2022年1月~3月分のバックナンバー
2022年3月30日(水曜日)
令和4年度予算 ~「安心して住み続けられるまち“おの”」を目指して~
令和4年度予算は、コロナに負けない「安心して住み続けられるまち“おの”」を目指し、国の「16か月」予算の考え方のもと、一般会計予算230億円と令和3年度1・3月補正予算前倒し分の5億円と合わせ、総額235億円にのぼる過去最大規模の積極型予算を編成しております。
近年はコロナの影響で事業見直しや中止等により、事業規模が縮小傾向にありますが「コロナ禍にこそ積極投資を」と、閉塞感のある社会経済情勢を打破し、 元気な小野市を取り戻すべく、次の「5本の柱」を重点項目に掲げています。

具体的には、オンライン申請や窓口キャッシュレス化等によるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速や、カーボンニュートラルの実現に向けた脱炭素事業モデルの構築に着手するほか、市役所を起点とした図書館東市街地開発整備に向けた調査、大型遊具整備等を盛り込んだひまわりの丘公園のリニューアルなど、未来を見据えた「魅力あるまちづくり」を目指した新たな事業を展開します。
さらに、ひょうご小野産業団地の分譲、新都市南北線や東播磨南北道路の延伸、前年の3倍を想定する道路舗装リニューアル、旭丘・小野南中学校の長寿命化改良など、安全並びに経済対策として社会基盤整備を継続すると共に、時代に即応し統合・再編を図る新幼稚園整備の着手、高齢者等の交通弱者に対応したデマンドタクシーの運行、高齢者の地域活動等を応援する老人クラブ補助金の増額など、社会情勢や市民ニーズに対応した事業メニューを盛り込みます。
これらの事業を展開する中で、令和4年度末における市の預金にあたる基金残高は77億円、借金にあたる地方債残高は223億円となりますが、国の有利な財政制度を活用することで市の実質負担はその3分の1相当の74億円となる見込みであります。令和4年度においても、市が設定する財政規律のガイドライン(基金残高70億円以上、実質公債費比率10%以下、将来負担比率30%以下)はクリアし、財政の健全性は維持できるものと考えます。
令和4年度も「行政も経営」との一貫した基本理念のもと多様な施策を推進し、さらに活気と賑わいに溢れ、後世にまで持続し続けるまちづくりに取り組んでまいります。
2022年3月23日(水曜日)
春は小野市で桜三昧!
暖かい春の日差しを感じる季節となり、いよいよ市内の桜が見頃を迎える時期となりました。開花一番手は、神戸電鉄小野駅から南西に約600mの場所にある「大島川桜回廊」です。全長900mのうち先々週から河津桜が開花しはじめ、この前の3連休に満開となりました。染井吉野の蕾も少しずつ開いており、まさに小野市の春の訪れを知らせてくれる桜並木です。

続いて小野市随一の桜の名所、全長4km、650本で西日本最大級の規模を誇る「おの桜づつみ回廊」です。江戸彼岸、大島、染井吉野、八重紅枝垂、思川の5種類の桜を、上流から順番に、長期にわたり桜を楽しむことができ、「桜のトンネル」や「逆さ桜」は、写真映えのスポットとなっております。今年の見頃は4月上旬ごろの予想で、4月2日(土曜日)から4月10日(日曜日)まで夜間ライトアップも実施予定ですので、昼間と違った幻想的な桜をご覧ください。

4月中下旬は、JR市場駅東側の加古川上流浄化センターにある「やなせ苑桜づつみ」が見頃を迎えます。約850mに渡り、35種類260本の八重桜が咲き誇り、花も蕾も濃い桃色の関山(かんざん)や大輪八重咲きの鬱金(うこん)などが楽しめます。

これらの名所は、おの桜づつみ回廊の「桜のオーナー制度」をはじめ、地元の方の協力で実現した「おおべ逆さ桜」、地域づくり協議会によるポスター等のPR活動、ウォーキングイベントの開催など、地域の方々によって守られており、このような「賑わいづくり」が「誇りづくり」となり、その「誇りづくり」が郷土を愛する「愛着づくり」に繋がっていると考えます。
是非とも多くの方にお越しいただき、桜を通じて小野市に愛着を持っていただければと思っています。
なお、開花時期や駐車場などの詳細は、小野市ホームページをご覧ください。
2022年3月16日(水曜日)
広報統括部長としてサンテレビに生出演!
3月4日(金曜日)にサンテレビの番組「NEWS×情報キャッチ+」に出演いたしました。市役所での取材でテレビの生放送に再々出演した経験はありましたが、スタジオでは初めてとなり、久しぶりの緊張感を楽しみました。
出演したのは「ひょうごぐるっと41(よい)とこリレー」で、毎週金曜日に県内の自治体を一つずつ紹介していくというコーナーです。スタジオに入るとカメラマンやスタッフの方々がスタンバイされていて気持ちも高ぶりましたが、「小野市の良さをお伝えしたい」という思いで、キャスターの榎木麻衣さんとゲストの笑福亭銀瓶さんとのトークが弾み、“あっ”という間の6分間でした。
夏のおの恋の「小野まつり」や冬のおの恋の「小野ハーフマラソン」、日本一の生産量を誇る「播州そろばん」、夏はひまわり・秋はコスモスの「ひまわりの丘公園」、みんなが行ってみたい桜の名所ランキング1位の「おの桜づつみ回廊」など、小野市の魅力を発信しました。
もっともっと小野市をアピールすることで、多くの方がまちに賑わい、愛着を持っていただけるよう、今後も広報統括部長として頑張ってまいります。
なお、番組を見逃された方はこちらをご覧ください。

【ひょうごぐるっと41とこリレー】小野市 - YouTube
2022年3月9日(水曜日)
「そろばん」を通じたトンガと小野市の交流!
このたび、海外のそろばん教育支援と地場産業の振興を目的に、小野市が平成 22年から実施している「そろばんリユース事業」を通じたそろばんの寄贈の お礼として、日本から約8000km離れた南太平洋の島嶼国であるトンガ王国から心の込められたお手紙と返礼品(伝統工芸品)を受領しました。

「そろばんリユース事業」は、家庭や職場などで使われなくなったそろばんを市が回収し、そろばんを必要とする諸外国へ贈る取組で、市と各国の橋渡しを行うJICA(国際協力機構)を通じて、これまでにトンガを含む世界11ヶ国へ約1万丁のそろばんを無償提供してまいりました。
トンガでは、国王が「算数嫌いの多い子供達が算数に興味を持つように」と、そろばんに着目したことをきっかけに、小学校で珠算学習が必修化されたり、全国大会が実施されるなど、国を挙げて珠算教育に取り組まれております。一方で、1つのそろばんを半分に切って使用している学校もあるほどそろばんが不足する中で、12年間に渡る小野市からの寄贈によって、そろばんの教育が推進できていると感謝のお声をいただいております。
このように、伝統産業を通して親交のあるトンガでありますが、多くのメディアで報じられているように、1月15日に発生した海底火山噴火による津波の影響によって、人口約10万6千人の半数以上の方が被災されており、世界各国からの支援が行われているものの、新型コロナウイルス感染症の感染急拡大も重なり、今もなお復旧復興の見通しが立っていない状況にあります。

当市も地震や風水害など数々の災害を経験した中で、国は違えど、助け合いの精神こそがよりよい社会の構築の礎となるものと考えており、トンガ王国の一日も早い復興を願って、小野市から100万円の災害見舞金を贈ることを表明いたしました。加えて、市職員から募金を集めるほか、産業創造課窓口に募金箱を設置し、市民の皆様からの義援金の募集も行っておりますのでご協力をお願いいたします。
2022年3月2日(水曜日)
「広報おの」県広報コンクール4連覇!
第69回兵庫県広報コンクールにおいて、2021年の「広報おの10月号」が広報紙部門で特選(第1位)を受賞しました。広報紙部門での特選は、4年連続という快挙であります。

特選を受賞した広報10月号は、コミュニティバス「らんらんバス」を特集とし、平成16年から福祉施策の一環として当初3台でスタートしたらんらんバスが、9台まで増車するなど運行が好調な理由を、利用者目線で解き明かしています。
審査では、「構成もよく練られており、伝えたいという熱意がストレートに響く好企画」と高評価をいただいた上、技術面もさることながら「目線を低くし、共感を増幅させる紙面づくり」との講評もあり、利用者の忌憚のない意見を聞くことや納得のいく写真を撮り続けることなど、「いかに多くの方に興味を持って読んでいただくか」を追求してきた成果であると思っています。
受賞後、「広報おのは、行政から市民に情報を知らせるという“お知らせ型広報”ではなく、皆さんに興味を持っていただき、小野市をもっと好きになってほしいという気持ちで作成に挑みました」という担当者の言葉を聞きましたが、受賞した嬉しさ以上に、職員の取組姿勢を誇らしく感じたところです。
広報紙の作成は、広報の業務でありながら、広聴の業務も担っております。常に市民の方々の声に耳を傾けなければ心に響くものはできず、まさにこの度の受賞は市民と関係者の皆さんとで一緒に掴んだものと考えます。今後も「情報は市民の貴重な財産」と捉え、引き続き「愛着のある広報紙」の発行に努めてまいります。
2022年2月23日(水曜日)
加速する3回目のワクチン接種!
新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種を、昨月22日から伝統産業会館で実施しております。オミクロン株の拡大により国は早期接種を促すため接種間隔を6ヵ月に短縮しましたが、小野市では65歳以上を対象とする集団接種を北播磨で最も早く開始しており、既に65歳以上の約6割にあたる8000人が接種を終えるなど、順次滞ることなく進んでおります。

私も1日に伝統産業会館で“モデルナ製ワクチン”を接種し、受付もスムーズで接種まで待つことなく短時間で終えることができました。2回目までと種類が異なるいわゆる「交互接種」でしたが、特に副反応なく普段と変わりない生活を送れています。なお、接種するワクチンの種類は、国からの配分比率の違いはありますが、集団接種又は個別接種で予約の際に選択いただけます。
接種を終えられた方には、ワクチン接種済証を保管する「オリジナルケース」を配布しており、飲食店などで接種済証の提示を求められた際などに活用いただきたいと思っています。また、接種を加速する取組として、交通手段がない65歳以上の高齢者を対象に“バス送迎”を実施しており、自治会役員さんなどが添乗され、207名(20自治会)の方々にご利用いただく予定です。
ワクチン接種を3月上旬に完了させるべく、人口100人当たりの職員数が県下で2番目に少ない少数精鋭の体制のもと、職員が一丸となって接種業務を遂行しております。国はワクチンの確保と分配、県は保健所を中心とした感染者への対応、市は「ワクチン接種」の着実なる推進と、それぞれが役割を果たすことで、この第6波を乗り越えられるものと考えています。
2022年2月16日(水曜日)
小野市でぶらりとひなめぐり!

小野市立好古館では、江戸時代から現代までのひな人形を展示する「第11回ビッグひなまつり」を開催しています。今回は、78組650体と過去最多の展示数となっており、正面玄関を入ると横幅約10メートルのひな壇の上に、内裏雛や段飾り、御殿飾り、立雛、変わり雛などが所狭しと並べられ、文字通り巨大な雛飾りと人形の数に圧倒されます。
今年から実施している「ナイトミュージアム(夜間開館)」も好評で、2月11日、25日、3月4日は、通常17時までの開館時間を20時まで延長しており、学校や仕事が終わった後でもゆっくりとご覧いただけます。

同時開催の「第8回小野藩陣屋町のひなめぐり」では、小野商店街27店舗とコミセンおのにおいて、華やかに飾られたひな人形がお出迎えしてくれます。また、市内のコミレスや協力店舗では、ひなめぐり特別メニューが提供され、白雲谷温泉ゆぴかや陶遊館アルテでも展示があるなど、食事をしながら見て楽しむも良し、SNSなどで友達に紹介してあげるも良しで、自分だけのひなめぐりをご堪能いただきたいと思います。
なお、小野市観光協会の「#おのおのの小野キャンペーン」でインスタグラムに写真を投稿すると、小野市ゆかりの素敵なプレゼントが抽選で当たりますので、是非参加してみてください。
ひな人形は平安時代に「災厄よけ」や「守り雛」として祀られていた様ですが、まさに新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息すると共に、様々な雛飾りをご覧いただき、皆さんが笑顔になっていただけることを願うところです。
【ホームページはこちら】
2022年2月9日(水曜日)
消防団員の報酬が増額!
全国的に減少傾向にある消防団員の確保と、多様化する災害に地域防災力の中心となり昼夜を問わず対応する消防団員の処遇改善を図るため、消防団員に対する「年額報酬の増額」と「出動報酬の創設」を行う条例改正案を、この度の1月臨時市議会に上程し、全会一致で賛成可決されました。

この結果、令和4年度から消防団員の「年額報酬」が、部長は「28,000円から45,000円」に、班長は「20,000円から40,000円」に、団員は「15,000円から36,500円」に増額となり、また、災害出動時の「出動に応じた報酬」として出動1日あたり8,000円(4時間未満は4,000円)が支給されることとなります。
消防団の担い手不足は地方で特に深刻化しており、昭和30年に全国で200万人近くいた消防団員は、近年の若年層を中心とした入団者数の急激な落ち込みなどにより、令和2年では過去最少の約82万人にまで減少しております。小野市においても、減少傾向は同様であり、令和3年4月現在で661人と、北播磨で最少の少数精鋭で活動に従事していただいている状況にあり、将来にわたり地域の安全安心を守っていくためには、消防団員の処遇改善が不可欠でありました。
今回の改定により、小野市の消防団員の報酬は、北播磨で最も高い額となりますが、「活動と報酬が連動する仕組み」を構築することは行政の責任として当然のことであり、今後も報酬の側面のみならず、消防団の役割の見直しや、操法大会を含む練習手法の改善など、多面的に検討を行い、従来の延長線上ではない「新たな消防団の在り方」を追求してまいりたいと考えております。

市民の皆様におかれましても、消防団活動の意義を再認識いただき、今一度「自分たちのまちは自分たちで守る」という自助・共助の意識を共有し、地域防災力の向上にご協力をお願いします。
2022年2月2日(水曜日)
少子高齢化を見据えたまちづくり
令和2年10月1日に実施した国勢調査の人口等基本集計の結果が、国から公表されました。ご承知のとおり、5年に一度、国内在住の全ての人を対象に行われる国の最も重要な調査であります。

市制施行当時、約3万5千人であった小野市の人口は、平成12年に5万人を突破しましたが、平成26年には5万人を割込み、令和2年には47,562人と減少傾向にあります。県内でも「年少人口比率」が13.3%(県下29市中上位4番目)と、比較的若い世代が多いと言われている当市においても、人口減少の波は避けては通れない課題であります。
必然的に生産年齢人口にも影響が及び、労働者減少による経済活動の縮小や、病院や介護などの医療サービスの低下などにより、将来、これまで当たり前の様に利用出来ていたサービスが受けられない状況になるかもしれません。一人暮らしや多様な家族の形態に対応すべく“コンパクトなまちづくり”へのシフトが求められる中、当市では都市機能が集約するシビックゾーンを中心に、新市街地構想や脱炭素事業モデルの構築など、未来を見据えた取組を進めております。
国立社会保障・人口問題研究所によると、2100年には日本の人口は、現在のほぼ半分の約7500万人になると推計されています。好むと好まざるとにかかわらず、「当然やってくる未来」として認識しつつ、柔軟かつしなやかに変化に対応しながら、人口減少を前提とした「新たな価値観」によるまちづくりを展開してまいりたいと考えています。
この状況を市民の皆さんと共有するために、「広報2月号最新トピックス」に国勢調査の結果を掲載しておりますので、是非ともご覧ください。
2022年1月26日(水曜日)
旧「小野市役所」庁舎周辺の解体後の状況!(1)
変わりゆく、小野市王子町の旧「小野市役所」庁舎周辺の風景を記憶と記録に残すため、旧庁舎の解体後の状況をお知らせします。現在、旧庁舎跡地では、本社が広島県にあるスーパーマーケット「ハローズ」が3月ごろにオープン予定であるなど、順次開発が進んでいます。民間活力により、「にぎわいの創出」と「雇用の増加」などがもたらされ、周辺地域が更に活性化されることを期待しております。

2022年1月19日(水曜日)
2022小野市成人式 晴れやかに開催!
1月10日(月曜日)にうるおい交流館エクラで2022年小野市成人式を開催し、晴天のなか鮮やかな衣装に身を包まれた新成人384人が参加しました。昨年同様、会場を二つに分けて実施し、手指の消毒や検温、マスク着用の徹底などコロナ対策を講じると共に、会場設営から司会進行まで、新成人の代表となる実行委員の皆さんが主体となって無事にやり遂げられました。

今回も実行委員会の企画により、市内中学校や公共施設で回収した文具をバングラデシュの子どもたちに寄付したり、“シトラスリボン”を作成・配布してコロナ禍での差別や偏見をなくし思いやりのある暮らしやすいまちを目指そうと取り組まれました。大人として「社会貢献が出来れば」という思いを具体的な活動として実践されたことは、とても有意義であると感心しました。
新成人の皆さんには、私の実体験として「高校3年生最後の県大会で夢を絶たれましたが、あの時に普段の力が出せていたら、今、ここで市長として皆さんとお話し出来ていなかった」と、陸上競技のコンマ1秒の違いで人生が大きく変わったエピソードを申し上げました。このように、皆さんもコロナ禍において夢にチャレンジするなか紆余曲折するかもしれないが、ポジティブに、そして柔軟に肩の力を抜いて今の志を忘れないで欲しいとエールを送りました。
ところで、成年年齢を20歳から18歳に引き下げること等を内容とする「民法の一部を改訂する法律」が令和4年4月1日から施行されます。成人式の対象年齢等について議論がありますが、小野市では令和5(2023)年も同様に20歳を対象に成人式を開催する予定でありますので、宜しくお願いいたします。
2022年1月12日(水曜日)
令和4年仕事始め式 チャレンジを続ける姿勢
新しい年を迎え、仕事始め式において職員に訓示しました。
昨年は、いち早く接種対策本部を立ち上げ全庁的な職員の応援のもと、的確な接種体制及びスケジュール管理により、90%近い接種率を達成し、県下で一番早く集団接種を完了させた「ワクチン接種」や、多くの地域で中止となるなか開催を決断し、しっかり感染対策をとりながら多くの関係者のご協力を得て完遂した「小野ハーフマラソン」など、ターゲッティングワークとしてチャレンジするプロセスに重要な意味があったと、1年の頑張りを労いました。
今年は、第2期分譲となる企業が決定し第1期と合わせて8企業が進出する「ひょうご小野産業団地」をはじめ、渋滞緩和のみならず医療や災害など多面的に北播磨地域の未来をつなぐ「東播磨南北道路」の整備(R7年3月完成)、図書館東側農地の市街化区域編入による「新たなまちづくり構想」、更には「浄谷黒川丘陵地」の活用など、小野市がさらに飛躍するために必要なプロジェクトが進行しており、容易に達成できないであろう施策の実現に向けて認識を一つにしました。
一方で、世界に目を向けると「脱炭素化」「デジタル化」そして「電動化」、更には自動車業界における「EV化」など、いずれ好むと好まざるとにかかわらず、我が国におけるエネルギー政策と産業構造の大転換が起こることは必至であります。万事これまでの常識が通用しない時代のなかで、まさに「前例を踏襲することなかれ、固定観念に捉われることなかれ」と、再認識して仕事に取り組んでほしいと伝えたところです。
この時代の変革期において今一度原点に立ち返り、あらためて「顧客満足度志向」「成果主義」「オンリーワン」「先手管理」の行政手法の4つの柱を基軸に、皆様と共に小野市の夢ある未来を創造してまいりたいと考えておりますので、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いします。
2022年1月1日(水曜日)
「もっともっと元気な小野市」の実現に向けて


更新日:2023年03月23日