2024年10月~12月のバックナンバー

更新日:2024年12月31日

2024年12月25日(水曜日)

「2024年小野市10大ニュース」が決定しました!

2024年も残すところあと6日となりました。今年の小野市10大ニュースをお知らせします。

1年間ご愛読ありがとうございました。次回の掲載は1月1日元旦(水曜日)です。
皆様、よいお年をお迎えください。
 

2024年12月18日(水曜日)

匠が照らす希望の光~タクミナリエ2024イルミネーション~

12月6日(金曜日)、小野工業団地の小野ひまわりホテル周辺やメインストリートで開催される「タクミナリエ2024イルミネーション」の点灯式が行われ、約10万個のLEDを使用した800mにわたる美しい光の回廊が、夜の匠台に浮かび上がりました。

小野工業団地と小野流通業務団地の39事業所でつくる小野匠工業会が主催し、今年で5回目を迎えますが、新型コロナウイルス感染症に立ち向かわれている医療従事者の方々に、感謝の気持ちを伝えようと2020年から始められ、コロナ禍を乗り越えた今も「未来への希望と夢のともしびとなるように」と継続されています。

開催期間は、12月6日から1月10日まで。点灯時間は、午後5時から10時まで。多くの方々に幻想的なイルミネーションを楽しんでいただき、良い年末年始を迎えていただきたいと思います。
ホテル宿泊券などが当たる“フォトコンテスト”の作品も募集されています。
 

2024年12月11日(水曜日)

第11回小野ハーフマラソンを開催!

12月8日(日曜日)、晴天でマラソンにとって絶好のコンディションの中、「第11回小野ハーフマラソン2024」を開催し、ハーフの部過去最高申込者の4,319人を含む全国から約5,500人(前回からの連続参加率は4割超)のランナーが小野市に集結しました。

12月1日に小野市制70周年を迎えたところであり、10年前の市制60周年記念時に初開催した小野ハーフマラソンも今年で第11回目を迎えました。今年も阪神タイガースやオリックス・バファローズの選手に加え、2年連続で大会会長の赤星憲広さんもランナーの皆さんと一緒に走られ、また、小野市出身で北京五輪代表の小林祐梨子さんやジャカルタアジア競技大会銀メダリストの野上恵子さんにもゲストランナーとして、大会を大いに盛り上げていただきました。
 

ランナーの皆さんがケガや事故もなく自己の目標に向かい、マラソンを楽しまれる様子を見て、大会運営に携われた市スポーツ協会をはじめ、1,000人を超えるボランティアスタッフの方々には、ランナーへのサポートや沿道からの応援などの取組に深く感謝を申し上げたいと思います。まさに「記録だけでなく、記憶に残る大会」として、来年も"冬のおの恋"「第12回小野ハーフマラソン2025」で皆さんにお会いすることを楽しみにしております。

2024年12月4日(水曜日)

未来に誇れる小野市に向けて~市制70周年記念式典~

12月1日(日曜日)、「小野市制70周年記念式典」をうるおい交流館エクラにて執り行いました。オープニングでは70周年記念ビデオ上映に続き、夏の風物詩となった“小野まつり”を彩る「おの恋おどり演舞」が披露されると、会場の雰囲気が一気に盛り上がりました。

若手職員たちが創意工夫を凝らし、音と映像とリアルな迫力にこだわり、画一的な式典と一線を画したものを自らで創り上げました。形式的な式辞は行わず、「小野市の未来に向けたメッセージ」と題して、年表と懐かしい写真をスクリーンに投影しながら小野市の70年の歴史を会場の皆さんと振り返り、当時の思い出に浸りました。

表彰式では、功労表彰として自治や文化、社会、産業で功績顕著な方、また、善行表彰として市民の模範となる善行をされた方など、長年にわたり、市政に対してご貢献いただいた73名を表彰しましたが、5部門の代表者への授与と簡略化しつつ、そのご労苦に対し、市を代表して、深く敬意と感謝の意を表したところです。

記念事業として実施した過去最大のプレミアム率50%「おの恋らっきゃプレミアム商品券」(令和7年2月28日まで利用可)をはじめ、前日の映画祭「ゴジラ-1.0(小野市と同じ70周年)」や新感覚体験「お絵描きデジタルミュージアム(描いた絵がスクリーンで動き出す)」も家族連れなど来場者が途切れることなく好評で、多くの方々と共に70周年を祝うことができたと感じています。

市制施行以来、小野市の発展にご尽力を賜りました先人の方々の叡智とご努力に対して敬意と感謝を表すると共に、この節目を更なる飛躍の出発点として「未来に誇れる小野市」を築いてまいりたいと考えておりますので、今後とも、市民の皆様方の温かいご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 

2024年11月27日(水曜日)

株式会社エフピコと資源循環の促進に関する連携協定を締結!!

11月14日、小野市役所にて家庭から出る使用済み食品トレーのリサイクルを推進し、プラスチックごみを削減するために、食品トレー製造最大手の株式会社エフピコと「資源循環の促進に関する連携協定」を締結いたしました。

株式会社エフピコは、県と市の共同事業で開発した「ひょうご小野産業団地」において、昨年1月に食品容器の新工場と配送拠点となる「関西工場・ハブセンター」を開設され、さらに本年10月には使用済み食品トレーのリサイクルに欠かせない選別作業を行う「関西選別センター」を整備(全国11カ所目)されました。

今回の協定締結に先立ち、10月にエフピコ、兵庫県、小野市及び市内小学校が連携し、児童たちがデザイン案(鴨池のカモをモチーフ)を考えて作成した市独自の「オリジナルエコトレー」が完成しました。最終デザインは、市内在住の漫画家である埜納(ののう)タオさんに仕上げていただき、既に11月14日から市内食品スーパー6店舗での使用・流通が始まっております。

小野市の将来展望を示す「小野市総合ビジョン」の現行計画最終年度の2030年に向けて、食品スーパーだけでなく市役所庁舎にも使用済み食品トレーの回収ボックスを設置し、資源循環に関する出前講座や工場見学で協力するなど、トレー回収率を35%に引き上げるのを目標としおり、現在協議中の新たなクリーンセンター整備計画に合わせて、市内のゴミ年間焼却量を約10トン(温室効果ガス28トン)削減させるなど、「目に見える成果」を追求したいと考えています。

本協定の締結は、ゴールではなくこれからがスタートであり、「無関心から関心」へと大きく舵を切る第一歩として、市民の皆さんにはプラスチックを「資源」として改めて認識いただくと共に、産官学が一体となって資源循環を促進するなど循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります。
 

2024年11月20日(水曜日)

進化し続ける職員研究発表会!

先日、21回目を迎える「小野市研究発表会」を開催し、自主研修としての取組んできた職員達が各々の研究成果を発表しました。

今回のテーマは、市制70周年記念「小野市の持続可能な未来に向けたメッセージ」「能登半島地震における緊急消防援助隊としての活動報告及び今後、この経験をどう活かすか」「歴史を活かしたまちづくり~小野市文化財保存活用地域計画が出来ました~」「TikTokを未だに『若者がダンスするやつ』と思っている方へ」でしたが、ジャンルが異なり、それぞれ発表レベルも高いなかで、審査は難航しました。

共通してプレゼン能力や画面上の表現力が非常に高いところは、審査委員で兵庫大学現代ビジネス学部長の松本茂樹教授も評価されています。加えて、自分達の研究内容を多くの人に知ってもらおうと「熱意」や「夢」が伝わってくる発表であり、テーマの分析や課題抽出が徹底的になされ、様々な提案が繰り出される展開を見て、これまで積み上げてきた発表会の更なる進化を感じたところです。

今回、研究のために職員を全庁的に募集し、取組んだチームもありました。「他部署の方からアドバイスをもらった」「自分の職務外の事を教えてもらった」など、組織の枠を超えた「知識の習得」や「業務遂行能力の向上」もこの発表会の目的であります。それらは、プレゼンター(発表者)のみならず発表を聴いたオーディエンス(観衆)にも波及していき、更には市民を顧客と捉えた「顧客満足度志向(CS)」を追求した行政サービスの向上に繋がることを期待します。
 

2024年11月13日(水曜日)

選挙事務改革への挑戦は続く~衆議院議員総選挙~

小野市では選挙事務の改革(イノベーション)に平成19年7月の衆院選から取り組んでおり、今年で17年目を迎えます。実施する前は夜中までかかっていた開票事務が、今では県内トップレベルの早さで行えるようになっております。

開票事務は、「公平性や正確性」は言うまでもなく、「迅速性」を合わせ持ち、毎回従事する職員が目的意識を持って臨むことが重要であります。そのうえで手法としては、開票システムや投票用紙自動読取分類機の導入、従事者の運動靴とゼッケン着用、作業台のかさ上げによる作業効率の向上など、毎回の業務の検証と改善を繰り返してきたところです。

先日行われた衆議院議員総選挙では、小選挙区が22時10分、比例代表区が22時20分、そして最高裁判所裁判官国民審査が22時20分開票終了を目標として臨みました。円滑な開票を実施するため3つのセクションに分けて人員配置を見直し、候補者名などを振り分ける読取分類機を増設し、その後、目視で再確認をする点検係や記載内容を判別する審査係を増員するなど、多数の票を迅速、確実に処理できる体制を整えた結果、目標時刻より早い22時05分(小選挙区)、22時13分(比例代表区)、そして22時16分(国民審査)に開票を完了することができました。

大事なことは、職員が共通認識を持って取り組み、開票事務をミスなく迅速に終えたことであり、早朝からの投票事務で疲れている状況において、集中力を切らさずに従事した職員全員を労いたいと思います。
次回の11月17日(日曜日)投開票の兵庫県知事選挙においても、選挙事務改革への挑戦は続いてまいります。
 

2024年11月6日(水曜日)

令和7年度予算編成指示会議を開催!

令和7年度の予算編成を行うにあたり、小野市総合ビジョン及び総合戦略に掲げる将来像「愛着と誇りを育み 未来に飛躍するまち」の実現に向け、管理職を対象とする指示会議を開催しました。

会議では4つの基本的な考え方を示し、一つは、若手職員育成(OJT)を含め徹底した議論を重ねるなどの過程を重視する「プロセス管理」。二つは、小野市の将来を見据えた洞察力とオリジナリティある施策を立案する「新たな視点と発想」。三つは、物価高騰や人件費の増加を考慮した事業継続や廃止等の検討する「リストラクチャリング(再構築)」。四つは、言うまでもなく「財源(歳入)」であり、一人ひとりが補助金制度の活用などコスト意識を持つことです。

次年度は、政策の4つの柱として、「市民力を活かす地域づくりの推進」、「子育て支援・教育環境の充実」、「安全・安心に暮らせるまちづくりの推進」、「未来ひろがるまちの創造」を掲げて重点施策を展開しますが、市独自で定めた財政指標のガイドライン「基金残高70億円の維持」、「実質公債費比率10%以下」、「将来負担比率30%以下」を堅持し、持続可能な財政基盤を確立してまいります。

ご承知のとおり、小野市は「行政も経営」と捉え、より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供するかを追求するなかで、真に市民が何を求めているのか常に反芻しながら、改めて予算編成を通じて政策議論を深めてまいりたいと考えています。
 

2024年10月30日(水曜日)

おの恋楽市楽座が開催されました!!

10月19日(土曜日)、20日(日曜日)、うるおい交流館エクラ周辺にて地域産業の魅力を五感で体験する「おの恋楽市楽座」が開催され、97団体、145ブースが並び、2日間で約4万8千人の来場者で賑わいました。

前日の18日(金曜日)には、市民交流ホールにて企業間交流が行われる「異業種交流会」が開催され、北播磨を中心とした81社の企業が集まる中、来賓としてお招きいただき久しぶりにビジネスのお話をいたしました。その際にお出会いした事業者をはじめ、会場には、地場産品やグルメ、企業展示コーナーなどの出展があり、多種多様な業種のブースが集まりました。
 

また、同時開催の「おの恋フラワーフェスタ」では、園芸教室の寄せ植え作品展等が行われ、小野市長賞のプレゼンターをさせていただきました。受賞作品を拝見するなかで、酷暑の中、思いを込めて育てられた色鮮やかなサンパチェンスに感銘を受け、表彰式後の帰る間際にビオラのポット苗を購入し、入賞された方々に負けじと少しばかりですがガーデニングに精を出しているところです。

地場産業の振興など地域活性化のためには、イベント等の「ことおこし」、物づくりの「ものおこし」、それらを支える「ひとおこし」であり、これらが三位一体となって「賑わいづくり」となり、「賑わいづくり」が「誇りづくり」となり、その「誇りづくり」が郷土を愛する「愛着づくり」へ繋がっていきます。この「3つおこし」と「3つづくり」を象徴する「おの恋楽市楽座」を起爆剤として、小野市の産業がますます発展していくことを願っています。

2024年10月23日(水曜日)

観光PRキャラクターに「おのののか」さん!

観光、地場産品、ふるさと納税など小野市の魅力を発信する「だから おのなのか」キャンペーンを10月18日から3月31日まで開催するなか、そのPRキャラクターに就任いただきましたタレントの「おのののか」さんの表敬訪問を受け、小野市について対談いたしました。

本キャンペーンでは、「おの(小野)なのか」と「おのののか(さん)」という語感を重ねて、シンプルかつインパクトあるキャッチコピーで、小野市を印象付けております。おのののかさんは、「私の名前がきっかけにお仕事をいただいたのは驚きましたが、選んでいただいたからには『だから、おのなのか』をしっかりと皆さんにお伝えしたい」と、意気込みを話してくれました。

また、午前中に訪れたひまわりの丘公園については、「普段、子どもと過ごす公園を探していますが、この公園の大型遊具は私も一緒に遊びたいと思いました」と感動され、撮影予定のご当地グルメ「おの恋ホルモン焼きそば」の話題では、お酒がお好きであるとのことから、小野市産山田錦の日本酒「おの恋大吟醸」をお贈りすると共にメディア取材でもPRしていただきました。

そのほかにも市内各所の観光地を巡る「おのののかさん体験記録」や、ふるさと納税を紹介する「返礼品特設サイト」、PRポスターの掲示など多種多様なコンテンツを予定しており、おのののかさんと連携して小野市の魅力を発信していくことで、もう一度、小野市の良いところを再発見すると共に、多くの方々に小野市を体感していただきたいと考えています。
 

2024年10月16日(水曜日)

おの恋「らっきゃプレミアム商品券」発売開始!!

10月1日から第6弾となるおの恋「らっきゃプレミアム商品券」をイオン小野店及び市内各郵便局、小野商工会議所にて販売を開始しました。

この度は、市民の生活支援や市内商業者の経済対策、そして市制70周年記念事業とし“過去最高のプレミアム率50%”となるプレミアム商品券を発売しましたが、当初の予定冊数50,000冊に対して過去最高の75,473冊(26,654人)の予約申込がありました。予定冊数を大幅に超過したため追加増刷もしましたが、申し訳ございませんが3冊ご予約された方は2冊に冊数調整させていただきました。

販売初日の10月1日には、イオン小野店に商品券購入のために携帯電話や購入引換券を手に持たれた多くの方で長い列ができました。早速プレミアム商品券で食料品等を購入された方もおられましたが、多種多様な412店舗(10月11日現在)で使用することができますので、この機会に利用したかった店舗がきっと見つかると思います。(詳細な利用可能店舗については、小野商工会議所HPで確認ください)
 

購入期間は令和7年1月31日(金曜日)(※現金のみでの購入)まで、利用期間は令和7年2月28日(金曜日)までとなっておりますので、お間違えの無いように確認いただき、何かと物入りとなる年末年始などでご利用いただければと思います。

2024年10月9日(水曜日)

人口100人当たり職員数が県内最少!

令和6年度における県内各市の職員数の状況が集計されましたが、小野市の消防、病院職員を除く職員数は合計262人で、人口100人当たりの職員数が0.557人となり、昨年度に引き続き県下29市中で最少となりました。

持続可能な社会を構築するため地方自治体に求められる役割は多様化しており、一般的に職員数の削減することは困難であります。今回の結果は、民間委託やデジタル化、業務効率を向上させる職員の意識改革を促進し、給与を下げずに総人件費を抑えるなど、単に人数を減らすことではなく、先手管理でより少ない人数で役割・機能を落とすことなく成果を出す仕組みを構築してきた成果であると考えています。

このように健全財政を維持しつつ、顧客満足度志向を徹底し、少数精鋭で市民サービスの向上に取組んでいますが、小野市をもっと住みやすい街にしたい、来年から小野市で働きたいという意欲的な方には、職員募集のご案内をさせていただきます(10月実施採用試験の受付は10月14日(月曜日)まで)。「より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供するか」の理念のもと、小野市の発展のため共に勤務いただける方をお待ちしています。

2024年10月2日(水曜日)

議員定数削減に係る条例改正案について

9月定例議会において、二つの会派(市民クラブ・公明党)から「議員定数を16から14に削減する」議案が提出されました。進行しつつある人口減少社会にあって、先手管理で議員自らの発議により協議がなされました。今回の議案に対してわかりやすく整理すると、ポイントは4つに絞られると考えます。

1つは、小野市における人口比、面積比における議員数は、近隣市と比較し多い状況であること。

北播磨地域のおける議員数等比較表(R5.4.1)

  議員定数 議員一人当たりの人口 議員一人あたりの面積
小野市 16人 2,900人 5.8㎢
三木市 16人 4,600人 11.0㎢
加西市 15人 2,800人 9.8㎢
加東市 16人 2,400人 10.1㎢
西脇市 16人 2,400人 8.2㎢

 

2つは、小野市における多様な広聴の仕組み(市長への手紙等)や情報化社会の進展により、議員を介さずに自治会や市民の声を受け付け、文書で回答する仕組みが確立されていること。

3つは、加東市のアンケート結果では、「削減すべき」との回答が約8割あり、11月の臨時議会において議員定数を14名に減らす方向で進められようとしていること。人口規模や議員定数も同じ本市においても必ずや直面する課題であります。4つは、決して「無関心」であってはならないということ。近隣の状況を踏まえスピード感を持って我が事として考え議論することが、市民からの付託を受けた議員の仕事に対する姿勢であると考えます。

9月30日、当該議案は「継続して議論」と議決とされましたが、加東市議会の新聞記事が掲載されてから3ヶ月という民意を聴く時間が充分にあり、また今期定例会においては会期を延長し33日間もの議論する日数がありながら、議会として「継続して議論」するとされたことに対して疑問に思うところです。審査を付託した委員会の可決結果に反してまで、本件を継続審査とした議会の今後の対応如何では、理事者側から別途議案を提出する考えもお伝えいたしました。

ただその本質は、単に人数を減らすことではなく、より少ない人数で役割・機能を落とすことなく成果を出すかにあります。人口100人あたり0.557人という県下最少の職員数で業務遂行を行い、副市長を2名から1名体制とするなどの市の取組は、単にコストカットを意味するものではなく、仕事のやり方に対する考え方を変える「意識改革」こそが真の目的であります。

「より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供するか」、それは行政だけでなく市政の一翼を担われている「議会」においても同様であり、議会の機能、果たしうる役割をより少ない人数でどう成し遂げるか議会の力量がより一層問われるものであり、20年、30年先を見越して持続可能な社会の構築に向けての「決断」が求められているものと感じたところです。