2016年7月~9月分のバックナンバー

更新日:2022年02月09日

2016年9月28日(水曜日)

グローバル化に対応した市民意識改革へのきっかけづくり~姉妹都市アドバイザーが来市~

ソファに座りながらクリーグルご夫妻と笑顔で談笑している様子の写真

小野市の姉妹都市であるアメリカ合衆国カリフォルニア州リンゼイ市より、ジェームズ・クリーグル、ジャネット・クリーグルご夫妻が来市されており、「姉妹都市アドバイザー」として10月18日までの1ヶ月間、小野市民を体験していただきながら、小野市の国際化に向けた様々な活動に取り組んでいただいております。

クリーグルご夫妻は、現在では、ともに現役を退かれておりますが、ともにリンゼイ市で教師をなされており、ジェームズ氏はリンゼイ市の元姉妹都市親善委員会委員長、ジャネット氏は元リンゼイ市教育長であります。

幼稚園での園児との交流、小学校、中学校でのALT授業の見学と意見交換をはじめ、福祉施設への訪問、コミセン等で行われるサークル活動、秋祭りなどの地域の伝統行事などにも参加していただき、市民との交流を深めながら、外国人の視点で見た小野市の現状について、率直な意見をいただくことになっております。

クリーグルご夫妻が教室の後ろでALT授業を見学している写真

昭和48年(1973年)に姉妹都市提携以来、交換学生の相互派遣・受入れを行ってきましたが、このたびの「姉妹都市アドバイザー」により、グローバル化した市民意識の変革へのきっかけづくりと、姉妹都市であるリンゼイ市がより多くの市民の方に知っていただく絶好の機会になればと期待しております。

お二人を見かけられた際には、「Hello!」、「How are you?」など、お気軽にお声かけをお願いします。

2016年9月21日(水曜日)

地域防災力の要 自主防災組織リーダー研修会

毎年9月1日の「防災の日」にあわせ、地域の防災力の要となる自主防災組織のリーダー養成を目的とした研修会を8月の最終日曜日に開催しており、市内各町の防災リーダーや女性消防団など約400名の皆様に参加をいただき、いざというときのための応急手当訓練やロープ結索訓練などを行いました。

オレンジ色のタオルを手に防災訓練を行っている人たちの写真

今年も台風により、岩手県や北海道でかつてないほどの豪雨が襲い甚大な被害が発生しております。昨年の茨城県常総市での鬼怒川決壊による甚大な被害も記憶に新しいところです。鬼怒川流域に降った雨は48時間で370ミリ、これは「100年から200年に1度の雨」でありました。小野市でも浸水被害があった平成16年の台風23号では2日間で231ミリの雨でありました。

鬼怒川の流域面積1,761平方キロメートルに対し、加古川は1,730平方キロメートルとほぼ同じであり、樫山町の「広島・室山地区築堤」が完成し、小野市域では「無堤地区」が解消されたとはいえ、鬼怒川の決壊は決して他人事ではありません。

ロープを持ち結索訓練をしている人々の写真

近年、予想をはるかに上回る集中豪雨が多発していることから、国土交通省が従来の「150年確率の雨量」から「1000年確率の雨量」への見直しを行い、加古川流域での2日間の総雨量は750ミリと予想しております。すなわち「堤防があれば安心」というのは安全神話に過ぎず、これからは、住民の避難や救助をいかに進めるかが課題となってきます。

市内においては、「豪雨による加古川の氾濫」と「山崎断層帯を震源とした地震」の2つを常に想定し、住民の防災意識を向上させ、危機感を持った防災訓練を実施するとともに昔ながらの向こう三軒両隣による「互近助」を構築する努力をし続けることこそが、地域防災力向上には欠かせないのです。

2016年9月14日(水曜日)

「播州そろばん」を通じた国際貢献

ハディー・ハムザさんとアンワル・カウサラーニさんと市長の3人で正面を向いて笑っている写真

先月、レバノン共和国最大の珠算教育団体代表のハディー・ハムザさんとレバノン国際大学副総長兼教育学部長のアンワル・カウサラーニさんが市役所を訪問してくださいました。両氏は、そろばんの製造工程の現場を見学に来られたものであります。

レバノンでは、戦後日本が急激な復興を遂げたのは、子どもの頃からのそろばん教育によるところが大きいと考えられており、教育に熱心な私立系の小学校でそろばんの授業が行われているほか、レバノン国際大学でも珠算が今年の9月から選択必修科目として取り入れられるほど、大変そろばんに力を入れておられます。

今年5月にレバノンで開催されたそろばんの国際大会には、レバノンを中心に他の中東国から約2,000名の子どもたちが参加されたとのことで、来年は、ギネス記録にもなるような約3,000名が参加する大会を目指すと意気込んでおられました。

そろばんのモニュメントの前でスーツを着た男性4人が正面を向いて立っている写真

レバノンの多くの生徒は、現地価格で2ドル程度の中国から輸入されたプラスティック製のそろばんを利用しているそうですが、生徒のレベルが上がるにつれて、木製そろばんへの需要が高まっており、早速、「そろばんリユース事業」として家庭や企業から回収した中古そろばん300丁を準備し、今月末までにレバノンに寄贈することにしております。

「そろばんリユース事業」は「市長への手紙」を契機に始まり、トンガ王国など7カ国に7,300丁を超えるそろばんを寄贈してきております。そろばん日本一の産地である小野市の市長として、中東でここまでそろばんが盛んであることを知らされたと同時に、そろばんを通じた国際貢献ができることを誇りに思っております。

2016年9月7日(水曜日)

平成27年度小野市一般会計決算“NEXTおの”創生

平成27年度の小野市は、(1)「特色ある地域づくりの推進」、(2)「子ども・子育て、教育環境の充実」、(3)「元気で美しい都市の創造」、(4)「安全安心な暮らしの追求」を4本柱とし、市役所新庁舎に係る経費、高齢者等の生きがいづくり支援、地域活動拠点づくり支援、5・4制による小中一貫教育の実施など、“NEXTおの”創生を目指し、新たな事業にチャレンジしてきました。

一般会計の歳入は192.4億円(前年度比1.8%増)、歳出187億円(前年度比1.5%増)であり、歳入歳出差引額(形式収支)は5.4億円。この額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は3.5億円の黒字であり、財政基金の取崩や積立、繰上償還を考慮した実質単年度収支においても6年連続の黒字となっております。

市の貯金にあたる基金残高は、公共施設整備基金を新庁舎整備用地や学校給食センター整備に活用しながらも、返礼品の開始により増加したふるさと納税の積立等により、基金全体で前年度比-2億円の90億円を維持する一方、市の借金にあたる市債残高は前年度比-5億円の184億円としております。

基金残高のグラフ
地方債残高のグラフ

なお、この市債残高のうち臨時財政対策債の全額、北播磨総合医療センター建設に要した出資債の2分の1といった後年度に国から補填されるものを除いた市の実質的な負担額は約42億円(前年度比-5億円)に抑制させております。

その結果、財政健全化指標であります市債の返済割合を示す「実質公債費比率」は5.2%(国の基準では25%以上がイエローカード)、次世代が負担すべき借金の指標である「将来負担比率」は-28.4%(国の基準は+350%がイエローカード)と6年連続マイナス値を確保し、その他の財政指標につきましても、全項目において、引き続き健全な数値を維持しております。

「行政も経営」という一貫した基本理念のもと、健全財政を維持しながらも積極的に都市機能の充実を図り、“NEXTおの”創生のためチャレンジをし続けてまいりたいと考えております。

2016年8月31日(水曜日)

小野中学校陸上競技部女子リレーチームが全国大会2連覇!

全国中学総合体育大会において、小野中学校陸上競技部女子リレーチームが4×100メートルリレーで全国優勝、昨年に引き続き見事2連覇達成であります。また、小野東スポーツ少年団は、高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会において準優勝という輝かしい成績を収められました。

女子中学生4人が全国大会の看板の前でピースをしている写真

近年、市内の小・中・高校生が、毎年のように全国大会で優秀な成績を残しております。人口約5万人規模の市であることを考えると、全国大会に出場するだけでも珍しいことでありますが、今回、中学生では陸上や柔道、水泳の種目で合計13名も出場し、さらに4×100メートルリレーで2連覇を達成したということは、私の中学時代では考えられず、実に素晴らしいことであります。

トロフィーや表彰状を持った全国大会に出場する学生たちと市長の記念写真

大会後、選手は「改めて、いろいろな方に支えられていることを実感した」と語ってくれました。まさに、監督や先生方、チームメイト、保護者の方など多くの支えがあったからこそ、このような素晴らしい成績を収められたわけでありますが、何よりも選手自らの日々のたゆまない努力の成果であります。

出場された選手の皆さんには、今回の経験を胸に、自己研鑽に励んでいただき、小野中学校陸上競技部女子リレーチームは全国大会3連覇、そして、小野東スポーツ少年団は全国大会優勝、という次の目標に向かって、さらに4年後には、東京オリンピックが開催されますが、小野市から世界へ羽ばたくという大いなる夢に向かってチャレンジし続けてほしいと考えております。

小野中学校陸上競技部と小野東スポーツ少年団の皆さん、本当におめでとう!

2016年8月24日(水曜日)

「らんらんバス」へのニーズが年々増加

らんらんバスの利用者数のグラフ

市民の身近な交通手段となっている「らんらんバス」は、13年目を迎えました。運行開始当時は車両3台で年間約3万人の利用でしたが、現在は7台に増車し、昨年度は過去最高の約12万8千人の方にご利用いただきました。利用者の多いバス停では、イオン小野店が年間約2万6千人と最も多く、以下、電鉄小野駅、ゆぴか、北播磨総合医療センターなどが続いています。

利用者数の増加に伴い、「新たにバス停を設置して欲しい」、「運行ルートを見直して欲しい」など、多くのご要望を頂いております。いただいたご要望については、市民や老人クラブ、観光協会、兵庫県バス協会、国土交通省、小野警察署などで構成する「小野市地域公共交通会議」で協議の上、フレキシブルに対応しており、この8月からは、粟田橋も開通したことから、一部ダイヤ改正を行っておりますので、更なる利便性の向上に繋がるものと考えております。

青地にひまわりがデザインされたらんらんバスが停留所に停車している写真

今後ますます加速する超高齢社会の進展に伴い、2060年には小野市の人口が約3万5千人にまで減少し、高齢化率は36.7%まで上昇すると推計されております。昨年度の利用者のうち、65歳以上の高齢者が約6割を占めているように、車を運転できない交通弱者が年々増加し、高齢者の移動手段として「らんらんバス」の必要性がますます高まっていくと考えられます。

改めて、13年前、先手管理の実践として、単なる交通施策ではなく、福祉施策の一環として位置付けし、「らんらんバス」の導入に踏み切ったことは、間違いではなかったと再認識するとともに、今後も、将来を見据え、小野市の地域特性に合った戦略をさらに進めてまいります。

2016年8月17日(水曜日)

小野に恋して おの恋来い!今週末は小野まつり

小野まつりで打ち上げられた色とりどりの花火の写真

今週末の8月20日(土曜日)と21日(日曜日)は「小野まつり」です。昭和53年に市役所東駐車場を会場に開催した第1回から数えて、今年で第39回を迎えます。その間、第24回から「おの恋おどり」が始まり、第26回からは2日間の開催となり、今では、来場者数14~15万人を誇る真夏のビックイベントであります。

「小野まつり」は、単なる夏のまつりではありません。「小野まつりが郷土を愛する人々の誇りとなるために」を基本テーマとして、「市民参加型」、「躍動感」、「オリジナリティ」、「広域性」、そして「ストーリー性」をキーワードに掲げ、実行委員会の皆様が、「まつりを通して小野市を変えよう」という熱い思いで取り組んで来られた「進化し続けるまつり」であります。

まつりを通じた「賑わいづくり」が「誇りづくり」となり、その誇りづくりが郷土を愛する「愛着づくり」へとつながっていく、まさに「小野まつり」こそが、小野市が変わっていく象徴であると考えております。

今年のまつりのテーマは「暁嵐(ぎょうらん)」であります。「暁嵐」とは、暁の中の嵐、夜明け前の闇を抜け、嵐の中に光明を見るという、挑戦し続ける「小野まつり」の新たなステージの成功を願う意味が込められています。

ステージの上で笑顔でおの恋おどりを踊っている人たちの写真

今年も、市内各6地区の代表チームが踊りを披露する「市民夏の夢舞台」、県内内陸部で最多となる5,000発の花火(ファイヤーファンタジア)、そして東京、金沢、福山などの県外からの33チームを含む117チーム、約3,300名の踊り子が参加する「おの恋おどり」など、見どころがたくさんあります。

「小野に恋して、おの恋来い!」ぜひ、8月20日(土曜日)、21日(日曜日)は、ご家族お揃いで小野まつりに来ていただいて、小野市を賑やかに盛り上げてください。

2016年8月10日(水曜日)

祝!近畿・全国大会出場!選手を激励

先月の兵庫県中学校総合体育大会では、小野中学校陸上競技部の女子リレーチームが4×100メートルリレーで県大会2連覇を達成し、全国大会への出場を決められました。その他にも、陸上競技4種目、柔道2階級、水泳2種目で優勝し、小野東小学校は、高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会に出場するなど、素晴らしい成績を残されております。

ガッツポーズをしている全国大会に出場する学生たちと市長の記念写真

そこで、8月2日(火曜日)に、市内小・中学生の近畿・全国大会出場選手の激励会を開催いたしました。特に小野中学校陸上競技部の女子リレーチームは、昨年、見事全国大会優勝という快挙を達成されただけに、8月中旬~下旬にかけて、長野県と新潟県で開催される全国中学校総合体育大会での活躍が大いに期待されます。

ところで、小野中学校陸上競技部がパナソニックの「ビューティフルジャパンプロジェクト」として、テレビCMで放映されているのはご存知でしょうか?やはりテレビの反響は大きく、「小野中がCMで流れている」と、私の元へも嬉しい問い合わせが届いております。

CM撮影にあたり、小野中学校陸上競技部の松永朋子さんは、インタビューで「努力は全て返ってくる」と語っております。まさにそのとおりであります。私も、当時の面影はありませんが、学生時代は、陸上競技の100メートルの選手であり、0.1秒、すなわち、たった1秒の10分の1を縮めるために努力をし続けたものであります。

近畿・全国大会では、ほんのわずかな差で勝敗が大きく変わってまいります。選手の皆さんには、悔いのない精一杯の頑張りを期待するとともに、せっかくの大きな大会でありますので、思う存分に楽しんできていただきたいと思います。この小野市から将来、世界で活躍する選手が出てくることを期待しております。

全国中学校総合体育大会スケジュール

  • 陸上競技:8月21日~24日(長野県:松本平広域公園陸上競技場)
  • 柔道:8月17日~20日(新潟県:リージョンプラザ上越インドアスタジアム)
  • 水泳:8月17日~19日(新潟県:ダイエープロビスフェニックスプール)

2016年8月3日(水曜日)

リンゼイ市親善訪問使節団が小野市を訪問

7月26日から明日、8月4日までの日程で姉妹都市であるアメリカ合衆国カリフォルニア州リンゼイ市から親善訪問使節団(高校生9名、引率者1名の計10名)が小野市を訪問されています。小野市とリンゼイ市は、昭和48年に姉妹都市提携を行い、翌年4月にリンゼイ市より5名の高校生が第1回交換学生として来市して以来、相互に訪問使節団の派遣を行ってまいりました。

このたびで24回目となるリンゼイ市からの訪問使節団ですが、これまでに23回約330名の受入れを行っております。一方、小野市からは21回約410名の派遣を行っており、互いにホームステイを通じた交流を深めてきたほか、昭和60年(1985年)から平成17年(2005年)までの20年間にわたり、小中学校教諭の相互派遣も行ってまいりました。

ソファに座りながらリンゼイ市親善訪問使節団と市長が笑顔で談笑している写真

滞在期間中は、ホストファミリーのお宅にお世話になりながら、「国宝浄土寺」、「ひまわりの丘公園」などの施設見学だけでなく、「好古館」における十二単や鎧兜の着付け、茶道体験、小野工業高校、小野高校にも訪問し、お互いの異文化の体験を行っております。

姉妹都市交流のあり方は、これまでのように姉妹都市交流に関心のある市民だけが関わっていればいいというものではなく、これからの小野市の国際化と姉妹都市事業のさらなる進展につなげるためにも、グローバル化に対応した市民意識の変革を伴っていかなければなりません。

その契機とすべく、今年の9月にはリンゼイ市から、長期滞在者を受入れ、「小野市民」を体験してもらうことで、外国人からみた小野市の評価や問題点などを指摘してもらい、小野市を訪れる外国人観光客の利便性を高めるきっかけづくりを行うことにしております。

人種、国籍、言語、宗教などの異なる者同士が相互理解を深め、小野市の新たな国際化の未来に繋がる姉妹都市交流になることを期待しております。

2016年7月27日(水曜日)

8月末まで「市長への手紙」受付中

7月1日から8月末までの2ヵ月間を『広聴強化月間』として、今年で18年目を迎える「市長への手紙」の受付を行っています。ご意見を記入していただく「専用はがき(切手不要)」は、市役所や図書館などの公共施設のみならず、コンビニ、スーパーなど市内51箇所に備え付けているほか、昨年に引き続き「広報おの」7月号にも折り込んでおります。

テーブルの上に置かれた広報おのと市長の手紙に記入をしようとしている写真

昨年は、「広報おの」に初めて「専用はがき」を折り込んだことで、一昨年と比較すると100件以上の増加となる、約300件のご意見を頂きました。特に、ご高齢の方からもたくさんのご意見をいただけるようになりました。

市長への手紙を含め市民からのご意見の18年間の総数は、約14,000件にも及んでおり、これらすべてに対し、記名、匿名に関係なく、すべてにコードナンバーを付けて「受付カード」を作成し、最初に市長が拝見させていただいた後に、全て回答文を作成し、市長の個人印まで押して文書で返事をしております。

今ではすっかり定着したトンガ王国をはじめとした諸外国にそろばんを寄贈する「そろばんリユース事業」も、そのきっかけは、この「市長への手紙」でいただいたご提案であり、すでに約7,000丁ものそろばんを寄贈して、相手国から喜ばれております。

この「市長への手紙」の狙いは、2つであります。一つは、言うまでもなく、「情報は市民の財産」という認識のもと、「多様な広聴の仕組みを構築」し、市民の意見を市政に反映させることです。2つ目は、「職員の問題解決能力の醸成と意識改革」です。様々な意見に対して回答文を作成することは、問題点を整理する訓練だけでなく、説明責任を果たし、説得ではなく、納得してもらえる対応力の向上につながります。

「もっともっと小野市が変わっていく」ためにも、是非、皆様の忌憚のないご意見ご提案をお待ちしております。
(なお、回答文をお送りする都合上、「市長への手紙」には、お名前、ご住所をご記入ください)

2016年7月20日(水曜日)

第3回小野ハーフマラソン大会 参加ランナー募集中

沢山のランナーが走っている様子を正面から撮影した小野ハーフマラソンの写真

今年も12月4日(日曜日)に第3回目となる「小野ハーフマラソン2016」を開催いたします。7月1日(金曜日)から8月31日(水曜日)までの期間で先着順によりハーフマラソンの部で5,000人、3キロマラソンの部で800人、1.5キロマラソンの部で200人の合計6,000人のランナーを募集しています。

大会会場は「うるおい交流館エクラ」周辺のシビックゾーンに設け、その北側の「きらら通り」にある小野警察署前をスタート地点として、田園風景の中、開運の道「天下人秀吉も駆け抜けた中世の京街道」の途中を折り返し、ゴールはスタート地点近くの図書館前とする昨年と同様のコースとなっております。

走りながらカメラに向かってピースをしている小野ハーフマラソンのランナーたちの写真

大会開催に当たっては、昨年に引き続き、元阪神タイガースの赤星憲広さんを特別顧問として、阪神タイガースやオリックス・バファローズの現役プロ野球選手にはチャリティランナーとして、大会を大いに盛り上げていただける予定であるほか、小野市連合区長会、小野商工会議所、地域づくり協議会など、地域の方々のご協力のもと、給水ポイントでの支援をはじめ、ランナーの皆様へのおもてなしを計画していただいております。

サンタ帽子をかぶってバナナを食べているランナーの写真

小野まつりが「夏のおの恋」であるのに対し、このマラソン大会は、小野市をあげての盛大な「冬のおの恋(小野に恋して、おの恋来い!)」となる大会であります。記録だけでなく記憶に残る大会となるよう、多数のランナーのエントリーをお待ちしております。

同時に、この大会を支えていただける市民ボランティアを募集中(8月末まで)ですので、是非とも興味のある方のご応募をお待ちしております。

2016年7月13日(水曜日)

台風被害から2年10ヶ月で粟田橋開通

平成25年9月15日から16日未明にかけての台風18号による豪雨で被災した「粟田橋」の通行止めが続いておりましたが、先週7月9日(土曜日)に、2年10ヶ月という異例のスピードで開通を迎えることができました。

これもひとえに、井戸兵庫県知事をはじめ、スピード感をもって積極的な事業推進を行っていただいた兵庫県の皆様、ご支援をいただきました国土交通省など関係機関の皆様のご尽力の賜物であり、心よりの敬意と感謝を申し上げます。

そして何と言っても、(1)「粟田橋」の架け替え工事に伴う接続道路の拡幅に際し、住み慣れた家屋や土地を快く提供してくださいました地権者の皆様、(2)さらには、幾度となく開催しました地元への工事説明会などに町をあげてご協力を賜りました、地元、粟生町、住永町の自治会の皆様、(3)そして、工事期間中の通学路等の迂回に際し、児童生徒の交通安全指導や安全確保のために、定期的な立ち当番をしていただきました警友会の皆様をはじめとする地域住民の方々に対し、衷心よりの感謝を申し上げます。まさに皆様方の協力なくして、この開通はないのであります。

粟田橋が完成した記念のテープカットの写真

通勤通学等で「粟田橋」を利用されていた皆様には、大変なご不便をおかけしておりました。また、この「粟田橋」から国道175号につながる沿道には、昨年11月に開署した「小野警察署」をはじめ、ホテル、図書館、うるおい交流館エクラなどの小野市の都市機能が集積しているシビックゾーンがあり、「市役所新庁舎」も、4年後の平成32年4月にこのエリアへの移転新築を予定しております。

まさに「粟田橋」は、架け替えによる利便性の回復にとどまらず、北播磨地域の大動脈として人・モノの交流を一層促進させ、「小野市の未来への橋渡し」の機能を担ってくれるものであります。改めまして、関係機関の皆様、地権者、地元自治会の皆様、そして2年10ヶ月に及ぶ迂回路の安全確保にご協力を賜りました皆様に心からの深い感謝を申し上げます。ありがとうございました。

2016年7月6日(水曜日)

小野市プロモーション動画がリオ五輪へ

「Go to "Rio 2016" 祝!!リオ五輪参加決定「全国移住ナビ」-小野市PR動画-」と書かれた3人の親子の写真

首都圏からのI・J・Uターンを促進し、東京一極集中を是正しようと全国1,700の自治体が登録する移住者専門サイト「全国移住ナビ」のスタートアップキャンペーンで小野市の「ローカルホームページ」へのアクセス数が全国第2位となり、昨年10月に総務大臣表彰を受けておりましたが、同時に「プロモーション動画」へのアクセス数も全国第4位でありました(※現在第2位)。

この「全国移住ナビ」に掲載されている自治体プロモーション動画のうち優れた10作品を総務省が次期オリンピック開催地である日本の地域PRや4K・8K技術の紹介、動画技術の世界発信を目的に、海外向け地域PR動画にまとめております。

小野市のPR動画を赤線で囲った地域PR動画日本代表一覧の画像

その10作品の一員として「小野市プロモーション動画」が採用され、今年8月開催の「リオデジャネイロ五輪」と「リオデジャネイロパラリンピック」の大会期間中、五輪メインスタジアム近くの「JAPAN HOUSE」内の大画面で放映されることになりました。

「英語・フランス語」、「スペイン語・ポルトガル語」、「中国語・韓国語」版それぞれに多言語化して放映されますので、訪日外国人の誘客を推進し、ブラジルから元気な「ONO」を全世界に発信できる絶好の機会であると考えております。

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