2022年7月~9月分のバックナンバー
2022年9月28日(水曜日)
台風14号接近に伴う対応
3連休前の9月16日(金曜日)、大型で猛烈な台風14号が九州に接近し、19日(月曜日)には近畿を通過するとの予報を受け、「災害対策本部事前会議」を開催し、連休中の対応について協議しました。危険性の高い台風の接近は、避難情報を発令した平成30年の台風24号以来で、本格的な災害対応も約4年間空いていたことから、避難所の開設や市内の巡回パトロールなど、各組織の役割分担を改めて再確認し、台風の接近に備えました。

気象庁によると「室戸台風」や「伊勢湾台風」などに匹敵するほどの台風で、18日(日曜日)には勢力を保ったまま九州に上陸し、強風や大雨による大きな被害が出ておりました。目まぐるしく変化する進路予想は、19日(月曜日)の 21時に兵庫県に最接近するとのことで、前日にも幹部職員を招集して会議を行い、台風情報の共有と職員の配備体制などを取り決めました。
19日(月曜日)の午前9時に市長を本部長とする「災害対策本部」を設置したのち、午前10時から各コミセンでの避難所の開設や自治会への台風情報の連絡を行い、配備体制を警戒配備より1段階上の第1号配備(消防職員、防災グループ職員に加え、職員97名参集)で対応にあたる旨を指示したところです。予報通り午後から風が強まる中、巡回パトロールによる倒木確認や避難所への受け入れを順次進めていきました。
台風は接近するにつれて兵庫県の北側を通るように進路を変え、また勢力が弱まったためか、最接近した午後9時頃には風の勢いもおさまり、午後10時には避難されていた方々も無事に全員自宅に帰られました。翌日、担当部署からの報告で大きな被害はありませんでしたが、この度の台風への対応は、市職員をはじめ、公共施設、自治会などにとって良い経験でありました。
防災の基本である「悲観的に準備をし、楽観的に対応する」を念頭におきながらそれぞれが実践したこともあり、大きな災害とならなかったことは評価すべきことと思います。しかしながら、満足したときから劣化が始まるのであり、油断せず今回の対応で良かった点、悪かった点を整理し、次の防災に繋げていくことで、更に地域防災力が高まるものと考えています。まさに『経験こそ我が最良の教訓なり』であります。
2022年9月21日(水曜日)
「兵庫県健康大学講座」を小野市で開催!
9月8日に、小野市加東市医師会が主催し、小野市と加東市が共催する「令和4年度兵庫県健康大学講座」の開講式がうるおい交流館エクラのエクラホールで開催されました。
「兵庫県健康大学講座」は、医師会等の先生方ら講師が県民の皆様へ健康に関する学習の機会を提供することにより、地域の方々が健康に関する正しい知識を習得し理解を深め、健康・医療並びに公衆衛生の向上を図ることを目的としており、北播磨地域においては今年は小野市での開催となり、全8回で16講座(1回につき2講座)が行われます。
第1回となる今回は、市浦歯科(小田町)の市浦誠医師による「口から始める健康寿命」では健やかで自立した生活における口腔ケアの重要性を、小野市地域包括支援センターの面田美保子氏による「これだけは知っておきたい!~介護保険~」では介護保険や介護サービスの概要など、身近な話題から知っているようで知らない制度の内容まで、健康寿命の延伸に役立つ幅広い情報をわかりやすく説明いただきました。
危機管理の原則は「悲観的に準備し、楽観的に対応する」ことであり、これは健康においてもしかりであります。PM(プリベンティブメンテナンス、予防保全)的な発想、つまり、工場の生産管理では機械が故障する前に修理することで故障率を低くしコストも安くなることにつながるという考え方がありますが、本講座で学んだことを日常生活の中で意識するだけでも、予防医療の観点からこの度の講座は非常に有意義な取組であると感じたところです。
コロナ感染症対策としても、国のオミクロン株対応型ワクチンの供給により、小野市では9月26日から集団接種、10月1日から個別接種を開始しますが、まさに「意識改革なくして行動なし」であり、再び大流行が起こる前に「先手管理」で予防医療の実践に取り組んでまいりたいと考えております。
2022年9月14日(水曜日)
コロナ禍で健全財政を維持!~令和3年度決算~
令和3年度決算の概要がまとまりました。一般会計歳入は、233.4億円、歳出は222.4億円と過去最多の11回の補正予算によりコロナ対策などに臨機応変に取組んだ結果、翌年度へ繰り越すべき財源3.2億円を除いた実質収支は7.8億円の黒字となりました。
昨年度は、コロナに負けない持続可能な「元気な小野市」の実現を目指し、1.コロナ対策の更なる充実と「新たな生活様式」への対応、2.地域の活力と生きがいの創出、3.子育て支援・教育環境の充実、4.安全・安心の確保、5.快適な都市空間の形成の5本柱で事業を展開しました。

子育て世帯への臨時特別給付金等の「コロナ対策」をはじめ、小野南中学校の「校舎等長寿命化改修工事」、ひょうご小野産業団地の基幹道路「新都市南北線(1工区)」の完成など積極的に事業を進める中で、借金である地方債残高は215.2億円(6割は国から補てん)で前年比で1.8億円減少し、貯金にあたる基金残高は昨年同様に取り崩しを行わず85.2億円で1.6億円増加し、市のガイドラインである「基金70億円以上」を維持しています。

財政の健全性を判断する指標では、借金返済の割合を示す「実質公債費比率」は6.2%、将来負担すべき借金の割合をみる「将来負担比率」は2.1%となるなど、国の基準をすべてクリアし、更により厳しい市独自の基準(実質公債費比率10%以下、将来負担比率30%以下)を定めて達成するなど、持続可能な健全財政を堅持し続けているところです。
2022年9月7日(水曜日)
県と播磨8市3町での合同防災訓練を実施!

9月4日の日曜日に、防災関係機関等が相互連携した総合防災訓練「兵庫県・播磨広域合同防災訓練」と、自治会などの自主防災組織の組織力の強化を図る「小野市自主防災リーダー研修会」を、9月1日の「防災の日」に合わせて同時開催いたしました。
「兵庫県・播磨広域合同防災訓練」は、兵庫県と北播磨・東播磨の8市3町との合同訓練で、山崎断層を震源とするマグニチュード8.0の地震が発生し、震度7の揺れが発生したことを想定し、メインの拠点運営訓練会場(多可町)と各市町が連携し、それぞれの会場で防災ヘリを使用した重傷者広域搬送や、広域連携による救急物資搬送など、広域的かつ実践的な訓練を実施しました。
「自主防災リーダー研修会」は、実に3年ぶりの開催でしたので、各自治会から参加いただいた自主防災組織の皆さんには、現役の警視を部長に招聘している「市民安全部」や警察官OBによる「安全安心パトロール」、災害時に自衛隊などの救援活動の拠点となる「小野希望の丘陸上競技場アレオ」など、改めて小野市の防災体制について説明させていただいたところです。
小野市会場(伝統産業会館)では講演も行われ、神戸地方気象台の楠田防災気象官による「大雨や地震の防災情報の活用」では災害時における避難行動のタイミングの確認を、小野市と協定を結ぶ株式会社大塚製薬工場の上田アドバイザーによる「防災活動における熱中症対策」では熱中症の症状と治療方針など、実際の災害時に役立つ情報をわかりやすく説明いただきました。
全国各地で豪雨災害が頻発し、南海トラフ地震も30年以内に80%の確率で発生すると予測されるなど、“災害は忘れた頃にやって来る”ではなく、まさに“忘れる前にやって来る”時代にあります。「悲観的に準備をし、楽観的に対応する」を防災の基本とし、災害時の要となる地域防災力の重要性を、市と地域の防災リーダーの皆さんと共に再度確認したところです。
2022年8月31日(水曜日)
「夏のおの恋」第45回小野まつり ~3年ぶりに開催~

8月20日(土曜日)・21日(日曜日)に、小野市を代表するビッグイベントである「第45回小野まつり」を実に3年ぶりに開催し、2日間合わせて14万人の方が来場されました。
長引くコロナ禍にあって、近隣市ではまつりを中止するというところもある中、このようなときだからこそ「躍動する小野市、元気な小野市」を発信していこうと敢えてチャレンジし、「小野まつりをやろう」との決断のもと、見事にやり遂げられた実行委員会をはじめとする関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいであります。
今年のテーマは、「紫魂(しこん)」。「紫」は権威や品格を表す最高位の色であり、一昨年から続く苦難を乗り越え、小野まつりがより崇高な「魂」を宿すことへの思いが込められており、単に賑やかではなく誇りある品格のあるまつりを目指すという、これまでの歴代の実行委員会の方々が培ってきた想いも継承した、大変意義のあるものとなりました。
今年は市庁舎移転後初めてとなる小野まつりで、新たな取組として踊りのメインステージを「市役所東駐車場」に移し、「きらら通り」でパレードが行われたほか、メインステージ数やおの恋おどり出場チーム数、屋台村・露店の出店数を例年より縮小するなどの感染対策を講じる中、全国各地から集まった2,200人もの踊り子による「おの恋おどり」の演舞や、恒例の5,000発の花火も無事打ち上がり、夜空を彩る夏の風物詩に多くの方々が酔いしれました。
まつりを通じた「賑わいづくり」が郷土を愛する市民の「誇りづくり」となり、その誇りづくりが故郷への「愛着づくり」へつながっていく、まさに「小野まつり」こそが小野市が変わっていく象徴であり、やはり「まつりが人々の心を元気にする」のだと改めて感じさせられる素晴らしいまつりでした。
来年は8月19日・20日の2日間で開催予定です。「小野に恋して、おの恋来い!」 ぜひ、来年も「第46回小野まつり」でお会いできることを楽しみにしております。
2022年8月24日(水曜日)
粟生駅に新たなコミュニティの拠点が誕生!
8月2日(火曜日)、JR加古川線粟生駅にコミュニティレストラン「けやき焙煎(ばいせん)所」がオープンしました。
けやき焙煎所は、その名の通りコーヒーの提供や豆の販売を中心とし、新しく改装された店内は、コミュニティスペースとしてゆっくりくつろげるようになっています。コーヒーを通じて人との繋がりを大切にし、安らげる居場所を提供したいとの思いから、公園や学校、街路樹など身近にあり続ける“ケヤキ”の木を店名にされています。
代表の宗平慎太郎さんとはオープン前にお話ししましたが、約10年間、コーヒー機器を取り扱う会社で勤務され、コーヒー機器や豆の知識、仕入業者や各店舗との交流で得た経験があるとのことでした。「いつか店を開きたい」という思いから起業を決心され、地元である小野市で店舗を持ちたいという希望もあり、市が一般公募する粟生駅のコミュニティレストランに応募されました。
4月にJR西日本が加古川線を赤字路線として公表されましたが、小野市では、「駅は切符を売るところではなく、地域コミュニティの拠点である」という理念のもと、18年前から駅を地域活性化の拠点として整備してまいりました。このたびの「けやき焙煎所」以外にも、気軽に陶芸体験ができる「あお陶遊館アルテ」(粟生駅)や、地元産そばを地域の方が手打ちするそば処「ぷらっときすみの」(小野町駅)など、駅舎を起点に地域特性を活かした様々な取組に対して積極的に支援を行っています。

宗平さんは、「自分の経験から本当においしい物や居心地の良い空間を提供できれば、自ずとお客さんは足を運んでくれる。幅広い世代に来ていただき、地元に愛される店にしたい」と意気込みを語ってくれました。夢溢れる若い力を応援すると共に、こだわりのコーヒーを飲みながら“ほっと”落ち着きに「けやき焙煎所」にお立ち寄りいただきたいと思います。
けやき焙煎所の詳細はこちら(「けやき焙煎所」インスタグラムサイト)
2022年8月17日(水曜日)
「市長への手紙」~広聴強化月間~
小野市では、期間を問わず市民の皆さまからのご要望を幅広く受け付けておりますが、特に7・8月の2か月間を「広聴強化月間」と定め、より多くの皆様の声を市政に反映することを目指す期間としております。
この「市長への手紙」制度も今年で24年目を迎え、ハガキ等のお手紙から窓口でのお問合せまで、多様なチャネルを通じて、これまでに合計で約18,000件を超えるご要望が寄せられています。
皆様から寄せられた内容は、市民サービス課へ一元的に集約され、必ずまず市長が拝見させていただいた後に、全庁的に検討を行い、「直ちに対応」「長期的に検討」「対応できないもの」などに分類し、記名匿名に関係なく回答文を作成し、文書で回答することとしています。
かのパナソニック創業者の松下幸之助氏も「お褒めの言葉は勿論ありがたいが、苦情のお手紙を頂戴するのもありがたいことだ」と、企業の発展における顧客の声の重要性を説いているのと同じく、市政においても皆様の声をもとに、前例や固定観念に捉われることなく、常に何か改善できないかとゼロベースの発想でより良い施策を追求し続けることが「顧客満足度向上」には不可欠であります。
広聴強化月間も残り2週間となりました。市長就任時に掲げた「変えよう小野!変わろう小野市!」のスローガンのとおり、我がまちをさらに良くしていこうという、一人ひとりの声が小野市を変える推進力になると考えておりますので、身近でお気づきの点があれば、忌憚のないご意見をお待ちしております。
(ご要望には「広報おの7月号」の折り込みハガキや市内各所に備え付けのハガキがご利用いただけます。回答文をお送りする都合上、お手紙にはご住所、お名前をご記入ください。)
2022年8月10日(水曜日)
若い力に期待!~近畿・全国大会出場者激励会~
8月2日(火曜日)、市役所にて近畿・全国大会出場者激励会を開催し、選手の皆さんにお祝いとエールを送りました。全国大会には、柔道、陸上の個人5名と柔道の男女2団体(11名)が、近畿大会では、柔道、陸上、水泳の個人12名と柔道の男女2団体(11名)が出場します。
この激励会には、昨年の東京オリンピックや先月の世界陸上に出場した田中希実さんや、北京オリンピック代表の小林祐梨子さんが、中学時代に市役所に訪れ、決意を新たにされたことを昨日のように覚えております。今回も県大会を勝ち進んだ将来有望な若き力が集まり、「県大会で負けた相手に勝つ」や「自己ベストを更新する」など、それぞれの目標や決意を熱く語ってくれました。
私も中高生の時に陸上競技(短距離、幅跳び)に打ち込みましたが、当時、あと0.1秒早ければ陸上の道に進み、市長になっていなかったかもしれませんでした。特に短距離は、まさに1秒の10分の1で自分の人生を変えられる世界であり、大会に挑む皆さんには、その瞬間を大切にして競技を楽しんで欲しいと申し上げました。
家族や顧問の先生など多くの人に支えられてこの場にいることに感謝し、それでも最後は自分のために全力を尽くすことを約束しました。この大舞台での経験は、必ずやこれからの自分の人生において大きな糧となると共に、この中から第3、第4のオリンピック選手が小野市から出てくることを期待しています。
2022年8月3日(水曜日)
小野ハーフマラソンランナー募集中!
現在、「小野ハーフマラソン」出場ランナーのエントリーを受け付けています。コロナ禍が続く中で、令和2年(2020年)の第7回大会はオンラインでの開催でしたが、昨年の第8回大会は、新庁舎前のスタート地点から約3,900名のランナーが、元気にコースを駆け抜けました。
今冬開催の第9回目となる令和4年(2022年)の大会は、現在、新型コロナの感染者数が急増しているとはいえ、参加者の検温などによる体調チェックの徹底など、感染対策に万全を尽くすとともに、今年も昨年と同時期には感染状況が落ち着くと想定し、12月4日に開催する予定でありますので、ランナーの皆様のご応募をお待ちしております。

2022年7月27日(水曜日)
「SDGs推進に関する連携協定」を締結!

先日、小野市、小野商工会議所及びみなと銀行による「自治体・経済団体・金融機関」の協定としては県内初となる「SDGs推進に関する連携協定」の締結を行いました。
この協定は、3者が相互に連携し、「SDGs(持続可能な開発目標)の実現」に向けた取組を推進することにより、地域の賑わい、活力を維持促進し、持続可能で発展し続ける地域社会を構築することを目的とするものであり、そのためのロゴマークの発表も行ったところであります。
小野市では、これまでから「行政も経営」との理念のもと、「福祉医療の充実」、「16か年教育に代表される質の高い教育」だけでなく、先駆的な「地域脱炭素事業への取組」など、先手管理で未来を見据え、「SDGs」に資する取組を多角的に進めております。
「SDGs」とは、今だけでなく、将来のことを考えた開発が求められるのであり、環境保護、経済開発、社会的包摂といった要素を調和させながら、相互に関連するSDGsのゴールの同時解決(マルチベネフィット)を目指すものであります。これらは行政だけでできるものではなく、かけ声だけで終わらせず、目に見える成果を出す「意義のある協定」にしてまいりたいと考えております。
2022年7月20日(水曜日)
おの恋プレミアム商品券申込受付中!
新型コロナウイルス感染症拡大防止策や物価高騰の影響を受けた市内事業者及び市民の皆様の生活を支援するため、13,000円分の商品券を10,000円で4万冊販売します。
市民1人につき最大3冊までの販売で、7月29日(金曜日)まで申込みを受け付け、9月1日(木曜日)から販売します。なお、申込多数の場合は抽選によりご希望に添えない場合がありますので、あらかじめご了承ください。


詳しくはこちらのページをご覧ください。
2022年7月13日(水曜日)
新型コロナウイルスへの感染について
既に新聞等で公表させていただいておりますとおり、私自身が新型コロナウイルス感染症に感染したことにより、市民の皆様をはじめ、関係者の皆様にご心配をお掛けしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
4回目のワクチン接種も済ませ、普段からマスク着用や手指消毒、体温チェックなど感染対策に努めていただけに、今回の感染は信じ難く、感染経路もまったく不明であります。幸いにも、市民の皆様への接触がなかったことから、これ以上の感染拡大がないと思われることがせめてもの救いであります。
7月に入り感染者数は上昇傾向にあり、兵庫県でも連日2千人を超える感染者数が発表されるなど、まさに第7波とも言える感染が急拡大を見せております。いま流行しているウイルスは、感染力が強いと言われており、若い世代を中心に広がっていると聞いております。
「経験こそ我が最良の教訓」であり、感染を少しでも抑制し、万が一、感染したとしても軽症で済むよう、ワクチン接種等の“先手管理の感染対策”が重要であると改めて思いを強めたところです。
日々、新型コロナ感染症をはじめ、医療の最前線でご尽力されている医療従事者の皆様に敬意と感謝を申し上げますとともに、今後、この経験を踏まえて新型コロナウイルス感染症の対策に取り組むなど、市民の安全安心の確保に向けた市政運営に全力で邁進する所存でありますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2022年7月6日(水曜日)
4回目の接種はもうお済ですか?
6月22日から60歳以上の方、18歳以上の基礎疾患のある方などを対象に、新型コロナワクチンの4回目の集団接種が伝統産業会館で始まっています。
新型コロナウイルス感染者数については、現在は下げ止まり状況から徐々に増加傾向に転じており、引き続き感染対策において気を引き締めていく必要があります。また、国においては、新型コロナによる国内死亡者の9割を60代以上が占めるという中で、今回の接種は特に感染した人の重症化を防ぐことを目的として進められています。
小野市においては、昨年4月よりワクチン集団接種を北播磨で最も早く開始し、市民の皆様のご理解とご協力により、65歳以上では90%を超える方が3回目の接種を終えられています。4回目の接種も6月から予約を開始しましたが、コールセンターやインターネットの受付などで混雑はなく、スムーズな予約手続きが可能となっています。

私も3回目から5ヵ月が経過しましたので、先日ワクチン接種を済ませたところですが、会場も混雑することなく円滑に接種を受けることができました。また、接種後の待合所で休憩していると「オカリナ」の穏やかなメロディが流れてきて、何か“ほっと”するような心を癒されるひと時でありました。(集団接種会場では、アンサンブルグループ「キュアーズ」の録音演奏が流れています。)
最近では、飲食店や大規模イベントの人数規制の緩和と共に、経済活動の活性化にシフトしようする社会の動きがあります。こういう時だからこそ油断せず、今一度、ワクチン接種により免疫力を高めることで、「先手管理」で不測の感染拡大に備える必要があると考えます。引き続き自治会単位の“バス送迎”も実施しており、是非ともご近所やお知り合いの方々にもお声掛けの上、接種会場へお越し頂ければと思います。
更新日:2022年10月04日