2019年4月~6月分のバックナンバー

更新日:2022年02月08日

2019年6月26日(水曜日)

絶対に許さない!不法投棄への取組

警告看板や巡回パトロールのトラック、暗視カメラを背景に不法投棄について警告しているポスター

「不法投棄」を防止するために、環境美化推進員が市内を巡回パトロールしているのをご存知でしょうか。平成13年に「環境美化パトロール」を開始し、平成27年9月には「不法投棄を許さない都市宣言」、「不法投棄防止条例」の制定を行い、「絶対に許さない!不法投棄」を合言葉に、警察と連携した重点監視パトロールや移動式監視(暗視)カメラの導入など先手管理で取り組んでまいりました。

その結果、平成13年度に297件あった不法投棄の処理件数が平成30年度には121件となり、実に約6割も減少するという成果を上げております。市民の皆様にも、「全市クリーンキャンペーン」や「環境保全ボランティア」、「市内清掃活動」など、「ごみゼロのまち」を目指して、ともに取り組んでいただいております。

不法投棄処理件数の増減のグラフ

しかしながら、依然として年間100件を超える不法投棄が発生しているのが現状である上、大型化、悪質化している傾向にあります。

「不法投棄は犯罪です。」これまでに、自治会と連携し、不法投棄者を特定、摘発したケースでは、廃棄物処理法違反として処罰されたケースもあります。

小野市では、不法投棄防止対策としての柵、網、監視カメラ等の設置費用に対する補助金の支給や、投棄者の有力情報の提供者に報奨金を支給するといった取組も実施しており、今後も引き続き、「不法投棄を絶対に許さない」という強い決意で関係機関と連携し、さらなる不法投棄の防止に取り組んでまいります。

2019年6月19日(水曜日)

第6回目となる「小野ハーフマラソン」実行委員会

市長が第1回実行委員会に参加してみんなの前で発言をしている写真

「小野ハーフマラソン」は、平成26年に小野市制60周年を記念して始まった大会でありますが、先日、今年で第6回目を迎える「小野ハーフマラソン2019」の第1回実行委員会に出席させていただきました。

昨年は、全国各地から5,000名近いランナーの皆様にご参加いただき、大会アンバサダーの元阪神タイガース赤星憲広氏や現役プロ野球選手などの多くのチャリティランナーに大会を盛り上げていただきました。その結果として、ランナーの皆様から、昨年開催されたハーフマラソンのランキングでは、全国平均を大きく上回り、上位10傑に迫るほどの高評価をいただいております。

地域活性化のためには「3つのおこし」が不可欠であります。すなわち、イベント等の「ことおこし」、物づくりの「ものおこし」、そしてそれらを支える「人おこし」であり、それらが三位一体となって「賑わいづくり」をもたらすことができます。そのような「賑わいづくり」が市民の「誇りづくり」となり、その「誇りづくり」が郷土を愛する「愛着づくり」へとつながるものと確信しております。

沢山のランナーと観客が正面を向いて笑っている集合写真

第6回目を迎える「小野ハーフマラソン2019」も、実行委員会の皆様、ボランティアの皆様、そして多くの市民の皆様に支えられながら、記録もさることながら、記憶に残る大会として、ランナーの皆様に「小野市流のおもてなし」を満喫していただきたいと考えております。

なお、大会は12月8日(日曜日)開催予定で、9月30日(月曜日)までの期間でランナーの応募を受け付けておりますので、皆様の申し込みをお待ちしております。

2019年6月12日(水曜日)

小野市シルバー人材センター定時総会に出席

「小野市シルバー人材センター」は、昭和61年6月に設立された「社団法人加西市・小野市広域シルバー人材センター」を前身とし、平成17年4月に設立されました。平成24年4月には現在の「公益社団法人小野市シルバー人材センター」に変更され、現在に至っています。

市長が小野市シルバー人材センターの定時総会に参加して、みんなの前で発言をしている写真

「小野市シルバー人材センター」は、草刈り、剪定、清掃などの請負業務だけでなく、平成18年には「ひまわりの丘公園内」に「匠の里・シルバー刃とぎ館」の開設、平成20年には「剪定作業チップ化事業」など、既存の枠組みにとらわれず、積極的に小野市独自の事業を立ち上げてこられました。

平成31年3月末現在の会員数は549人で、小野市の60歳以上の人口に占める割合は3.3パーセントであります。近年では定年後も再雇用制度などによりそのまま元の職場に残られる方も増えている影響により、会員数が少しずつ減少傾向にありますが、女性会員の拡大に向けた取組や、「空き家管理事業」などの時代のニーズにマッチした新規事業を開拓されるなど、「人生100年時代を生き抜く高齢者活躍の場」を創出しておられます。

このたびの「定時総会」では、「社団法人小野市シルバー人材センター」発足時から、14年間にわたり、常務理事、理事長を歴任してこられた末瀬理事長が退任され、副理事長であった藤田氏が新理事長に就任されるという新役員体制が決定されております。旧役員の皆様のこれまでのご労苦に衷心より敬意と感謝を申し上げるとともに、新役員の皆様には、超高齢社会における時代にマッチしたシルバー人材センターの在り方を今後とも追求し続けていただきますようお願い申し上げます。

2019年6月5日(水曜日)

小野市詩歌文学賞・小野市短歌フォーラムを開催します

第11回小野市詩歌文学賞・第30回小野市短歌フォーラムのチラシ

いよいよ今週末の6月8日(土曜日)に、「第11回小野市詩歌文学賞・第30回小野市短歌フォーラム」を開催いたします。今年は、小野市短歌フォーラムの記念すべき第30回大会として、第1部のパネルディスカッションにモデル、女優そして若手歌人としてご活躍中の知花くららさんをお招きいたします。

「平成」の時代とともに30年間の歴史を積み重ねた「小野市短歌フォーラム」は、新たに「令和」という時代を迎え、時代を超えて多くの皆様と言葉や詩歌の魅力を共有できることを心から嬉しく感じております。

本年も、日本全国、さらには海外から8,139首もの「想いのこもった歌」を投稿いただいております。ここまで小野市短歌フォーラムが発展できましたのも、選考委員を務めていただいている馬場あき子先生、宇多喜代子先生、永田和宏先生をはじめ歴代の先生方のご指導の賜物であると改めて深く感謝申し上げます。

「詩歌文学賞・短歌フォーラム」のような、カタチとして残らない文化事業は、「継続し続ける」ことで、無形の資産を築き上げていくものであり、今後とも「短歌、詩歌のまち 小野」を発信してまいります。

なお、6月8日(土曜日)の「第11回小野市詩歌文学賞・第30回小野市短歌フォーラム」は、うるおい交流館エクラのエクラホールにて12時30分開会予定であります。入場料無料で、どなたでも観覧可能ですので、ぜひともお越しください。

2019年5月29日(水曜日)

ひまわりの丘公園に「水飲み場」が完成!

ひまわりの丘公園に設置された「大地の水の恵み」を題材としたしずく型のデザインの水飲み場の写真

その公園内には、四季折々の花壇や大型遊具、小野の特産品が集まる「サンパティオおの」、「物産館オースト」だけでなく、「児童館チャイコム」などの施設も併設し、子どもたちに大人気の遊べる噴水なども備え、ご家族揃って楽しんでいただけます。「ひまわりの丘公園」は、夏には38万本のひまわりが、秋には380万本のコスモスが咲き誇り、年間70万人の皆様にご利用いただいている小野市のオンリーワン施設です。

この度、さらなる賑わい創出と小野市の水道水を安心して飲んでいただけることをPRするために、「大地の水の恵み」を題材としたデザイン性のある外観と、子どもたちに親しみやすい仕様の「水飲み場」を新たに設置しました。この「水飲み場」は、ボトルフィリング式(水筒充填型)を採用しており、マイボトルやコップに入れて無料で飲んでいただけます。

水着を着た子供たちが噴水で水遊びをしている写真

ひまわりの丘公園にお越し頂いた際には、この「水飲み場」でおいしい水をご賞味いただき、小野市の水道水が安全であることを再確認していただくとともに、熱中症対策などの水分補給にもご活用ください。

なお、ひまわりの丘公園で、子どもたちに大人気の噴水は、すでに運転を開始しており、7月19日(金曜日)までの間は土曜日、日曜日、祝日のみですが、暑さが厳しさを増す7月20日(土曜日)~8月31日(土曜日)の間は毎日運転する予定で、9月以降10月27日(日曜日)までは土曜日、日曜日、祝日の運転に戻す予定にしております。是非とも、新しい施設も加わった「ひまわりの丘公園」へのお越しをお待ちしております。

2019年5月22日(水曜日)

初「常任委員協議会」で小野市の経営理念を説明

小野市議会には、常任委員会として総務部、消防本部、市民安全部、教育委員会などの事業を審議する「総務文教常任委員会」と、市民福祉部、地域振興部、水道部などの事業を審議する「民生地域常任委員会」があり、16名の議員の皆様は、各8名、どちらかの常任委員会に所属されています。

初常任委員協議会で市長がみんなの前で発言をしている写真

先日、新体制となった議会で、両「常任委員会」合同で、全議員出席のもと「初常任委員協議会」が開催され、その冒頭で今年度の市長方針である『変革と継承』を基軸に、小野市の経営理念などのプレゼンテーションをさせていただきました。

市役所とは「市民の役に立つ所」であります。小野市の次なる進化のためには、変えるべきものは積極的に変革し、変えてはならないものはしっかりと継承させていくという、俳句の世界で「不易流行」という言葉がありますが、不変の理念として「行政も経営」という「行政経営4つの柱」を基軸とした土台の上に、その時代にあわせ柔軟に変革を行っていく、すなわち「流行」を生んでいく必要があります。

何事も「できた、やれた」と思った瞬間から、既に劣化が始まっているのであり、常に挑戦者であり続け、変革者でなければなりません。今年度は、「市役所新庁舎」の建設はもとより、「浄谷黒川多目的運動場」における陸上競技場、「堀井城跡」を活用した拠点整備、兵庫県との共同事業である「ひょうご小野産業団地」の一部分譲開始など、小野市の未来を切り開くビッグプロジェクトが大きく前進します。

これらのビッグプロジェクトだけでなく、これまでから地道に取り組んできた「高校3年生までの医療費の完全無料化をはじめとした子育て支援」や「教育環境の充実」に加え、「予防医療」のための新たな政策など、庁内各部署が所管している事業の詳細について、この「常任委員協議会」で各担当から議員の皆様に説明をさせていただきました。

『変革と継承』という小野市流の挑戦者としての理念を議員の皆様にも共有いただき、これから4年間、「市民の役に立つ」事業を推進してまいりたいと考えております。

2019年5月15日(水曜日)

「播磨看護専門学校」のあり方に対する抜本的な提案

「播磨看護専門学校」は、西脇市、加西市、加東市、多可町で構成する「播磨内陸医務事業組合」により運営されていますが、その管理者会(構成市町の首長がメンバー)に出席させていただき、「播磨看護専門学校」に代わる機関として、「北播磨総合医療センター」や「兵庫あおの病院」などが建ち並ぶ「小野長寿の郷構想区域」内に、小野市が民間の医療系専門学校を誘致する計画についての理解を求めました。

2階建ての播磨看護専門学校の外観を正面から撮影した写真

昭和51年4月の「播磨内陸医務事業組合」設立時には、小野市も同組合の構成市町でありましたが、関西国際大学の看護学科を支援するため、三木市とともに平成27年3月末をもって、同組合を退会させていただいた経緯があります。

このたびの「播磨看護専門学校に代えて、民間の医療系専門学校の誘致」については、北播磨地域での看護師養成の実習先病院確保の観点、さらには経営環境が厳しさを増していく「播磨看護専門学校」について、将来を見据え、北播磨の医療を守るために抜本的に検討すべき時期にきていると判断し、不躾とは重々承知していながらも提案させていただいたものであります。

「播磨看護専門学校」は、設立以来、北播磨地域における看護師養成機関として公立病院に対し多くの看護師を輩出し、地域医療の安定及び病院経営に重要な役割を担ってこられました。しかしながら、卒業生の北播磨地域の公立病院への就職者数の偏在や、指導教官としての医師の安定的派遣の問題、学校校舎の老朽化による建替えへの懸念など、今後、経営環境は厳しさを増していくことが予想されます。

このたび出席させていただいた組合「管理者会」では、この先懸念される、校舎建替えに要する経費や毎年の運営に係る経費負担が解消できるだけでなく、北播磨地域における安定的な看護師の確保、全国的に人材が不足する「言語聴覚士」や「精神保健福祉士」など、本格的な「医療技術者の養成機関」として、民間の医療系専門学校を誘致することのメリットを説明するとともに、「管理者会」が懸念されている看護師の養成確保に関する課題を議論させていただきました。

残念ながら、「播磨看護専門学校」への志願者数減少や医療を取り巻く環境の変化から予測される指導教官としての医師派遣の問題など、多くの課題を解決するために、大所高所に立ち、将来を見据えた議論とはなりませんでした。「全て官が担う時代」は終わり、民間活力とノウハウを活かす教育手法への転換を図ることへの認識に大きな温度差を感じたところです。各市町の議会においても、北播磨地域における医療人を育て、安定的な地域医療の運営に寄与するための仕組みづくりについて、活発な議論をお願いしたいと考えております。

2019年5月8日(水曜日)

新たな市議会が始動

先月21日に投開票された小野市議会議員選挙によって、現職11人、新人5人の新たな小野市議会議員が誕生しました。投票率は、前回54.48%から初めて5割を切り49.20%に下がったものの、議員定数16名中7名が女性となり、前回の4名から大幅に増え、女性比率は県内トップの43.8%に上昇しました。

20名ほどの総会で市長がみんなの前で発言をしている写真

このたびの選挙により当選の栄誉に輝かれ、歴史と伝統ある小野市議会の議員となられた皆様には、市民を代表して、衷心よりお喜びとお祝いを申し上げるとともに、幅広い視野で小野市の更なる発展を目指し、ご尽力を賜りますようお願い申し上げます。

これから、我々地方自治体が迎える未来は、毎年北播磨5市1町が消滅する勢いで進む人口減少や団塊の世代の全ての方が75歳以上の高齢者となる「2025年問題」など、そのスピードとレベルにおいて、誰も経験したことのない厳しい現実が待っています。

小野市では、『行政も経営』との一貫したぶれない基本理念のもと、「より高度で、より高品質なサービスをいかに低コストで提供するか」を追求し続けております。これを「不易」とするならば、厳しい環境変化に柔軟に対応していく「流行」も取り入れ、他市がやっているから同じようにすればいいという「画一的横並びの仲良しクラブ」から脱却していくことが、生き残りではなく、勝ち残っていく唯一の手段であると考えております。すなわち、今年度の市長方針である『変革と継承』の融合であります。

いよいよ、「令和」になって初めてとなる市議会臨時会が5月10日に開催予定であり、正副議長等の役職が決定され、新たな体制での市議会がスタートされます。「小野市の真価」が問われる正念場となる時代を迎え、ともに目指すべき理念、目標を共有し、「地方都市はかく生きるべし」との強い信念をもって、市政を推し進める車の両輪として、ともに小野市の未来を切り開いていこうではありませんか!

2019年5月1日(水曜日)

工事期間中はご迷惑をおかけします!「ゆぴか」改修工事

四季の風景を楽しめる水辺の湯の露天風呂の写真

「白雲谷温泉ゆぴか」は、平成16年3月にオープンし、平成29年12月には利用者数500万人を突破し、現在でも年間約34万人のお客様にご利用いただいております。

森の眺めを楽しめる森の湯の露天風呂の写真

今年度、開業から15年が経過し、老朽化した施設を修繕するとともに、新たな魅力を創出し、利便性及び満足度の向上を目指して大規模改修工事を実施することにしています。

「森の湯」露天風呂では歩行湯を屋根付き露天風呂へ、「水辺の湯」露天風呂では寝湯も備え、景色とお風呂が一体化する「インフィニティ風呂」へのリニューアルを実施し、お客様に「すごく変わった」と感じてもらえる改修工事を目指しております。

3つの内風呂と4つの外風呂がある森の湯の全体の写真

4ヶ月間の休業期間中は、お客様には大変ご迷惑をおかけすることになりますが、工事完了後には、新生「ゆぴか」として、お客様にご満足いただける施設に生まれ変わりますので、ご理解ご協力をお願するとともに、新たな魅力を備えた「ゆぴか」にどうぞご期待ください。そのため、工事期間中の8月19日(月曜日)から12月23日(月曜日)までの約4ヶ月間、「ゆぴか」は休業させていただくことになります。

2019年4月24日(水曜日)

「ひょうご小野産業団地」工事進む

伐採前のひょうご小野産業団地を上空から撮影した写真

企業立地の促進や雇用の創出など地域創生を推進する観点から、兵庫県企業庁と小野市が共同で、市場地区の新都市中央線沿いで整備を進めている「ひょうご小野産業団地」は、昨年11月末に造成工事の安全祈願祭が行われて以降、伐採工事が進められていましたが、それもほぼ完了し、いよいよ本格的な造成工事が始まっております。

計画面積約41ヘクタール、総額84億円に上るこの事業は、兵庫県企業庁が67億円をかけて産業用地の造成及び企業誘致、分譲を担い、小野市が17億円をかけて道路、上下水道、公園などの関連インフラ整備を行うという、全国でも例をみない共同方式として工事を進めております。

今年の秋には、10区画までの分譲地約24ヘクタールのうち、「新都市中央線」に接した約9ヘクタールについて、分譲開始を行うこととしております。

小野市が整備を進めている「新都市中央線」から山田町内へ抜ける「新都市南北線」の用地買収も完了しており、2021年度(平成33年度)には、「ひょうご小野産業団地」の完成とあわせて、「新都市中央線」から山田町までの区間の整備も完了する予定です。

伐採後のひょうご小野産業団地を上空から撮影した写真

山陽自動車道、中国自動車道という2つの高速道路へのアクセスに加え、加古川と小野とを約12分で結ぶ高規格道路である「東播磨南北道路」の小野市域での工事も始まりました。将来、確実視されている南海トラフ巨大地震への備えとして、製造業が集中する臨海部から内陸部へ、兵庫の「ものづくり」の拠点となる利便性も備わり、そのポテンシャルは飛躍的に高まっています。

まさに、この「ひょうご小野産業団地」は、隣に位置する「小野工業団地」、「小野流通等業務団地」とともに、小野市の“屋台骨を支える”ものになってくれると大きく期待しております。

2019年4月17日(水曜日)

未来の小野市を決める市議会議員選挙に行きましょう!

桜が咲いている川沿いに立てられている選挙のぼりの写真

4月14日(日曜日)に告示された小野市議会議員選挙の選挙運動が真っ只中を迎えております。定数16人に対して現職13人、新人5人の計18人の立候補者。投開票日は21日(日曜日)であります。

4年前の平成27年に投開票された小野市議会議員選挙の投票率は54.48%で、過去最多の4人の女性議員が誕生しましたが、投票率は伸びず、補選や無投票を除いて10回連続で最低記録を更新しております。

最も投票率の高かった投票区域は72.9%で「西脇町・阿形町」、最も低かったのは44.59%で「敷地町・王子町・住永町」でした。地区別の投票率では、高い順に1.来住地区65.23%、2.河合地区59.40%、3.市場地区55.06%、4.下東条地区54.17%、5.小野地区52.11%、6.大部地区50.15%でした。

今回の市議会議員選挙は、選挙権年齢が18歳に引き下げられてからの初めての選挙であります。統一地方選前半の兵庫県議会議員選挙と神戸市議会議員選挙の平均投票率は初めて40%台を割ったとのことであり、6割を超える有権者が投票する気にならない選挙は、その意味さえ問われかねないと言われております。

人口減少と少子高齢化が加速していく地域社会の活力をどう維持していくのか、子育て世代を呼び込み、企業誘致などの経済雇用対策など山積する課題をどう克服していくのか、政治が果たすべき役割は非常に大きいものがあります。

地域の声を市政に反映させ、未来の小野市をどう描いていくのか、そのために、議会で何を議論され、決まっているのか、市民の皆様に、高い関心を持っていただくには、まずは自らが自らの意思で、その代表である市議会議員を選んでいただくことが重要であります。

現在、毎晩20時まで、コミセンおので期日前投票も受け付けております。次の21日の投票日には、市民の皆さんの代表であり、小野市を託す市議会議員選挙の投票へ是非とも行っていただきますようお願いします。

2019年4月10日(水曜日)

東播磨道 いよいよ小野市域での工事着工

東播磨道の着工式典で市長が発言している様子の写真

小野市と加古川市とを結ぶ東播磨南北道路(通称「東播磨道」)は、国道2号加古川中央ジャンクションから八幡稲美ランプまでの、延長5.2キロメートルを南工区として、平成26年3月に供用開始されております。

平成29年6月には、八幡稲美ランプから小野市池尻町の国道175号までの延長約6.9キロメートルを北工区として、加古川市八幡地区で起工式を執り行い、加古川市域、三木市域においては、工事も本格化しております。

あれから2年近くが経過し、小野市内での用地買収の進展により、いよいよ小野市域においても、国道175号ランプ付近の工事に着手する運びとなりました。小野市域での着工を記念して、先月、井戸兵庫県知事をはじめ、国土交通省近畿地方整備局長様、地元選出の国会議員、県会議員の皆様など多くの関係者のご臨席のもと、その着工式典を開催したところです。

東播磨道の道路整備のイメージ写真

東播磨道が接続する国道175号付近では、兵庫県企業庁と小野市との共同事業として「ひょうご小野産業団地」の造成工事も進んでおります。さらに、東播磨道は関西圏の外環状道路を補完する道路ネットワークとしても機能するとともに、「北播磨総合医療センター」、「兵庫県立加古川医療センター」、「加古川中央市民病院」を一本の高規格道路で結ぶ「命の道」であります。

「社会基盤なくして地方創生なし」と申し上げておりますとおり、この東播磨道の全線開通なくして沿線市町の地方創生はありません。一日も早い全線供用開始が東播磨、北播磨地域の住民の願いでありますので、関係各位のご支援を引き続きお願い申し上げます。

2019年4月3日(水曜日)

平成31年度市長方針

平成31年度の市長方針は、Evolution the Next『変革と継承』であります。

『変革』とは、“新たな7つの重点政策”の実現であり、『継承』とは、「行政も経営」、「行政経営4つの柱」を基軸とした“不変の理念”に基づく行政運営であります。新元号「令和」の制定に伴う新たな時代の幕開けに向かって、この『変革と継承』を両立させ、決意新たに『NEXTおの創生』の総仕上げにチャレンジし続けてまいります。

平成31年度の市長方針のチラシ

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