2021年7月~9月分のバックナンバー

更新日:2022年02月06日

2021年9月29日(水曜日)

地域公共交通の更なる充実に向けて~らんらんバス1台増車!~

コミュニティバス「らんらんバス」は、平成16年1月に福祉施策の一環として運行を開始し、当初はバス3台で年間約3万人の乗客数でしたが、今では8台11ルート体制で市内のほぼ全域に行きわたり、約19万人(令和元年度)の方々に利用いただいています。

上はらんらんバス年度別乗客数のグラフ、左下はらんらんバスのダイヤ改定を知らせるチラシ、右下は10月から導入される新車両の写真

今後も超高齢社会の進展によりコミュニティバスの需要が更に高まっていくと予想されることから、10月1日よりバス車両を1台増車し、9台11ルート体制で新たに運行します。今回のダイヤ改正の主な内容は、「郊外ルートの増便」として各地域と市街地を結ぶルートを週3日運行から週4日運行へ。また、「市街地循環ルートの増便」として市街地や主要施設を経由する循環ルートの1日あたりの運行本数を増便します。

改定にあっては、地元自治会やPTA、市長への手紙など地域からの要望も含めダイヤに反映させております。交通弱者に対する通院や通学、買物等の移動手段として、利用者同士のコミュニティの場として、身近な交通手段である「らんらんバス」が市民の皆さんにますます愛着を持っていただけるようにこれからも運行していきます。

らんらんバスホームページは次のリンクをご覧ください

2021年9月22日(水曜日)

情報共有の仕組み「報連相」による迅速な施策の展開!

前回と今回の報連相の内容や備考を書く欄が設けられている、報告・連絡・相談シートのサンプル画像

過去の雑感でも紹介しておりますが、小野市では「情報の一元化と水平展開」を目的として、報告・連絡・相談が必要な事項を各部署から市長へ報告する「報連相」という仕組みを構築し運用しており、その報告件数は毎年約1,800件にも及んでいます。

報連相では、統一された様式を使用し、緊急を要する事案以外にも、各部署が市長及び庁内全体に情報共有すべきと判断したものや、人口動態などの基本的なデータの定期報告、市長指示により調査したものなど、あらゆる視点から、市の改善につながると考えられる情報が集約されます。職員には「迷ったら報連相」と常に言っており、上げられてきた一件一件全てに市長自ら目を通し分析、指示を行い、その指示内容が関連部署へ伝達されると同時に、全職員へ共有されるシステムになっております。

直近の事例では、健康増進課からワクチン接種の進捗状況の報告を受け、若年者の接種推進が急務であると判断し、他市に先駆けて「中学生を対象とした臨時接種の実施」を指示したほか、北播磨総合医療センターから病院受け入れ状況の報告を受けた際には、他市で起こっている危機的な事案と関連付け、即座に「コロナに感染された妊婦の受け入れ体制の整備」を指示するなど、刻一刻と変化する社会情勢の中で、情報をリアルタイムに把握し、タイムリーに施策へ反映させることにつながっています。

報連相の仕組みの説明図

この「報連相」という仕組みの根底にあるのは、言われてからやるのではなく、言われる前にやる「後手から先手管理」の理念であり、情報は財産であるという考えのもと、今後もあらゆる情報収集手段や管理手法を駆使し、市民の皆さんが必要とする施策を迅速に展開すべく努めてまいります。

2021年9月15日(水曜日)

持続可能な健全財政を堅持!~令和2年度決算~

令和2年度決算の概要がまとまりました。令和2年度一般会計の歳入は、265.0億円、歳出は257.1億円となり、歳入歳出ともに2年連続で過去最大となりました。その結果、歳入歳出差引額(形式収支)は7.9億円となり、この額から翌年度に繰り越しすべき財源を差し引いた実質収支は3.9億円の黒字となりました。

令和2年度は、「健康でいきいきと輝けるまちづくりの推進」「子育て支援・教育環境の充実」「安全・安心の確保」「都市基盤の充実と公共施設等の適正化」の4つの重点項目に加え、新型コロナウイルス感染症対策として、全市民への「おの恋らっきゃらっきゃ券」1万円分の配布や、水道料金の1年間無料化など、総額68億円の小野市流コロナ対策事業に取り組みました。

借金と預金のグラフ

積極的な事業展開により、借金である地方債残高は217.0億円となり、前年度比で1.4億円増加しましたが、このうち約6割が後年度に国から補填されるため、市の実質負担は約78億円となります。市の貯金にあたる基金残高は、事業見直しによる歳出抑制やコロナ対策関連補助金等の活用により2年ぶりに財政基金の取り崩しを行わず、また、水道事業会計より庁舎建設に係る負担金の積立があったことから、83.6億円(前年比6.6億円増)になり、市ガイドラインである「基金70億円以上」を維持しています。

実質公債費比率と将来負担比率のグラフ

財政状況を判断する指標では、収入に対する借金返済の割合を示す「実質公債費比率」は4.6%と、昨年より0.5ポイント上昇するものの、将来負担すべき借金等の割合を示す「将来負担比率」は5.7%と、前年度より6.8ポイント改善するなど、国が定める財政健全化指標の全ての基準をクリアし、持続可能な健全財政を堅持しています。

2021年9月8日(水曜日)

「かんたん窓口システム」導入で市民課での手続が簡単に!

昨今の人口減少を背景に、全国の自治体では業務の効率化により持続可能な形で行政サービスを提供できる「スマート自治体」への転換が求められており、小野市においても、市民の皆さんがより「簡単・便利」に手続ができるよう行政のデジタル化を進めています。

今回は、市のデジタル化施策の1つ、市民課窓口において今年7月から導入している「かんたん窓口システム」を紹介します。このシステムは、窓口での申請手続において、マイナンバーカードを利用することで申請書等の「手書き」を不要にし、手続の簡素化・迅速化を可能にするものです。

具体的には、一つには「住民票や印鑑登録証明書などの交付申請書のかんたん作成」です。専用の機器にカードをかざし、タッチパネルで選択するだけで申請書が印字された状態で出来上がります。二つには、「住所変更のスピード手続」です。通常では市民課、福祉関係部署、水道部などで、それぞれの申請書を記載する必要がありますが、最初の市民課で発行される「手続案内票」があれば、各窓口で何度も氏名住所を書くことなく手続をスムーズに進められます。

証明書交付申請書のかんたん作成と、住所変更のスピード手続きのやり方が写真付きで分かりやすく説明している図式の画像

このほか、マイナンバーカードがあれば、市役所が休みの日でも住民票などの証明書が「コンビニで取得」でき、また、将来的には運転免許証や保険証とも一体化するなど複数のカードを持つ必要もなくなります。まさに市民の皆さんが利用しやすい市役所を目標に、デジタル化等による新たな仕組みを構築するなど、今後も「より高度で、より高品質なサービスをいかに低コストで提供するか」を追求してまいります。

2021年9月1日(水曜日)

ひょうご小野産業団地 最終(第2期)分譲開始!

8月20日(金曜日)より「ひょうご小野産業団地」の第2期分(5区画)について、兵庫県企業庁において分譲の公募が開始されています。「ひょうご小野産業団地」整備事業は、兵庫県初となる県と市の共同事業であり、兵庫県が造成工事や企業誘致、分譲を担当し、小野市は道路や上下水道といったインフラ工事を担当しており、令和3年度末の全体完成に向けて順調に進捗しています。

上は道路の場所に色を付けた航空写真、左下はひょうご小野産業団地の各分譲区間を表している図面、右下はひょうご小野産業団地を上空から撮影した写真

第1期分譲においては、3企業が進出され総額300億円を超える投資と200人以上の雇用が計画されています。今回の第2期分譲では、約12ヘクタールの敷地に5区画を割り当てており、新たな企業の進出により市税収入はもとより、市内産業等への経済波及効果やまちの活性化に繋がるものと考えます。

今後、現地見学会等を経て本年12月に分譲申込の受付を兵庫県が行い、翌年2月には進出企業を決定される予定。高い交通利便性など良好な立地条件を満たした「ひょうご小野産業団地」が、既に国内トップメーカーなど37社が操業する小野工業団地、小野流通等業務団地と共に、高度技術産業の新たな産業拠点となることを期待しています。

2021年8月25日(水曜日)

「垂井南土地区画整理事業」順調に工事が進捗!

垂井南地区は小野市の市街化区域南端部に位置し、神戸電鉄小野駅から約0.7キロメートルの距離で周辺は閑静な住宅街となっています。区域面積は約2.1ヘクタールで東側に県道加古川小野線、南側は市道4020号線の幹線道路が走るなど、将来的に良好な住環境が見込める地区であります。

整備された垂井南地区のビフォーアフターを上空から撮影した写真

本地区は市街化区域でありながら農地を主体とした土地利用でしたが、農業後継者不足による耕作放棄地の解消や、道路や公園などの整備による快適で安全な市街地づくりを目的に、平成23年に地元要望を受けて区画整理事業の協議を開始しました。度重なる勉強会や打合せを経て、平成29年に小野市垂井南土地区画整理組合が設立され、現在は工事も順調に進捗し残すは公園整備のみとなっています。

整備された市道4020号線と、県道加古川小野線との交差点を上空から撮影した2枚組の写真

当該地区のメイン道路(幅9.5メートル)である市道4020号線は、8月10日(火曜日)より通行できるようになっています。以前は、県道加古川小野線への接続が鋭角で視界もよくありませんでしたが、この度の工事で道路を新たに付け替えたことにより、視界もよく交差点の安全性が向上しております。また、保留地の買い手は既に決まっており、近く不動産会社による一般分譲(22区画)が開始される予定です。

垂井南地区が完成しますと土地区画整理事業で10ヶ所目となる「新たなまち」が誕生します。まちづくりは、ハード面の整備だけではなく市の施策とリンケージさせることが重要であります。多くの方に定住いただき「住んでよかった」と言っていただけるように、更なるまちの賑わいづくり、誇りづくり、愛着づくりを進めてまいりたいと考えています。

2021年8月18日(水曜日)

「らんらんバス乗り方教室」実施!

現在、小野市では公共交通に関する関心を高めるとともに、多様な交通手段の利用を促すモビリティマネジメント(MM)の一環として、市内保育所・認定こども園の児童を対象に「らんらんバス乗り方教室」を実施しています。

乗り方教室では、バスの乗り方や公共交通に関する説明及びバスの乗車体験を各保育施設において出前講義形式で実施し、児童が楽しみながら公共交通への理解を深められるよう取組を行っております。

児童の中には来春から「らんらんバス」で小学校に通学する園児もおり、この教室を通して、バスでの登下校の不安を解消すると同時に、「らんらんバス」をより身近に感じてもらい、ご家族と一緒にでかける際に利用していただくなど、利用者層の拡大にもつながればと考えております。

児童を対象にした、らん らんバス乗り方教室が開催された時の様子を撮影した9枚の写真

人口減少や高齢化がさらに進み、地域の公共交通の持続が困難になると予測されておりますが、小野市では「無関心から関心へ」をキーワードに、今後もあらゆる機会を通じて、公共交通の利用促進につながる取組を実施し、地域の足として子供から高齢者まで幅広い世代の方々から親しまれ愛される「らんらんバス」を目指すとともに、「持続可能な公共交通」の実現に向けて取り組んでまいります。

2021年8月11日(水曜日)

田中希実選手、感動をありがとう!~東京五輪陸上~

小野市出身で東京五輪(5000メートル、1500メートル)に出場した田中希実選手が、オリンピックの大舞台で躍動し、陸上女子1500メートルにおいて日本勢初の決勝8位入賞という偉業を成し遂げられました。

大型モニターの前で職員が田中選手の陸上5000メートル予選を応援している様子の写真

7月30日(金曜日)午後7時26分、陸上女性5000メートル予選第2組。業務終了後に有志職員と共に大型モニターの前で、田中選手の登場を今かと待ちました。一斉にスタートするとスローペースで上位グループにつける展開。最終200メートルも粘り強く外国人選手に追いすがり6位フィニッシュ。タイムでは自己ベストを更新するも僅か0.38秒差で決勝進出を逃しましたが、世界に負けない力強い走りに1500メートルへの期待が高まりました。

市役所の1階ロビーで来庁者の人たちと田中選手の陸上1500メートル予選を応援している様子の写真

8月2日(月曜日)午前9時59分、陸上女子1500メートル予選第3組。1階ロビーで来庁者の皆さんと一緒に観戦しました。スタート直後から積極的に先頭を走る田中選手から目が離せず、声援を控えつつバルーンを打ち鳴らして応援。ラスト1周、皆が「そのまま行って!」と願い、先頭グループに食らいつき4位で準決勝進出。しかも日本記録更新。「のんちゃん、遂にやった!」

職員たちがスティックバルーンを手に持ち、田中選手の陸上1500メートル準決勝を応援している様子の写真

8月4日(水曜日)午後7時、陸上女子1500メートル準決勝第1組。田中選手は予選同様上位をキープし、2周目には先頭に立ちレースを引っ張る。普段より速いペースで周回を重ね、残り1周で先頭グループの5位と好位置。最後の直線では「いける!」と応援に力が入る。皆の想いが叶って4分の壁を破り再び日本記録更新、5位で決勝進出。「のんちゃん、またやった!」

田中選手が入賞したことを職員全員で喜び、万歳をしている様子の写真

8月6日(金曜日)午後9時50分、陸上女子1500メートル決勝。最後は「レースを楽しんで欲しい」という想いで、田中選手を見守りました。序盤から本人の気迫が伝わってくるハイペース。あと1周の鐘が鳴り、各選手のスピードも上がるなか、小野市で培った粘りの走りで再び4分を切り8位入賞。職員全員が歓喜しました。「万歳!、万歳!、万歳!」

田中選手がオリンピック女子1500メートル競技に日本人女子として初出場にして初入賞という歴史的快挙を成し遂げられたことは、小野市の誇りであります。「自分の中の常識を覆すことができた」と決して諦めずレースごとに成長し続ける走りは、小野市民のみならず、全国の皆さんに勇気と夢を与えてくれました。3年後のパリで再び雄姿が見れることを期待しています。
「のんちゃん、感動をありがとう」

田中希実選手 競技結果

  • 7月30日(金曜日) 陸上女子5000メートル予選
    第2組6位(予選敗退) 14分59秒93(自己新)
    (注釈)通過条件:5位以内×2組+タイム5位以内
  • 8月2日(月曜日) 陸上女子1500メートル予選
    第3組4位(準決勝進出) 4分2秒33(日本新)
    (注釈)通過条件:6位以内×3組+タイム6位以内
  • 8月4日(水曜日) 陸上女子1500メートル準決勝
    第1組5位(決勝進出) 3分59秒19(日本新)
    (注釈)通過条件:5位以内×2組+タイム2位以内
  • 8月6日(金曜日) 陸上女子1500メートル決勝
    8位入賞(日本勢初入賞) 3分59秒95

2021年8月4日(水曜日)

7・8月は広聴強化月間!「市長への手紙」

2枚の市長への手紙が裏と表に置かれ、ボールペンで記入をしようとしている手元を映した写真

今年で23回目となる「市長への手紙」の受付を、「広聴強化月間」として8月31日(火曜日)まで実施しています。今年も老若男女問わず多くのご意見をいただいており、市民の皆さんからのご意見を市政へ反映させるツールとして定着しております。

「専用はがき(切手不要)」は、市役所や図書館、北播磨総合医療センターなどの公共施設のみならず、コンビニやスーパーなど市内49カ所に備え付けているほか、「広報おの7月号(9ページ)」の様式を切り取ってはがきとしてお使いいただけます。

平成11年に開始してから約17,600件ものご意見をいただき、その内容は要望に関するものが最も多く、次に苦情などが続いています。ご意見のすべてにコードナンバーを付けて管理し、まず最初に市長が拝見させていただいた後、全庁的な検討を加え、「直ちに対応」「長期的に対応」「対応できないもの」などに分類し、記名、匿名に関係なく回答文を作成し、文書で回答することにしています。

この「市長への手紙」の狙いは大きく2つあります。一つには、「情報は市民の財産」として、多様な広報広聴の仕組みを構築し、市民の意見を市政に反映させることであります。二つには、「職員の問題解決能力の醸成と意識改革」であり、様々な意見に文書で回答することで説明責任を果たし、説得ではなく、納得してもらえる対応力の向上につながります。

市長への手紙が付録されたパンフレットや専用はがきの裏表面を並べた写真

皆さんのご意見が「もっとも住みたいまち小野」を実現するものと考えておりますので、身近でお気づきになられたことを「市長への手紙」を通じてお寄せください。
(回答文をお送りする都合上、市長への手紙には、ご住所、お名前をご記入ください。)

2021年7月28日(水曜日)

小野市出身 田中希実選手が東京五輪陸上2種目に出場!

陸上女子5000メートルと1500メートル(日本勢初)の2種目で東京五輪代表に決定した田中希実選手が、5日(月曜日)に市役所で記者会見を開きました。新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの記者会見となり、司会は、北京五輪代表で小野市観光大使「おの恋アンバサダー」の小林祐梨子さんが務め、小野市が誇るオリンピアンの競演となりました。

市役所で行われた記者会見で、田中希実選手と小林祐梨子さんがそれぞれズームアップで撮影された2枚組の写真

田中選手と親しい小林さんは、会見で東京五輪が延期後も令和2年4月にオープンした陸上競技場「アレオ」や市内で練習を重ねコンディションを整えたことに触れるなど終始和やかに進行され、これに田中選手も「地元で恵まれた練習環境と多くの市民からの応援により今の私がある」「今ある力を出し切りたい」と、本番への意気込みを語ってくれました。

会見前に、田中選手や小林さん、父健智コーチ、母千洋さん、長谷川総監督と面談する機会があり、コロナ禍でなければ応援に駆け付けたかったという残念な思いと共に、田中選手には各種目の健闘を祈り「オリンピックという大舞台で小野市民に夢を与えていただきたい」とエールを送りました。

左は田中希実選手と小林祐梨子さんがうちわを持ち正面を向いているツーショット写真、右は応援メッセージの前でうちわを持ち笑っている田中希実選手の写真

北京五輪で小林祐梨子さんが出場されたときの雑感で、「小野市から第2、第3のオリンピック選手が出てくることを期待します」と申しましたが、こんなにも早く、しかも2種目も出場する選手があらわれるとは、夢にも思いませんでした。大会当日はテレビの前で、田中選手の雄姿を全力で応援したいと思います。
「のんちゃん(=愛称)」頑張れ!

出場スケジュール

  • 7月30日 19時~21時 陸上女子5000メートル予選
  • 8月2日 19時~22時 陸上女子5000メートル決勝
  • 8月2日 9時~11時55分 陸上女子1500メートル予選
  • 8月4日 18時30分~22時 陸上女子1500メートル準決勝
  • 8月6日 19時50分~22時55分 陸上女子1500メートル決勝

2021年7月21日(水曜日)

夏は小野の”お外”でリフレッシュ!

緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置区域などが解除された後、外出を自粛されてきた方々や夏休み中の子供たちも、市内の“お外”でリフレッシュされてはいかがでしょうか。
おすすめ一つ目は、「ひまわりの丘公園」。今年も公園南側のひまわり畑で、市花である“ひまわり”が約38万本開花し、来場される方々をお出迎えしております。

38万本のひまわりが一面に咲いているひまわりの丘公園を背景に、サンパティオおの、親水施設、わんぱく広場を紹介しているPR写真

二つ目は、トレッキング(山歩き)で人気の「小野アルプス」。100~200メートルの山々が連なっていることから「日本一低いアルプス」と呼ばれ、標高差が少なくハイキング初心者にも親しまれています。晴天時には明石海峡大橋も見ることができ、自然を楽しみながらゆっくりと歩いて、最後に「白雲谷温泉ゆぴか」「鍬溪温泉」で1日の疲れを癒してください。

紅山を背景に、白雲谷温泉ゆぴか、鍬溪温泉きすみのの郷を紹介しているPR写真

2021年7月14日(水曜日)

小野南中学校長寿命化改良工事が順調に進捗!

昨年9月に着手しました「小野南中学校長寿命化改良工事」が予定通り進んでおります。1980年(昭和55年)に建築され41年が経過した小野南中学校は、学校施設長寿命化計画に基づき令和4年の改修完了を目指しており、工事では既存の躯体を再利用することで通常の建替えに比べて費用を約4割削減するなど総事業費は約22億円となっています。

今回の改修は今後40年間の使用に耐え得る校舎への環境改善を図ることを目的とし、構造躯体の回復や耐久性の確保、水道・電気等のライフライン更新などの建物の機能や性能をひき上げることは勿論のこと、今後の維持管理や設備更新の容易性も追求しています。

エレベーターや本校舎と体育館を結ぶ連絡路の新設などの校内バリアフリー化、排水に配慮した地下格技場の水害対策、洋式及び多目的に対応した清潔なバリアフリートイレ、中庭の利活用や駐車スペースの確保等の敷地の有効活用など、生徒の学習環境はもとより様々な利用者の目線に立った整備設計となっています。

小野南中学校の完成イメージと、改修中の校舎正面、普通教室棟、特別教室棟、連絡路の5枚組の写真

現在、仮設校舎で授業を行っておりますが、今年の11月には校舎部分の工事が完了し、令和4年1月(3学期)から新校舎での授業を開始します。また、8月から着手します体育館の工事は来年5月に完成予定ですので、もうしばらくご不便をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

2021年7月7日(水曜日)

災害に備えて防災情報の確認を!

西日本において、今年は平年より3週間も早い異例の早さで梅雨入りし、さらに近年は線状降水帯による豪雨が多発するなど、雨の降り方が激甚化・局地化しており、毎年のように日本のどこかで豪雨災害が起きています。

避難情報の変更点をわかりやすく図式化した画像

そのような中、災害時に市区町村が発令する避難情報について「避難勧告を廃止し、避難指示に一本化」することなどを定めた改正災害対策基本法が今年5月から施行されています。これまでは「警戒レベル4」に避難指示と避難勧告が併記されていましたが、それらを避難指示に一本化することで、住民の方に避難を促す情報をシンプルにし、分かりにくさを解消して逃げ遅れを減らすことを狙いとしています。

小野市においても、梅雨前線、台風、秋雨前線などによる豪雨により、土砂崩れや河川の氾濫など、全国各地で発生しているような甚大な災害がいつ発生してもおかしくありません。

言うまでもなく、災害時においては「日頃からの備え」が大切であり、小野市では「無関心から関心へ」をテーマに、市民の皆様の防災意識の向上を図るため、昨年5月に保存版の「小野市防災マップ」を全戸配布しています。

小野市防災マップの表紙と見開きの写真と、防災マップと当選番号のQRコードの画像

この防災マップには、マップの保有率を高めるために小野市独自の工夫として、毎年賞品が当たる「防災お守りくじ」を導入しており、今年は25名の当選者に「すき焼き牛肉1キロ」をプレゼントします。(引換期限は令和3年8月31日)

この機会に、防災マップを広げ、家族や地域の皆さんで話し合い、避難場所や避難経路などの防災情報を確認しておきましょう。

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ファックス:0794-63-6600

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