2018年4月~6月分のバックナンバー

更新日:2022年02月08日

2018年6月27日(水曜日)

市内道路網の改良~市道101号線と市道126号線~

昨年度末、市道101号線と市道103号線の接続点(栄宏会小野病院西側の中町南交差点から南進し二葉町で小野ニュータウン方向に直角に曲がる地点)は、これまで曲がりにくい直角のカーブでしたが、緩やかなカーブへと改良しました。さらに、カーブ横には花壇を配置し、まちなみ景観の向上を図っております。

市道101号線と市道103号線の接続点の改良前と改良後の写真

また、新部町内の市道126号線の見通しが悪く道路幅員も狭小であった箇所については、地元からのご要望に応えるため、家屋の立退き移転のご協力を得て、幅員を広げ、見通しの良い道路に改良いたしました。地権者の皆様にはこの場をお借りして厚く感謝申し上げます。

市道126号線の改良前と改良後の写真

今年度は、葉多町から片山町へ通じる市道107号線について、地権者の方のご協力をいただきながら、歩道設置を含む拡幅改良に着手することにしております。この市道は、小野小学校や小野工業高校に通う子供たちの通学路となっており、地域の交通安全の向上に役立つものと考えております。

今後は、昨年3月に開通した「新都市中央線」と山田町内をつなぐ「新都市南北線」の整備にも着手することとしており、安全性と利便性を兼ね備えた道路を整備し、安全で安心な道路ネットワークを構築してまいります。

2018年6月20日(水曜日)

小野市詩歌文学賞・小野市短歌フォーラム開催

山本東次郎様がステージ上で狂言「萩大名」を演じている様子の写真

先日、「第10回小野市詩歌文学賞・第29回小野市短歌フォーラム」を開催しました。今年は、小野市詩歌文学賞創設10周年を記念して、オープニングに人間国宝に認定されている山本東次郎様による狂言「萩大名」を公演いただきました。

狂言「萩大名」とは、和歌など詠んだことのない田舎の大名に、太郎冠者(使用人)があらかじめ作った和歌を覚え込ませ、萩の見物先で披露する様子をコミカルに描いたものですが、まるで、短歌を何度も投稿し、いちども入選したことのない私自身そのものだと思えました。公演後の「萩大名」に関する鼎談では、先生方から「どんな人も不得手な分野はある、それが人間味」だと、この狂言の面白さを評していただき、何とも複雑な心境でありました。

また、第29回を迎える「小野市短歌フォーラム」は、全国、さらには海外も含め8,035首の「想いのこもった歌」を投稿いただきました。ここまで小野市短歌フォーラムが発展してこられましたのも、選考委員を務めていただいている馬場あき子先生、宇多喜代子先生、永田和宏先生をはじめ歴代の先生方のご指導の賜物であると深く感謝申し上げます。

小野市短歌フォーラムで女の子が表彰されている様子の写真

「詩歌文学賞・短歌フォーラム」のような、カタチとして残らない文化事業は、「継続し続ける」ことで、無形の資産を築き上げていくものであります。今後とも「短歌、詩歌のまち 小野」の発展のため、多くの皆様からの投稿をお待ちしております。私も来年こそは、入選の栄に浴したいものだと考えております。

2018年6月13日(水曜日)

全国市長会より「特別功労表彰」受賞

全国814の市長及び東京特別区の区長で組織される全国市長会から、このたび「特別功労表彰」を賜りました。時が経つのは早いもので、平成11年2月に小野市長に就任して以来、早や5期20年が経とうとしております。

全国市長会から小野市長への特別功労表彰状の写真

あれから20年、あの未曾有の大混乱にあった小野市が、全国から1150件を超える視察を受け入れられるようにまで立ち直れてこられたのも、「変わろう小野市」というメッセージにご理解、ご協力をいただき、ともに小野市政を支えていただいた市民の皆様のおかげであると深く感謝申し上げます。

20年前とは、時代も大きく変わり、人口減少、超少子高齢社会の進展が叫ばれ、2040年には、全国の自治体の約半数にあたる896自治体が消滅する可能性まで指摘されております。

全国市長会から小野市長への表彰盾の写真

我々、地方自治体には、もはや従来の延長線上にはない固定観念から脱却した大胆な発想の転換が求められています。

「政治とは無限の理想への挑戦」であるとの言葉のとおり、現状に満足することなく、「もっともっと小野市を変える」ために邁進する所存でありますので、今後ともご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2018年6月6日(水曜日)

「第84回関西オープンゴルフ選手権」が小野市で開催

第84回関西オープンゴルフ選手権が開催された様子の写真

5月17日(木曜日)~20日(日曜日)まで、日本最古の男子オープントーナメントである「第84回関西オープンゴルフ選手権」が小野東洋ゴルフ倶楽部にて開催されました。

決勝ラウンドでは、誰が優勝するのか分からない見応えのある接戦でありましたが、見事、時松隆光プロが優勝され、表彰式では開催市の市長として小野産山田錦100%使用で作った「おの恋」生一本純米吟醸1年分を贈らせていただきました。

表彰式終了後のフェアウェルパーティでは、優勝した時松隆光プロやアマチュアで1位になった久保田皓也選手のほか、「世界の青木」と呼ばれる青木功プロも出席されており、興奮冷めやらぬ中、ゴルフの楽しさや難しさ、その奥深さを実感したところであります。

市長から時松隆光プロに「おの恋」生一本純米吟醸1年分の大きなボトルを贈呈している様子の写真

改めまして、優勝された時松隆光プロ、本当におめでとうございました。今後の更なるご活躍を期待しております。また、本大会の開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

小野東洋ゴルフ倶楽部は、平成23年に開催された「日本プロゴルフ選手権」に引き続きの開催であり、小野市内にはここ以外に5つのゴルフ場があります。それぞれに戦略性に富んだコースがゴルファーを待ち構えておりますので、是非とも、小野市にお越しいただき、市内に6つあるゴルフ場でのプレイを楽しんでください。

2018年5月30日(水曜日)

是非、お読みになって下さい。「20XX年地方都市はどう生きるか 人口5万人・兵庫県小野市の挑戦」が発売

小野市が民間の経営手法を大胆に取り入れて、これまで20年間にわたり、徹底した行財政改革を行ってきた取組について、日経BP社から取材を受け、「20XX年 地方都市はどう生きるか 人口5万人・兵庫県小野市の挑戦」という1冊の本にまとめられ、全国の書店で発売されることになりました。

「報告・連絡・相談」シートの仕組みや「方針管理制度」などの小野市が取り組んできた内容だけでなく、自治体業務の広域化、システム化、クラウド化といった新たな課題について、神戸市の久元市長との白熱した対談なども収録されております。

20XX年地方都市はどう生きるか 人口5万人・兵庫県小野市の挑戦の表紙

お近くの書店でお買い求めいただき、是非ともご覧ください。
<定価1,800円(税抜)>

2018年5月23日(水曜日)

鍬溪温泉きすみのの郷オープン

鍬溪温泉きすみのの郷のテープカットの様子の写真

小野市には、2つの温泉があるのをご存知でしょうか。一つは、昨年、入浴500万人を達成した「白雲谷温泉ゆぴか」、もう一つは、400年以上の歴史をもつ「鍬溪温泉」であります。「鍬溪温泉」は2010年から廃業しておりましたが、この5月10日にリニューアルオープンし、「鍬溪温泉きすみのの郷」として、小野市が誇れる新しい拠点へと生まれ変わりました。

この「鍬溪温泉きすみのの郷」は、地元住民の皆様から『地域の宝である鍬溪温泉「塩の井」を活用して、賑わいと活気をもたらしたい』という熱い想いを伺い、その想いを地元と市が共有し整備を進めておりました。

コンセプトは、「歴史ある地域資源の再生」、「白雲谷温泉ゆぴかとは差別化した観光施設の創設」、「住民の参画と協働による地域コミュニティの拠点づくり」の3つであります。施設は地元住民の方々で運営され、そば処「ぷらっときすみの(2号店)」が手打ちそばを振る舞うなど、お風呂と食事の両方を楽しんでいただける施設となっております。

鍬溪温泉きすみのの郷の湯けむりが立っている内湯の写真

また、日本一低いと称される「小野アルプス」や県立自然公園「鴨池」とを結ぶ遊歩道の整備も完了しており、鍬溪温泉を起点にハイキングやトレッキングなど、来住地区の豊かな自然を満喫いただける拠点施設であります。地域資源を最大限に活用した新しいコミュニティ再生の取組を、市としましても積極的に支援してまいりたいと考えております。

心も体も温まる「鍬溪温泉きすみのの郷」は、午前11時から午後8時まで営業しており、定休日は火曜日と水曜日であります。皆様のお越しを心からお待ちしております。

2018年5月16日(水曜日)

兵庫県市長会会長の任期を満了

兵庫県市長会で市長が前で発言している様子の写真

平成28年4月から2年間、「兵庫県市長会会長」という大役を仰せつかってまいりましたが、このたび無事に任期を満了し、先月27日に開催された兵庫県市長会総会において、後任の伊丹市の藤原市長へとバトンを渡すことができました。

2年前の兵庫県市長会会長就任時には、現在の日本の最大の危機は「3Y」、すなわち、「欲ない」、「夢ない」、「やる気ない」という若者が急増していることだと申し上げ、兵庫県市長会としては「3Y」ではなく、「欲」と「夢」と、そして「やる気」をもって、精一杯に直面する課題に取り組み、「この兵庫から国を変える」という強い思いで、取り組んでまいりたいと申し上げました。

その間、国、県に対する市長会の要望がすべて実現したわけではありませんが、「小児救急医療電話相談事業(♯8000)」について今年度からその相談時間が「翌朝8時まで」拡充されるなど、一定の成果があったものと考えております。歴代の副会長、役員市長の皆様をはじめ市長の皆様には兵庫県市長会の発展にご協力、ご理解をいただきましたこと、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

また、この2年間、兵庫県市長会会長だけでなく、「兵庫県後期高齢者医療広域連合長」、「兵庫県水道事業のあり方懇話会」や「次世代に向けた兵庫県警察の組織の在り方を考える懇話会」などの委員も経験させていただき、まさに人口減少、超少子高齢社会に伴う社会構造がダイナミックに変化していく中にあって、給水人口減少に伴う水道事業経営、技術革新に伴う新たな犯罪の出現など、行政のあり方が従来型のシステムでは成り立たない時代が到来していることを実感しております。

「今まではこうであったという前例を踏襲することなかれ、かくあらねばならんという固定観念にとらわれることなかれ」と、新会長である伊丹市の藤原市長さんのもと、「兵庫県市長会はかくあるべし」と強い意思と兵庫県29市が結束して、これからの時代を見据えた共通課題に対し、成果を追求し続ける姿勢で伝統ある兵庫県市長会がますます発展するよう、小野市長として微力ながら協力していく所存であります。

2018年5月9日(水曜日)

いよいよ小野市役所「新庁舎」起工

「新庁舎建設工事」起工式で市長が鍬入れを行っている様子の写真

先日、念願の小野市「新庁舎建設工事」起工式を、多くの皆様のご臨席のもと、明治維新から150年という節目の年に執り行うことができました。当日の天候は、あいにく雨でありましたものの、「雨降って地固まる」と云われておりますが、平成26年7月に行われた「小野警察署」建設に係る起工式当日も横なぐりの雨であったように、新庁舎がさらに小野市に新しい風を吹かせてくれることを予感させる雨でありました。

さて、現在の市役所庁舎は、昭和39(1964)年の竣工以来、日本の高度経済成長とともに小野市の発展を支えてまいりました。新庁舎は奇しくも、現庁舎が東京オリンピックの開催年に竣工したのと同じく、50有余年の時を経て、次期、東京オリンピック開催年である2020年5月の供用開始予定であります。

新庁舎が建設される場所は、「小野警察署」、「うるおい交流館エクラ」、「図書館」、「ホテル」などが建ち並ぶ小野市の新たなまちづくりの中核となるシビックゾーンであります。さらに、新庁舎が完成予定の2020年前後には、市内では「浄谷黒川丘陵地での400メートル全天候型トラックを有する多目的運動広場」、兵庫県と共同で進める「ひょうご小野産業団地」などのビックプロジェクトが結実予定であります。

新庁舎の外観の完成イメージの画像

これらビックプロジェクトとともに小野市発展の拠点になる新庁舎は、まさに「成長」から「成熟」へと時代が大きく転換した新時代の小野市を支え、象徴する役割を果たしてくれるものと期待しております。ご協力を賜りました地元、地権者の皆様に心より感謝申し上げますとともに、工事関係の皆様方には安全対策には十分配慮いただき、素晴らしい小野市新庁舎を完成させていただきますようお願い申し上げます。

2018年5月2日(水曜日)

平成30年度消防大会開催と北分署の開署

消防大会で兵庫県防災監が道路を行進している様子の写真

先日、兵庫県防災監の早金様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席を賜りまして、平成30年度小野市消防大会を開催いたしました。

昨年の「九州北部豪雨」をはじめ、いまだかつて経験したことがないようなゲリラ豪雨により、川の氾濫や土砂崩れ、住宅の損壊等の甚大な被害が、他人事ではなく、いつどこで発生するかもわかりません。また、発生が確実視されている南海トラフ地震への備えも重要であります。

災害対応の基本は、繰り返し申し上げているとおり「悲観的に準備をし、楽観的に対応する」ことでありますが、そのためには、行政だけでなく、警察、自衛隊、消防本部などの関係機関はもとより、地域防災力の中核を担う地元の「消防団」の充実強化や地域の皆様の常日頃からの備えと自助、共助といった地域力を培っておくことが必要不可欠であります。

消防署北分署の開署式のテープカットの様子の写真

また、超高齢社会の進展に伴い、救急出動件数は、私が市長に就任した平成11年当時では年間1,300件程度であったものが、近年では2,300件を超えるまでになっており、今後ますますこの救急需要は増加していくものと想定しております。

そこで同日、小野市では、安全安心の「後手から先手管理の実践」として念願の第3の救急拠点である「消防署北分署」の開署式を執り行いました。「北分署」は、主に小野市の下東条地区一帯、北部河合地区、大部地区の一部を管轄しており、これにより市内全域10分以内で救急車の現場到着が可能になりました。

超高齢社会を迎える中で甚大化する自然災害に継続して対応していくためには、地域住民の皆様のご協力と連携が不可欠であります。今後とも安全安心な小野市を構築していくため、皆様のご支援を賜わりますようお願いいたします。

2018年4月25日(水曜日)

日本一低いアルプス「小野アルプス」へ出かけてみては

小野アルプスを散策している人たちと案内板の写真

「日本一低いアルプス!?」として売り出し中の「小野アルプス」は、読売テレビ「かんさい情報ネットten」でも紹介されましたが、標高100メートルから200メートルの山々が連なる全長約15キロメートルに及ぶ縦走コースです。

小野アルプスには、「紅山登山コース」、「中コース」、「東コース」と、いくつかの山歩きを楽しめるコースがありますが、何と言っても、断崖の岩場のスリルが楽しめる「紅山登山コース」がいちばん人気です。

標高約183メートルの紅山を登っている人たちの写真

岩場に紅い地衣類が所々に貼りついて山が紅く見える「紅山」の急峻な岩場を両手、両足を使ってよじ登ると、標高約183メートルの頂上からは、眼下に山陽自動車道、遠くには明石海峡大橋を見渡すことができます。

「小野アルプス」の東の起点には白雲谷温泉「ゆぴか」がありますが、5月の連休明けには、「ゆぴか」とは趣を異にした「鍬溪温泉きすみのの郷」も縦走コース沿いにオープン予定です。この「鍬溪温泉」から縦走コースに接続する登山道も整備しております。

小野アルプスの道路から歩道へのアプローチの写真
小野アルプスの木々に囲まれた歩道の写真

GW(ゴールデンウイーク)を迎え、トレッキングに、トレイルランニングにと、益々、魅力あふれる日本一低いアルプス「小野アルプス」を散策し、その後は、温泉に浸かり、汗を流すというアクティブな休日を満喫してみてはいかがでしょうか!?

2018年4月18日(水曜日)

新学校給食センター完成

新学校給食センターのテープカットの様子の写真

小野市の学校給食センターは、昭和42年に開設し、全ての小学校、中学校、特別支援学校、幼稚園に毎日約5,000食を提供してまいりました。この度、施設の老朽化に伴い、建て替え工事を実施し、先月末に無事、新しい学校給食センターの竣工式を執り行うことができました。

新学校給食センターの特徴は、床を濡らさずに乾燥状態を維持して細菌の繁殖を防ぐ「ドライシステム」を採用し、衛生面が今まで以上に向上しただけでなく、新たに食物アレルギー除去食の提供も開始することから、専用調理室も設置しております。

給食着を着て大きな鍋をかき回している人の写真

また、今まで出来なかった蒸し料理が可能となるスチームコンベクションオーブンを導入したほか、副食(おかず)も2品から3品に増やしており、今まで以上に美味しく、バラエティに富んだ安全安心な学校給食を提供することが可能となります。

さらに、新学校給食センターは、「災害時のバックアップの拠点」として、重要な役割を果たすことにもなります。今月から、高まる救急需要への備えとして、「第3の救急拠点」である「消防署北分署」が新学校給食センターのすぐ南側で稼動しております。災害時においては、炊出しを行う「給食センター」と「消防署北分署」の密接な連携のもと、新たな災害時の拠点になるものと考えております。

新学校給食センターが、子ども達の心身の健全な成長や災害時の新たな拠点として大いに寄与することを期待すると同時に、引き続き、市民の安全安心を守り、「住むなら!やっぱりおの」を目指し続けてまいります。

2018年4月11日(水曜日)

平成30年度辞令交付式に当たって

辞令交付式で市長を前に職員が手元の紙を読み上げている写真

先日、平成30年度の辞令交付式を実施し、新採用職員をはじめ、異動対象となった管理職に対し、辞令を交付するとともに、第一線で業務を遂行するに際しての心構えなど、市長としての訓示を行いました。

14名の新採用職員に対しては、

  • 小野市の決してぶれない市政運営の基本理念が「行政も経営」であり、「より高度でより高品質なサービスをいかに低コストで提供するかを追求」していること。
  • 市役所とは「市民の役に立つ所」であり、小野市の「行政経営4つの柱」の中でも特に、市民=顧客と捉えた「顧客満足度志向」を徹底し、公僕たる使命と責務を深く自覚すること。
  • 小野市の人口等の指標や基本政策をしっかりと勉強し「だと思います」ではなく「であります」とはっきりと言えるようになること。
  • 人口減少、超少子高齢社会という大きな社会構造の転換とICT、IoT、AIなどの情報化技術の凄まじい進化により、近い将来、従来の延長線上にない行政の姿が出現することになるが、その中で「出る杭は打たれるのではなく、出ない杭は地中で腐るしかない」という気概で職務に取り組んで欲しいこと。

異動対象となった部長級、課長級の管理職47名に対しては、

  • 「管理すべき項目を持ってこそ管理職」と言えるのであり、何を管理するのかを明確にし「成り行き管理からターゲティングワーク」を徹底すること。
  • 自分で仕事をするのではなく、部下の適性、持ち味を生かしながら人材育成を行い、自分のセクションだけでなく他部署とも情報を共有し、連携することで、個人で仕事をするのではなく組織で仕事をすること。
市役所を背景に撮影された市長と辞令交付の参加者の集合写真

いよいよ平成30年度が本格的に始動しましたが、気持ち新たに、次世代につなぐ「持続可能なおの」の構築に向け、職員一丸となって、ともにチャレンジをし続けてまいりたいと考えております。

2018年4月4日(水曜日)

平成30年度市長方針 ‐原点回帰‐無限の理想への挑戦

平成30年度の市長方針は、-原点回帰-無限の理想への挑戦~次世代につなぐ“持続可能なおの”の構築~であります。

いよいよ今年は、市長就任から20年目を迎える節目の年であり、「市役所新庁舎」の建設工事をはじめとした、これまでの取組が「見える成果」となって現れてまいります。20年目の節目の年にあたり、今一度原点に立ち戻り、「行政も経営」という一貫した基本理念のもと、無限の理想へのチャレンジをし続けてまいりたいと考えております。

平成30年度の市長方針について書かれた画像

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