では平成12年度から、若い力18人の成人式実行委員会を中心に、小野市独自の会場参加型の新しいスタイルの成人式をつくりあげようと取り組んでいます。
今年の成人式も会場全体が一つになり盛大に開催され、知恵を絞り工夫を凝らした、まさに参画と協働の手作り成人式でした。

受賞理由にもありますように、「若者よ夢を持とう」というテーマを掲げ、成人式を長い人生のスタートとして夢・目標を持って生きていくことをアピールし、第1部を映画「踊る大捜査線」を参考に、市長(私)を署長、パネリストなどを捜査員に見たてたストーリーをもとにした新成人によるユニークなパネルディスカッション、第2部を思い出のビデオ・恩師からのビデオレターなど、第3部を「恩師を囲む同窓会」とするバランスの取れた構成にし、PRのためのホームページの開設や協力金を捻出するため地元企業を回るという全国的にも珍しい試みなど、行政がつくるのでなく、成人を迎える若者達自らが主体性を持って取り組み、皆が参加できる成人式であったところが高く評価されたと思います。

これからも、この成人式が若者達の将来の至福への第一歩となることを願い、またオンリーワンの成人式であってほしいと思います。

2004年3月24日(水曜日)

いつも「ひまわりの丘公園」をご利用いただきありがとうございます

最近、桜が咲きはじめ、いよいよ春といった感じがします。
さて、この前の日曜日「ひまわりの丘公園」に立ち寄りました。それは、それはすごい人出で、ゴールデンウィークに有名な観光地へ行ったかのような雰囲気でした。

公園で遊ぶ親子連れや「サンパティオおの」「オースト」の買い物客で賑わい、駐車場も満車状態で車も減ることなく次から次へと入れ替わり立ち代り入ってきていました。昨年末にオープンした「山田錦米パン工房」には長い行列ができ大変な人気ぶりでした。一方、公園内の花が少しさみしく感じましたが、これから綺麗な花を咲かせてくれるそうで楽しみです。

またこの日は、国務大臣の井上喜一衆議院議員とお会いする機会があり、是非とも公園に立ち寄ってくださいとお誘いし、お忙しい中見学していただきました。井上大臣もこの賑わいぶりをご覧になられ大変喜んでおられました。反面、他の地域に影響が…と。
公園もオープンして2年。市民の皆様をはじめ多くの方々に連日ご利用いただき大変うれしく思っております。ありがとうございます。

2月末時点の来客者数も昨年度末を上回る状況で、一日の平均来客数で比べますと、「ひまわりの丘公園」は2,300人に対し2,560人、「サンパティオおの」は700人に対し940人、「そろばん亭」は200人に対し220人となっています。オープン一年目の「オースト」の一日平均来客数は150人となっています。

中でも「サンパティオおの」は昨年度末に比べ3割も増え大盛況です。これも、新鮮で安心できる食品をと、JA兵庫みらいの関係者をはじめ市内の農家の方々が朝早くから新鮮な野菜など出荷し、しかも低価格で販売、さらに、生産された方々の写真やコメントを掲示し、商品には生産者名を明記するなどお客様の信頼確保に努められておられるからだと思います。

18日には、待望の「白雲谷温泉『ゆぴか』」がオープンしました。こちらもお客様第一を考え、皆様に喜んでご利用いただけるよう努めたいと思います。
皆様には、「ひまわりの丘公園」と同様、「白雲谷温泉『ゆぴか』」へのご来場、心からお待ちしております。

2004年3月31日(水曜日)

桜づつみ回廊 大木の桜を夢見ています!

春は、出会いと別れの交差する季節です。市内の中学生も卒業式を終えそれぞれの道へスタートを切りました。私も卒業式にメッセージを送りその前途を祝したところです。また、就職される方にとっても新しい生活に向け心躍らせておられる時期でしょう。それを見守ってこられたご家族の方々もこの上ない喜びを感じておられることでしょう。

小野市が、加古川左岸4キロメートルにわたる桜づつみ回廊事業を計画しオーナーの受付をしていることは前にもお伝えしたと思いますが、これまで申し込みをされた方々の多くは、人生の記念を祝して購入されています。中には、座右の銘と共に人生を歩みたいと願って申し込みをされた方もあります。

市は、申し込み時に40字以内のメッセージをお聞きし刻印したプレートをその桜に設置したり病害虫の駆除などを行います。
オーナーの方々には、木の周辺の除草や清掃をお願いし市民参画型の桜づつみ回廊にしたいと考えていますのでコミュニティの場としても最適な場所になるだろうと確信しています。

桜の種類は、ソメイヨシノ、シダレザクラ等で早咲き遅咲きの桜を区間を決めて植樹する予定です。今年度は桜前線で知られているソメイヨシノを130本植樹し、16年度はシダレザクラ等を植え整備しようと考えています。総植樹本数は4キロメートルに1000本です。
毎年美しく開花する桜が、今の喜びや決意などをあなたの心によみがえらせてくれます。桜の成長をあなたの楽しみの一つに加えられては、いかがですか。

明日は4月1日。新年度スタートです。「安全・安心のまちづくり」「参画と協働のまちづくり」「子育て支援のまちづくり」を重点施策に掲げ、皆さんが住んで良かったと思えるまちの実現をめざし全力で取り組んでまいります。ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

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