2024年4月~6月分のバックナンバー

更新日:2024年05月14日

2024年5月8日(水曜日)

連合区長会総会に出席~アカウンタビリティを果たす~

先月の26日、うるおい交流館エクラホールにて市内79自治会の区長(自治会長)が年に1回、一堂に会する「小野市連合区長会総会」に今年度も来賓として出席したところです。

この総会では、毎年、市長自ら主要事業や財政状況等のプレゼンテーションを行い、「小野市の行政経営とは何ぞや」と、今年から区長になられた方にもわかりやすくレクチャーさせていただいています。つまり、単なる区長と行政の顔合わせの場だけでなく、市政運営について市長自らが行政のアカウンタビリティ(説明責任)を果たす場となっております。

中でも市と自治会をつなぐ「小野市の広聴システム(市長への手紙等)」においては、道路の舗装や拡幅、防犯灯の設置など地域で集約頂き、要望活動を積極的に行っていただくことをお願いしたところです。それらの要望は市長自ら全て確認し、担当課から原則として2週間以内に回答し、スピード感をもって市政に反映する仕組みを説明したのち、各自治会にはターゲティング(目標の明確化)を持った自治会活動を行っていただくように申し上げました。

市制70周年という節目の年にあって、本総会で区長会も新しい体制となりましたが、引き続き市と自治会の協力体制のもと、共に「小野市の未来を築く」取組を進めてまいりたいと考えております。
 

2024年5月1日(水曜日)

令和6年度第1回兵庫県市長会に出席

4月18日に、神戸ポートピアホテルにて開催されました「令和6年度第1回兵庫県市長会総会」に出席しました。

兵庫県市長会は、県内29市の市長で組織されており、各市間の連絡協調を始め、市政に関する調査研究を行うことにより、各自治体運営の向上と発展に資することを目的に活動しております。今回の総会では、国及び県への要望事項の協議を始め、私も役員選任特別委員会の委員長として今年度の役員選任についてご提案させていただくなど、多くの議事について首長間で意見が交わされました。

市長会では春と秋に要望活動を行っており、最初に各市からの議案を「ブロック副市長会(本市は東播・北播・淡路ブロック)」で集約され、次に「兵庫県副市長会」で絞り込まれます。その後、「兵庫県市長会総会」で協議、決定され、県要望は本会会長から県知事や県議会議長へ、国要望は「近畿市長会」を経て「全国市長会」で取りまとめ、国会や政府機関等へ働きかけていきます。

本会は県内29市の首長が集まって協議ができる数少ない場でありますが、各市の市政に関する情報交換の場でもあります。それぞれが持つ現状や課題などを情報共有するなかで、看脚下、今一度わがまちを見直すと共に、市長会が一丸となって国や県に「モノ申す」組織として呼びかけつづけることで、更なる地方自治の発展につながるものと考えております。
 

2024年4月24日(水曜日)

更なる防火防災意識の高揚に向けて~令和6年度小野市消防大会開催!~

4月14日に、快晴のもと「令和6年度小野市消防大会」をうるおい交流館エクラにて開催しました。

第1部は、エクラ南の園路にて、小野中学校吹奏楽部の演奏に合わせて消防車両10台、消防団員及び消防職員総勢371名による力強い分列行進を観閲いたしました。颯爽と走る消防車両や毅然と歩く消防団員などを写真撮影されるなど、家族や地域の方々も見学に来られていました。

第2部は、会場をエクラホールに移し、永きにわたり「地域防災のリーダー」として地域消防活動に精励された団員をはじめ、同活動をサポートされてこられた家族の方々などに対し、その功績に感謝の意を込めて表彰しました。消防団は、火災や災害時のみの活動だけでなく、女性分団等による防火・防災への広報、啓発活動や、住宅用火災報知器の普及や点検の呼びかけなど、地域ぐるみで市民の意識高揚に努められています。

そのような中、新年に発生した能登半島地震を始め、阪神淡路大震災から実にこの29年間で震度7クラスの大地震が5回も発生しており、各地震の間隔は7年±2年となっています。2029年から2033年の間に日本のどこかで大地震が起こるかもしれず、そのためにも危機管理の基本である「悲観的に準備し、楽観的に対応する」を念頭に、消防や警察、自衛隊、自治体が一層の連携強化を図り、有事の際に対応できる体制づくりを構築しているところです。

地域における減災対策には、自治会を中心とした自主防災組織や消防団の活動など、“自助・共助”といった「地域防災力」が鍵となってきます。まさに、日頃から地元で活躍されている消防団員の役割は益々重要なものとなっており、その取り組みにより更なる「防災意識の高揚」「災害に強いまちづくり」につながっていくことを期待します。
 

2024年4月17日(水曜日)

更なる交通事故防止に向けて~一斉交通街頭立番実施~

4月8日月曜の朝、小雨で通勤時間帯の交通量が多いなか、小野市役所前交差点にて交通街頭立番を行いました。この取組みは、「春の全国交通安全運動」(4月6日から15日までの10日間)の一環として市内主要交差点で実施し、市・警察・交通安全協会、事業所等が一緒になって、市民の皆さんに交通安全を啓発するために継続しております。
 
小野市における交通事故の状況は、令和5年中の人身事故が138件(前年比△32件)と減少ましたが、物損事故は1,311件(前年比+74件)と増加しており、事故総数は1,449件(前年比+42件)と2年連続で増加しております。幸い死亡者は出ておりませんが、ヒヤリハットを甘く見ては、大事故につながりかねないことを認識する必要があります。
 

そのような中、市独自の取組として「小野市夜間歩行者等の安全確保に関する条例」を施行し、夜間反射材を着用して市民自らが安全確保に努める意識を醸成し続けると共に、昨年の4月1日から道路交通法の改正による「自転車用ヘルメット着用の努力義務」を受けては、警察OBによる市の安全安心パトロール隊をはじめ地域を巻き込んで必要性を啓発するなど、「後手から先手管理」による交通安全に対する市民の意識改革が進んでいます。

交通事故が起きた一瞬で、加害者、被害者をはじめ、双方の家族や周囲の人々の人生も暗転します。「自分は大丈夫」というバイアス(先入観)による誤った判断に陥らないことが大事であり、「看脚下」、今一度交通ルールの順守や交通マナーについて見直していただき、「事故を起こさない・遭わない」ように心がけをお願いします。
 

2024年4月10日(水曜日)

新規採用職員入庁!!~出る杭となって挑戦を~

4月1日、令和6年度辞令交付式にて、新規採用職員に辞令を交付しました。

今回、新しく市役所に入庁したのは新卒や社会人経験のある13名の職員で、訓示では「市役所は市民の役に立つところ」であり、市内最大のサービス拠点であることを意識すると共に、市政運営の基本理念である「行政も経営」のもと、市民=顧客と捉えた「顧客満足度志向の徹底」を念頭に置き、職務に励んでいただきたいと申し上げたところです。

小野市は、人口100人当たりの職員数が0.566人で県内最少(令和5年4月1日時点の病院・消防を除く職員数)と少数精鋭で職務を遂行していますが、公務員として成すべきことは何なのか、市民の期待に応えていくためにどうすればよいのかを実感するためにも、まずは先輩職員の指導のもと配属先で早く業務に慣れていただきたいと思います。

常日頃から職員に「出る杭は打たれるのではなく、出ない杭は地中で腐るしかない」と申していますが、新規採用職員の皆さんにはこの日の緊張感を忘れることなく、若さとフレッシュな発想で新しいことにどんどんチャレンジしていく「出る杭」となって、小野市の発展に寄与すべくその力を発揮されることを期待しています。
 

 

2024年4月3日(水曜日)

令和6年度市長方針

令和6年度の市長方針は、「小野市の未来を築く~Challenge for the future~」であります。市制70周年を迎える節目の年にあって、先人達が築き上げてこられた英知と努力を礎として、従来の価値観に捉われることなく、柔軟かつ積極的に、未来に勝ち残っていくための基盤を創造すべく、小野市のポテンシャルを更なる高みへ引き上げるまちづくりを着実に進めてまいります。