2003年10月~12月分のバックナンバー

更新日:2022年02月02日

2003年10月1日(水曜日)

全国初酒米パン まもなく販売!

新たな特産品誕生の試みと酒米(山田錦)の消費拡大のために研究を重ねてこのたび小野市から酒米パン第1号が、販売されることになりました。
日本酒は、ビールや焼酎に押されて年々消費量が減っていることは、ご存知のことでしょう。それに伴い小野市でも酒米(山田錦)の栽培面積の減少を余儀なくされているのですが、巻き返しになんとも贅沢な食材のパンについてお知らせします。

小野市の酒米(山田錦)は、美味な日本酒づくりには欠かせない県下有数の優良酒米です。その米を変身させようと事業主体のJA兵庫みらいが米パン研究者(大阪市在住)を招き小野市内のパン工場で試行するなど商品化に向けて研究を行っておりこの全国初の試みに熱いエールを送っているところです。

ひまわりの丘公園内の農産物販売所「サンパティオおの」の西側に「酒米パン工房」の建設計画が進んでいますが、市としてもその支援を行っていきます。
そこで作られた酒米パンは、12月(予定)から商品としてお目見えします。

パンの食材は、一般的には小麦ですが、酒米を使うと甘味があってもちもちした食感です。
パンの種類としては、コッペパンやサンパティオおのに出店している新鮮な野菜・果物やジャムなどの加工品などを中に挟み込んだバラエティに富んだ約20種類です。
コッペパンは、来年度から学校給食にも取り入れる予定です。

豊かな風土が育んだ小野市特産(山田錦)の酒米パンをどうぞお楽しみに

2003年10月8日(水曜日)

「ひまわりの丘公園」の来園者数100万人?

先日、ひまわりの丘公園に少し立ち寄りました。本当にたくさんの方が来られていました。
駐車場は一杯で、車が入れ替り立ち替り出入していました。ちょうど昼前の時間とも重なり、弁当を持参した親子連れの姿も目につきました。

昨年の9月は、「ハートランドフェスタ」「ひょうごフローラフェスタ」などのイベントを同時開催し、10日間という短い開催期間でしたが約26万人もの人出で賑わいました。また、開花時期をずらした「ひまわり50万本」も見事に咲きました。随分前のことのようにも感じますが、本当にたくさんの方が小野市に来られ、皆さんのおかげで盛大に開催できたと、あらためてそう感じました。

今年度に入りましても、昨年度一年間の来園者数を上回る人出で賑わっています。
昨年度は、総数約82万人で、一日平均2,300人、今年の4月から9月までの半年間で、総数約47万人、一日平均約2,500人となっています。今後イベント等も予定しており、このペースで推移すると90万人を突破し、100万人の大台に乗るかもしれません。また、公園内のサンパティオおの、小野物産館オースト、そろばん亭も大変な盛況ぶりと聞いています。大変うれしく思っています。

さて、この秋10月「ひまわりの丘公園」でのイベントは、25日(土曜日)、26日(日曜日)の両日、「小野市産業フェスティバル2003」が開催されます。
広報「おの」10月号で詳しくお知らせしていますが、小野市産業フェスティバル実行委員会(小野商工会議所内)が中心となって行われるイベントで、小野市の産業を近隣の地域住民に広くPRし、地域住民とのふれあいの場を通して地域産業の理解を深め、小野市産業の今後一層の振興・発展と地域づくりに寄与することを目的に開催されます。

また、今年は、「ふれあい消防おの」「健康福祉フェア」「ガーデニングフェスティバル」も同時開催し、一層の賑わいを期待しています。
小野市の特産品の展示即売、農産物の販売、飲食、ステージイベントなど楽しい催しが盛りだくさんです。ぜひ、ご来場ください。

2003年10月15日(水曜日)

白雲谷温泉「ゆぴか」来春オープン!

小野市の地下1300メートル約1万年前の地層から太古の湯が湧出したのは平成12年の夏。
泉質は、鳥取県の皆生温泉、石川県の片山津温泉によく似てカルシウム・ナトリウムを豊富に含んでいます。
白雲谷温泉「ゆぴか」の建物の完成は11月中旬です。現在の建物の進捗率は85%で、その後、進入路、駐車場、遊歩道の整備を急ピッチで行い、3月中旬にはオープンします。

施設には、泉質を最大限に活かすため檜風呂の大浴槽の「水辺の湯」と岩風呂の大浴槽の「森の湯」がありそれぞれに露天風呂を備えています。
「水辺の湯」には、打たせ湯、展望風呂、ミストサウナ、ジェットバス等があります。「森の湯」には、歩行浴、気泡浴、高温サウナ、水風呂など多彩な温浴メニューを設置しています。さらに高齢者や障害を持たれている方が付き添いの家族と入浴できるよう福祉風呂も計画しています。

64畳の休憩室や児童コーナーそして直径10メートルで円形の「ゆらぎの間」でゆっくりとくつろいでいただけます。もちろんレストランや小野市の特産品なども販売する売店も完備します。
入浴料は大人600円子供300円、小学校就学前の乳幼児は、無料です。福祉風呂は、1回1グループ1時間以内3.000円です。ただし障害をお持ちの方が含まれている場合は、半額とします。

会館時間は、10時から22時(受付は21時)までとし、休館日は毎週火曜日で湯の水質管理を十分にしていきます。
白雲谷温泉「ゆぴか」でのリラックスタイムをもうすぐお届けできます。どうぞお楽しみに。

2003年10月22日(水曜日)

「私の好きな兵庫のまちなみ100選」に小野市から“3ヶ所”

先週「私の好きな兵庫のまちなみ100選」(兵庫県県土整備部記者発表)が発表されました。

小野市から、憩い・潤いのまちなみとして「ひまわりの丘公園」「きらら通り」、仕事のまちなみとして「小野工業団地」が選ばれました。うれしく思います。
「ひまわりの丘公園」は市花「ひまわり」をはじめ「菜の花」「コスモス」、そしてガーデニングボランティアの方々が管理された四季折々の花が咲き、連日多くの人出で賑わっています。

市のシンボルロード「きらら通り」は街路樹のアダプトプログラム(市民ボランティアの花づくり)を導入し、通りには季節の花が咲き(今は「コスモス」)、夜には195本の銀杏並木のライトアップによる光のプロムナードを演出しています。
また、「小野工業団地」は平成元年に完成し、現在26社が進出(充足率100%)。建築物の構造・配置はもとより緩衝緑地帯の確保等細かな点にいたるまで景観に配慮したまちなみです。

この度の公募等による「私の好きな兵庫のまちなみ100選」は、県民一人ひとりが自分達の暮らしている地域を見つめ直し、身近に美しいまちなみ景観があることを再発見し、新しいふるさとづくりのきっかけとするため、いわゆる名所といわれるような特別な景観資源ではなく、そこに住む地域の人々が好きな「私の好きなまちなみ景観」という視点で選定されたとお聞きしています。

小野工業団地に対する選定コメントにもありましたが、「自分たちの団地は自分たちの手で守っていこう」という、市民の皆さんのまちづくりに対する思いや取り組みが評価されたのだと思います。本当に勇気づけられます。これからも誇りに思えるまちをめざして、市民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。
現在、この100選の写真展が兵庫県公館で行われています(11月1日まで)。

2003年10月29日(水曜日)

小野藩の古文書から播磨最初の「村方火消」判明か!秋季特別展(好古館)

「気軽に来館できる博物館」。今、好古館では、多くの方々に気軽に来館していただけるよう、館内での音楽会の開催や地域史を題材とした企画展を地元の方々と一緒に行うなど新たな取り組みを行っています。来館者数も前年度同期(9月末)と比べ1,000人も増えています。

近々行う企画としましては、11月1日(土曜日)から12月14日(日曜日)の期間、「町火消しから近代消防へ~守り続けたい人々のくらしと生命~」と題して秋季特別展を開催します。
今回の特別展の特徴は、「消防」を取り上げ、小野小学校と市の消防本部、企画政策室市史編纂グループ、好古館が連携して行うところにあります。

小学生制作の防火ポスターの展示や150年前の龍吐水(ポンプ)、大正時代の腕用ポンプ、戦時中のピストル型消火器などの消防道具を展示し、消防・防災の歴史とその役割を広く紹介します。
また、新聞に載っていましたが、全国的にも研究が進んでいない近世の「火消制度」について、具体的に示した小野藩の古文書も紹介します。

この古文書からは、享保3年(1719)播磨の他藩領に先駆けて小野藩領内32ヶ村に「村方火消」の組織がつくられていたということが分かっています。火消制度を具体的に示す史料としては、現在のところ県下で最も古いとされています。詳しい内容は特別展で。

その他、特別展開催期間中の催しとして、11月9日(日曜日)に小野小学校3年生による消防発表会や消防体験ができる「消防フェスティバル」(於:小野小学校、8時45分~12時)、11月15日(土曜日)には前西宮市消防長川崎洋光氏を講師に迎え、講演会「生命とくらしを守る消防」(於:小野高等学校、13時~)を行います。
この特別展をとおして、地域の消防・防災意識がますます高まることを期待しております。

2003年11月5日(水曜日)

ひまわりの丘公園でガーデニングボランティアが花を植栽

この三連休、各地域で祭、イベントなど様々な催しが行われていたようです。皆さんもどこかへ行かれたのではないでしょうか。
1日(土曜日)は、ひまわりの丘公園の西駐車場で、兵庫県酪農農業協同組合連合会主催の「第22回らくのうひょうごフェスティバルが行われました。各種催しを通して、兵庫県産の牛乳や乳製品の消費拡大、生産者と消費者との交流を深めることを目的に開催されました。

私も来賓として参加させていただきましたが、会場には子ども連れの家族が多数訪れ、一時はお店に行列が出来るほどの賑わいでした。
一方、隣の公園内では、小野市のガーデニングボランティアの方々が花の植栽をされていました。ハボタンとビオラが植えられました。公園内には四季折々の花が咲いていますが、皆さんもご存知のとおり、これら全てはボランティアの方々により管理されています。

他市から来園された方から「きれいな花が咲いていて、ゆっくりとくつろげる公園ですね」とうれしい声もお聞きしており、ボランティアの方々には本当に感謝しております。
市内には、ガーデニングボランティアのほか、いろんな場で様々な活動をされている方がいらっしゃいます。今その気運が高まっています。

このような活動や取り組みの中に、行政だけでは到底なしえない、まちの活性化の源があるのだと思います。市としても、このような活動、取り組みに対して積極的に支援していきたいと考えています。
公園南側のコスモスももうすぐ満開です。休みの日はひまわりの丘公園で花を見ながらゆっくりとお過ごしいただくのはいかがでしょうか。

2003年11月12日(水曜日)

ひまわりの丘公園受賞おめでとう!

皆さんは、ひまわりの丘公園に足を何回運ばれましたか。
ここでは、野外での市の行事の多くを開催するようになっていますので、私は年に何回も行っています。公園には四季おりおりの顔があり、あらゆる年齢層から愛される要素を持っていると思います。

おかげさまで、平成14年4月に開園してから約142万人(10月末現在)もの来場者を数えております。
このたび日本公園緑地協会の主催する第19回都市公園コンクールにおいて「社団法人日本公園緑地協会会長賞」(設計部門)を受賞しました。平成15年度は、全国13ケ所ありそのうちの1ケ所です。

また、兵庫県主催の「私の好きな兵庫のまちなみ100選」に県民投票で個性あふれるすばらしいまちなみ景観として「小野工業団地」「きらら通り」とともにひまわりの丘公園が選ばれたことは、うれしい限りです。
さらに宝塚歌劇団の写真撮影会場にもなり「ザ・タカラヅカ星組特集」のバックに登場しています。

小野市の交通網は、中国・山陽自動車道と国道が東西南北に結束し、大阪・神戸から1時間圏内ですからぜひ一度ドライブがてらにお越しください。きっとあなたの秋が見つかると思います。
市内の方々には、この評価の高い公園をすでに楽しんでいただいておりますが、今後とも心のリフレッシュにご活用願います。
丘から眺める小野市の良さをきっと体感していただけることでしょう。

2003年11月19日(水曜日)

県中学駅伝 旭丘中「2連覇」おめでとう!

「女子は、旭丘中優勝です。小野南中10位、小野中は13位です。」と、私のところに連絡がありました。15日(土曜日)昼前のことです。その後、「小野中(男子)は8位に入賞しました。」との連絡が入ってきました。
どんなドラマが待ち受けているのか、期待と不安を抱きながら連絡を待っていたので、その時は胸が熱くなりました。

旭丘中(女子)見事2連覇!本当におめでとう。
選手達には相当なプレッシャーがあったのではないかと思います。前評判で優勝候補と言われながらも、よくぞそのプレッシャーを跳ね除け力走しました。
1区小林さんから、2区藤本さん、3区井上さん、4区奥田さんまで区間賞、アンカー船曵さんも他校を寄せ付けない走りで優勝のゴール。昨年よりも一段とたくましく、充実ぶりを感じます。

各学校とも、選手一人ひとりが自分の力を発揮し、チームメート、監督、父兄、応援する者の思いがこもったタスキを確実につなぎきったと思います。
小野中、小野南中は惜しくも近畿大会出場を逃しましたが、気持ちを切り変え、これから先の目標に向って練習に励んでほしいと思います。

そして、旭丘中は、12月21日(日曜日)千葉県昭和の森特設コースで行われる全国大会では、昨年の10位を上回る上位をめざし頑張ってほしいと思います。
兵庫県代表として、小野市の旭丘中という名を全国に轟かせてください。応援しています。

2003年11月26日(水曜日)

兵庫県初!林間のグランドゴルフコース来年春オープン

皆さんは、グランドゴルフをされたことがありますか。
これは、専用のクラブを利用してコースの上にホールポストと呼ばれる移動が可能な目印を設置した枠内にボールを入れるまでの打数を競うスポーツで、一般的には広場や運動場で行われています。

市では、このルールの簡単なグランドゴルフを本格的に楽しんでいただこうと小野市の北東部に位置する「こだまの森公園」に兵庫県で初の林間のグランドゴルフコースの整備をすすめています。完成は16年春です。
コースは、周囲を山に囲まれ自然あふれる丘陵地を利用し張り芝コースとクレー(真砂土)コースの2コース各8ホールを計画しています。

それは、遊歩道わきの木々を伐採し、いずれも15、25、30、50メートルのコースがあります。
初心者の方は、土で整備した直線コースで、上級者の方は、芝を植えて障害物を設けるコースでお楽しみいただこうと計画しています。
もちろんコース整備にあわせ管理棟・休憩施設・あずまや等の設置も行います。

これらは、グランドゴルフ愛好家の方々をはじめ今からやってみようと考えておられる方々の交流と活動拠点になると確信しています。
また、この公園には、大型複合遊具・芝生広場・遊歩道がありますので親子のふれあいや三世代交流にも一役かってくれることでしょう。

兵庫県初の林間グランドゴルフコースでのプレーは、きっとあなたを爽快な気分にさせてくれることでしょう。お楽しみに。

2003年12月3日(水曜日)

近畿中学駅伝 旭丘中「初の栄冠」おめでとう

11月30日、旭丘中(女子)が奈良県で行われた近畿中学駅伝競走大会に出場し、見事初の栄冠に輝きました。
県大会から2週間後の大会とあって、調整には気を使ったと思いますが、県大会に続き素晴らしい力走でした。

新聞記事に「目標は優勝と大会記録更新」「みんな強気で走れていたのでいけるかな」とコメントが載っていたとおり、独走での優勝。本当におめでとう。
1区小林さんがトップで2区へタスキをつなぎ、以後一度も首位を譲らず5区船曵さんが優勝のゴール。2位洛西(京都)との差は12秒。県大会での優勝といい、今回の優勝も、選手達の頑張りにたいへん勇気づけられました。

また、惜しくも大会記録更新は成りませんでしたが、目標に向かって取り組む選手達の姿が目に浮かんできます。選手達は、今自分は何をすべきか、何が必要かを考え日々練習に励んでいるのだと思います。だからこそ、優勝という結果につながっているのだと思います。
次は、3週間後の12月21日、千葉で行われる全国大会です。当日は私も応援に駆けつけたいと思っています。

昨年の全国大会では10位でした。今年はその上を目指し頑張ってほしいと思います。
それぞれ一人ひとりが一つの目標に向かって頑張れば自ずと結果が見えてくると信じています。駅伝はチームワーク、一致団結して大会に臨んでほしいと思います。
健闘を祈っています。頑張ってください。

2003年12月10日(水曜日)

全国初!酒米パン4月から学校給食に導入

小野市の特産品「山田錦」で酒米パンをつくることについて2ケ月ほど前にお知らせしたと思います。先日このコッペパンを5000個焼き市内小中養護学校で試食を行いました。
4月にはこの酒米パンを学校給食に導入します。これは、全国初の試みです。

酒米パンは、日本酒の原料として最高級の山田錦を使ったパンで、市が農産物特産品開発委員会を設置し研究を重ねて誕生しました。
このたび児童生徒のみなさんに自信をもっておすすめできるパンになりましたことをうれしく思っています。

生徒たちの感想は、甘くてモチモチしていて小麦パンより満腹感があるとのことです。
私も試食をしましたが同感です。
また、植物性たんぱく質が100グラムのうち小麦は8グラム、対して酒米パンは13グラムと30%多くなっており育ち盛りの児童生徒にとっては、栄養面からもこの上ないパンだと認識しています。

さらに近年食の安全・安心に目が注がれていますが市の給食センターでは十分に気を配るようにしております。JAも農作物の生産農家に栽培履歴(トレサビリティ)の提出の義務付けを行い生産農家の顔が見える体制づくりをしています。

この安全で美味しい酒米パンは、12月下旬には、ひまわりの丘公園内のパン工房にて購入していただけます。
全国初の酒米パンを学校給食に導入するとともに全国に発信します。ご期待ください。

2003年12月17日(水曜日)

小野市の「オンリーワン教育」全国へ発信

月日が経つのは早いもので、今年もあと残すところ2週間となりました。
さて先日の日曜日、市民会館大ホールにおいて「オンリーワン教育発表会」が行われました。私も会場で発表を見せていただきました。

このオンリーワン教育は、学校週5日制や新学習指導要領の実施にあたり、児童生徒たちの「豊かな心」や「生きる力」を育むことと、市内の各小中幼養護学校が独自の学習テーマを決め、子どもたちの主体性を重視し、特色ある教育・学校づくりを進めていこうとするものです。

今回の発表会では、重点推進校であります小野小学校、下東条小学校、河合中学校、小野東幼稚園が発表を行い、特別出演として小野養護学校のオペレッタ、中番小学校の誉田太鼓が披露されました。
子どもたちの発表姿を見ていますと、よく勉強・研究されており、それぞれ学校の特色、研究の成果が出ていると感じました。

「ふしぎ発見!柳の城下」と題して、小野の「昔、今、未来」を発表した小野小学校は、時代の流れをうまく表現し、昔の小野藩や伝統文化、今の食生活、未来の小野市について熱心に研究されているのが分かりました。また、私たちに何か伝えようとしているものも感じました。

全国の各学校でも英語であったり、算数であったり特色のある教育・学校づくりが行われておりますが、小野市の各学校の取り組みも誇りを持って全国へ発信できる「オンリーワン教育」であると思います。
この日は、子どもたちに勇気付けられました。子たちには夢と希望を持って大きくはばたいてほしいと思います。

2003年12月24日(水曜日)

ニュースタイルの交流館 建設中!

今年もあと1週間となりました。皆さんにとってどんな一年でしたか。
今年は、総事業費35億円のうるおい交流館(仮称)の工事を着工させました。来年12月の完成を目指し、確実に工事が進められています。これは、市立図書館と総合体育館の間に位置し、敷地面積20,000?の市民活動の拠点となる施設です。

館内は、ハートフルサロンと中ホール、各種会議室があります。
ハートフルサロンは、施設全体のシンボルで1,2階部分が吹き抜けとなっており外から内部が見えるガラス張りで、誰もが気軽に立ち寄ることができるスペースです。広さは、600?で展示ギャラリーやミニコンサートなど多目的に利用していただけます。

中ホールは、500席の本格的な音楽ホールです。部屋幅を狭くし天井を高くしたシューボックス型ですぐれた音響効果を得ることができます。また3種類の大きさの会議室は、利用者のニーズに合わせて選んでいただけます。
さらに館の南側に芝生を敷き詰めた「やすらぎ広場」を設けゆったりとした時間を演出します。

何よりも皆さんにお伝えしたいことは、施設の維持、管理から事業の企画運営までを市民が主体となって行っていただく、今までにない新しいスタイルの会館を目指しているということです。
NPO(民間非営利団体)やボランティア、男女共同参画等新しい時代に対応できるように考えています。

小野市制50周年を迎える来年に市民参画型の交流館が完成します。お楽しみに。

2003年12月31日(水曜日)

みなさんの2003年はいかがでしたか

2003年もあと1日。今、書類の整理と来年の準備をしています。
今年一年を振り返りますといろいろな事がありました。
市税等の減収など財政状況が厳しい中でありますが、2年連続過去最高の積極的な予算編成を行い、事業も積極的に進める中で「借金(市債残高)は増やさず預金(基金)を増やす」との目標も達成しました。

職員には、徹底した業務の棚卸しを行い、新たな創造と変革への更なるチャレンジをと言ってまいりました。成果に値する結果になったと評価しています。
各事業においては数値目標を掲げ取り組んでまいりました。その中でも、道路舗装率93%、下水道普及率95%を達成したことは大きな成果であると考えております。

一方、一年間の10大ニュースを見ますと、オープン一周年を迎えた「ひまわりの丘公園」では年間80万人を超える来園者で賑わいました。農産物直売所「サンパティオおの」、物産館「オースト」も大人気で、大盛況でありました。

大きく変貌を遂げている「小野まつり」は祭史上初めての2日間開催となり、「おの恋おどり」を中心に盛り上がり、来場者数のべ13万5千人を記録しました。
図書館の貸出冊数「5年連続日本一」、消防本部発足以来の最少記録となる火災発生件数の減少等々も一つの大きな成果でありました。

その他、4年ぶりの「市政懇話会」の開催、3歳未満児の医療費の無料化など各種施策も積極的に進めてまいりました。
そして、先般行われました全国中学校駅伝大会では、県大会優勝の勢いをもって旭丘中が2年連続出場し、見事「4位入賞」を果しました。目標に向って走る選手達の熱い想いが伝わってきました。その想いは多くの人々にも伝わり、感動と勇気を与えてくれたのではないかと思います。

ここでは全てのことをお伝えすることができませんが、この一年間、皆様のご理解ご協力を賜り感謝いたしております。
来年は市制50周年です。春の白雲谷温泉「ゆぴか」のオープン等、小野市のさらなる飛躍に向け皆さんとともにまちづくりに取り組んでいきたいと思います。

2004年も素晴らしい年でありますように…。

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