2003年1月~3月分のバックナンバー

更新日:2022年02月01日

2003年1月1日(水曜日)

市長の部屋「こんにちは市長です」の工事を行います

新年あけましておめでとうございます。

さて、本年も、この雑感にいろいろな事を掲載していきたいと考えています。
そして、市民の皆様をはじめ、市外の方にも広くご覧いただきたいと思います。「市長へのおたより(メール)」もお待ちしています。
昨年は、多数の方にご覧いただき、また「市長へのおたより(メール)」も多数いただきました。ありがとうございました。

なお、今月は、この雑感をより見やすく、より広く、より多くの方にご覧いただくために、「こんにちは市長です」のページの工事をいたします。
誠に勝手ではございますが、1月8日から2月5日の間、工事中となりますのでご了承願います。

2003年2月12日(水曜日)

「新たな創造と変革」に向け更なるチャレンジ!

長い期間、「こんにちは市長です」ページの工事のため、皆様にはご迷惑をおかけしておりました。本日、皆様のご協力により再開することが出来ました。
引き続き、私の身の回りを中心に「いろいろな出来事」「ふと気付いたこと」などをとおして、私の考えや想いを掲載していきたいと思います。
市民の皆様をはじめ多くの方々にご覧いただきたいと思います。

さて、この度、市民の皆様のご推挙により2期目の市政を担当する栄誉を与えていただきました。今、市政の運営にあたり、「新たな創造と変革の熱風を市政に」をスローガンに掲げ、活力に満ち、キラリと輝く市民にやさしいまちづくりを進めてまいりたいと考えています。

1期目4年間を振り返りますと、ハード面では、「ひまわりの丘公園」や児童館「チャイコム」がオープンいたしました。昨年9月には、ひまわりの丘公園で「ハートランドフェスタ」など大イベントを開催し多くの人出で賑わいました。その他「夢の森公園」、「国史跡広渡廃寺跡歴史公園」、「こだまの森」、「きすみの見晴らしの森」、新斎場「湧水苑」なども完成いたしました。
また、国道175号の4車線化や県道三木山崎線の開通、道路舗装率・下水道整備率のアップなど着々と都市基盤整備が進み、多くの市民の皆様方に満足していただいていると考えております。

ソフト面では、ハートフルウォーキング1日1万歩運動、第2の成人式「エイジ・ルネサンス・パーティ」の開催、全国規模の短歌「上田三四二賞発表会」の開催などをはじめ福祉・教育分野の充実を図ってまいりました。
さらに、私は、雇用対策が当面の重要な課題であるとの認識から、一人でも多くの方が地元企業で働けるよう、積極的に企業誘致に取り組んでまいりました。そして、工業団地と流通等業務団地を併せた産業団地の充足率が98%となりました。

現在、進めております主要プロジェクト、「平成16年春オープン予定の白雲谷温泉『ゆぴか』の建設」、「平成17年春開通の『JR加古川線電化事業』」、「市制50周年記念事業として取り組みます『(仮称)うるおい交流館』の建設」、「加古川左岸堤防に4キロにおよぶ桜並木を植樹する西日本最大の『桜づつみ回廊事業』」、『コミュニティバスの運行』、『小野長寿の郷構想』も「熱き想い」で取り組んでまいります。

市民の皆様とともに、「住んで良かったと思えるまち 住んでいることを誇りに思えるすばらしいまち」をめざし、「新たな創造と変革」に向け更なるチャレンジをしてまいります。

2003年2月19日(水曜日)

お年玉貯金する!小野市の貯金は?

以前、日刊新聞に、お年玉5年ぶりちょっと“好景気”の見出しで、姫路市内の小学生がこの正月にもらったお年玉の記事が載っていました。
平均で2万6千7円、前年より443円増えたそうです。(姫信の調査)
そのもらったお年玉を「貯金しますか」という質問に対して、28.7%が全額貯金、58.8%が一部貯金と回答したそうです。約9割の小学生たちが貯金すると答えています。
お年玉が増えたのは、今の景気が影響しているのかどうか…?。堅実な子どもたちが多かったようです。

小野市の貯金はどうかと言いますと。小野市の会計には、家計の貯金にあたる基金というものがあります。
平成13年度末時点で、財政基金、市債管理基金、公共施設整備基金など一般会計の基金は約80億円、前年度から約10億円増えました。市民一人あたりでは約16万円、前年度に比べ2万円増えました。基金は、その年度の経費を市税等の収入で補えない場合などに取り崩しを行います。

他市町では、景気の影響などで市税収入などが減少し、毎年基金の取り崩しを行い、このままいくと基金もあと数年で底をついてしまうというところもあるようです。
小野市の市税収入も年々減少傾向にありますが、昨年度も基金を取り崩さずに増やすことができました。より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供するかを常に考えて取り組んでいる成果であると考えています。

来年度は、市制50周年記念事業として取り組んでいます「(仮)うるおい交流館」に大きなお金が必要なため、公共施設整備基金という公共施設の整備のためにしか使えない基金の一部取り崩しを考えています。
貯金(基金)は減りますが、市民ニーズに応えるため、計画的な取り崩しも必要であると考えています。

「(仮)うるおい交流館」は、500席の中ホール、ハートフルサロン、市民活動支援センターの設置など、市民活動の拠点施設です。また、市民自ら管理・運営を行う新しいシステムを構築したいと考えています。今後、さらに検討・研究を重ね、平成16年12月オープンめざし、市民の皆様とともに創っていきたいと思います。

2003年2月26日(水曜日)

桜満開!評価満点?

早咲きで知られる「河津桜」(伊豆半島の静岡県河津町)が見ごろになっているそうです。
河津川沿いに咲く桜はもう満開なのでしょうか。もうすぐ春ですね。

さて先日、昨年末から進めてきました新年度予算(案)の記者発表を行いました。
予算総額407億4,350万円、うち一般会計207億6,000万円、前年度比、総額で0.6%、一般会計で7.8%増の過去最高の積極予算です。

その主な事業の中で、加古川の河川堤防に約4キロにおよぶ桜並木を植樹する「桜づつみ回廊事業」があります。静岡県河津町のような早咲きの桜ではありませんが、ソメイヨシノという桜など約1,000本を植え、散策路を整備します。工事期間は平成18年度まで、完成すれば西日本で最大となります。花見やウォ-キングなど、市民皆さんの憩いの水辺空間にしたいと思っています。

ところで、この新年度予算(案)がまとまる頃、決まって気になることがあります。それは、「方針管理」に掲げる達成目標の成果です。この期末に、その評価を行うことにしています。

平成11年度に、仕事の仕組み・システムとして「方針管理制度」をスタートさせました。
各部門、各職員が方針・達成目標・実践項目・期限を定め、プラン・ドゥ・チェック・アクション(P・D・C・A)のマネジメントサイクルを展開させ、結果とプロセスを評価する仕組み・システムです。

そして、その評価結果により、賞与時にインセンティブ給を加点主義で支給しています。
各部門、各職員が掲げる目標は様々です。また、その成果も、目に見える成果と見えない成果があると思います。今年度もいろいろな事業に取り組みました。ひまわりの丘公園オープン、ハートランドフェスタ等大イベントの開催、道路舗装率UP…など。

この一年間で何をもたらし、何を成し得たか…。今、その成果が問われています。

2003年3月5日(水曜日)

1日700人 1時間100人 1分1.6人

3月1日(土曜日)天気、雨。2月から土曜日・日曜日は雨がよく降ります。

この日、ひまわりの丘公園に少し立ち寄りました。さすがに公園内で遊ぶ子どもたちの姿はありませんでしたが、「サンパティオおの」に買い物にこられていたのでしょう、駐車場に車が20~30台ほど止まっていました。しばらく見ていますと、車の数は減ることなく、次から次へと、入れ替わり立ち替わり駐車場に車が入ってきました。店内は大人から子どもまでの買い物客で賑わっていました。この日「サンパティオおの」にどれくらいの方が来られたのでしょう。

オープンから1月までの来客数を言いますと総数約18万人、一日平均で700人です。営業時間は午前10時から午後5時まで、1時間あたり100人、1分間に1.6人の方が来られている計算になります。常に人が出入されているのがよく分かります。この来客数はレジ客数なので、実際はその2倍か3倍はあるかもしれません。

現在、公園内で、小野商工会議所が中心となり「(仮称)チャレンジ工房館」の建設工事が進められています。公園を利用されている皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
「(仮称)チャレンジ工房館」は、特産品のPR及び新しい産業形成、小野ブランドの確立など商工業の振興を図り、また、皆様に「楽しさ」「心の安らぎ」「交流の場」を提供できる館にしたいとの思いから、小野商工会議所の事業に市が支援する形で進められています。完成は4月下旬の予定です。

館内では、園芸、手芸、工芸の教室やお菓子・ケーキ、リサイクル商品などのミニショップ、特産品の展示・販売などを行う予定です。楽しみにお待ちいただきたいと思います。
ちなみに、「ひまわりの丘公園」の来園者数は、オープンから1月までで総数約71万人、一日平均2,500人です。

これから暖かくなります。多くの方のご来場をお待ちしています。

2003年3月12日(水曜日)

「橋の地蔵さん」のお話

この前、神戸新聞に、小野市高田町の「橋の地蔵さん」のことが載っていました。この地蔵さんは、触れると腰痛が治ると伝えられています。
最近では、市外からもたくさんの方がお参りに来られているそうです。

なぜ、腰痛が治ると伝えられているのかといいますと、『その昔、このあたりにおばあさんが住んでおられました。子供がなく、この地蔵さんにお参りすることを、ただ一つの楽しみにされていました。しかし、おばあさんも年老いて、腰痛が激しくなり、とうとう歩けなくなってしまいました。

そんなある日「今日は、だいぶ気分が良いわい。地蔵さんにお参りしてこよう。」と溝をわたり地蔵さんのところへやって来られ、「地蔵さん来ましたよ。私も腰さえ治れば、毎日でも来てあげられるのに。」とお参りされました。

ところが、帰り際、急に腰が痛くなり、来た時に渡ることができたこの溝が、どうしても渡ることができません。その時、「おばあさん、私が渡してあげましょう。」と地蔵さんが言われ、溝の上にうつ伏せになられました。おばあさんは、地蔵さんの腰のあたりを踏み、そっと向こうへ渡ったのです。

「ごめんなされや、痛かったでしょうに。」そう言いながら地蔵さんの腰のあたりを撫でると、これはまたどうしたことか、おばあさんの腰はすくっと伸び、今までの痛さもすっかりなくなってしまったのです。それ以後、おばあさんは、出会う人ごとに「橋の地蔵さん」のご利益を語りつづけたそうです。』

碑面には地蔵像が浮彫されていて、表に向けてはいけないと伝えられていることから、現在も裏を向けて置かれています。
この他、市内各地に地域にまつわる昔話や旧跡、古墳などたくさんの名所があります。観光で訪れる方に紹介できるように、観光案内標柱を建てております。

この内容は、小野市のホームページ「新着情報」や商工観光課のページからアクセスできます。今まで知らなかった小野市が発見できるかもしれません。
これから暖かくなります。ウォーキング、ドライブがてらに、春の北播磨“小野市”を散策してみてください。

2003年3月19日(水曜日)

図書館貸出冊数“5年連続全国1位”

庁舎東側駐車場の桜につぼみがふくらんできたようで、いつ花が咲くのか楽しみです。
さて、先般、社団法人日本図書館協会が発行した「日本の図書館 統計と名簿2002」によりますと、小野市立図書館が規模別貸出冊数で「全国1位」という素晴らしい調査結果が出ております。

'97年度から「5年連続して全国1位」となりました。
貸出冊数は53万冊。100人あたり1,067点、市民一人につき年間11冊の貸出があることになります。そして、今年度の貸出冊数は、53万冊を大幅に超え59万冊となる見込みです。
市民の皆様をはじめ、多くの方々にご利用いただきましてありがとうございます。

今年度は、特に「より多くの児童や乳幼児連れの親にも親しまれる図書館づくり」に努めてきました。児童館「チャイコム」の開館や学校の週5日制の導入に対応するため、児童図書の充実や、児童コーナーに専用カウンターを設置いたしました。

子どもを待たせず、人気のある本をすぐ読みたいというご希望に応えるために、人気のある読み物や絵本を多くのタイトルで複数そろえました。また、赤ちゃん休憩室や乳幼児用カートを導入し、小さなお子様連れにも利用しやすい環境づくりに努めてきました。その結果、児童図書の貸出冊数も大幅に増えております。

このような素晴らしい実績を収められたのも、ご利用いただいています皆様をはじめ、本の「リサイクルフェア」や図書館で働く「図書館サポーター」などに参加いただいている皆様がいらっしゃるからこそだと大いに感謝しております。
これからも、利用される方に愛着をもっていただけるよう、きめ細かいサービスを心がけ取り組んでいきたいと思います。

2003年3月26日(水曜日)

河合運動広場の進入路が新しくなりました

「バッター打てよー」「シュートしろ」と河合運動広場から子どもたちの元気な声が、車の中まで聞こえてきそうです。

河合運動広場では、野球やサッカーなどで、子どもたちをはじめ多くの方々に利用いただいています。平成13年度にはナイター照明を取り付け、その利用者数もぐんと増えました。また、この前は、全国からサッカーの強豪チームが集まった全国大会レベルの「イルソーレCUP(U-14)」会場としても利用されました。
しかし、河合運動広場は加古川右岸堤防沿いにあり、その進入路は鋭角に設置され、急な勾配でした。車・バスで来られた方の中には不便を感じておられたと思います。

その進入路を以前の位置から100メートル南に移し、加古川堤防に対し直角に接した新たな進入路を設けました。これで、車はもちろん大型バスもスムーズに進入できるようになりました。
これから暖かくなります、野球・サッカーなど、多くの方々にご利用いただきたいと思います。
また、グランド周辺には桜がありますので、これから4月の上旬にかけ、花見を楽しみに来られる方も多いのではないでしょうか。

桜で思い出しましたが、河合運動広場から加古川を挟んで反対側の堤防に、4キロの桜並木を植樹する「桜づつみ回廊事業」を進めています。
その桜のオーナーの第1次募集を5月12日から始めます。一口2万円と考えています。
詳しい内容は広報「おの」4月号でお知らせします。
「桜を育ててみよう」と思われる方、ぜひご応募ください。オーナーになっていただくと、桜の所有者として銘板を取り付けられます。

桜の成長に想いをはせてみませんか。

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