2023年4月~6月分のバックナンバー

更新日:2023年07月04日

2023年6月28日(水曜日)

東播磨南北道路の早期実現に向けて

今月5日、「東播磨南北道路建設促進期成同盟会」の会長として、財務省及び国土交通省を訪問し、「東播磨南北道路の整備促進」に係る要望活動を行ってまいりました。

財務省と国交省において市長が東播磨道の建設促進を要望している写真

 東播磨南北道路は、国道2号加古川バイパスと国道175号を結ぶ全長12.1kmに及ぶ高規格道路であります。これまでは、車で小野市から加古川市までの所要時間は約40分、通勤時には約1時間を超える場合もありましたが、「加古川中央JCTから八幡三木ランプ(7.7km)」までの部分開通により、現在は東播磨地域と北播磨地域との所要時間が10分程度短縮されています。

また、「八幡三木ランプから(仮)国道175号ランプ(4.4km)」が完成し全線開通すれば、県立加古川医療センターを中心とした加古川中央市民病院、北播磨総合医療センターによる医療ネットワークが確立され、小野と加古川を結ぶ「命の道」として約12分での救急搬送も可能となります。

国交省において市長が東播磨道の建設促進を要望している写真

(仮)国道175号ランプ付近には、兵庫県企業庁と小野市の共同により令和3年度に完成した「ひょうご小野産業団地」の全8区画の進出企業が決定し、工業団地と合わせて45社約1万人の雇用創出に大きく寄与すると共に、臨海部との通勤時間の短縮により子育て環境にもゆとりが生まれるなど、東播磨道の整備は国が推し進める「少子化対策」にも繋がるものと考えております。

東播磨道の早期実現は、北播磨地域全体として経済界のみならず、医療・福祉の分野でも大きな期待を寄せられております。国には部分開通の段階で「見える成果」が表れていることもしっかりとお伝えし、あと3分の1区間、令和7年春の完成に向けて、道路整備予算の確保と東播磨道の着実な整備促進をお願いしたところです。

2023年6月21日(水曜日)

「小野市短歌文学賞・小野市短歌フォーラム」開催!~選は創作なり~

6月3日、エクラにて、「第15回小野市詩歌文学賞・第34回小野市短歌フォーラム」を開催しました。今回は、当市出身の歌人、故上田三四二氏の生誕百年の記念であるとともに、短歌フォーラム選者を約20年間務められ、小野市の文化の振興に多大なご貢献を頂いた馬場あき子先生に、小野市で4番目となる「小野市名誉市民」の称号を贈呈する記念すべき式典でありました。

小野市短歌フォーラムにおける選評の様子

ご承知のとおり、台風2号の影響による交通機関の乱れから、馬場先生と新しく選者になられた小島ゆかり先生ともに、やむなく当地への登壇は叶いませんでしたが、両先生とも小野市短歌フォーラムへの熱い想いをお持ちで「なんとしても行きたい」とお聞きしていただけに大変残念で仕方がありませんでした。このような中、当日は急遽、選評・鼎談(ていだん)の出演者等の変更があったり、遅れながらも静岡県からあらゆる交通手段を駆使してなんとか到着された学生の部の受賞者へ即興を交えた表彰をするなど、異例続きの「形にとらわれない」、例年と一味違ったフォーラムとなりました。

小野市短歌フォーラムにおける鼎談の様子

鼎談では、選者の永田先生との共演者に、詩歌文学賞の受賞者である大辻先生(歌人)、小川先生(俳人)が急遽選ばれるという大変稀な舞台となりましたが、本フォーラムが短歌と俳句が同時に表彰される珍しい式典であることから、「『短歌』と『俳句』の違い」といったテーマで進行され、それぞれの分野における「師」「仲間」「連歌の面白さ」「AIとの対比」など様々な切り口から、普段耳にすることができない非常に中身の濃いお話を聞くことができました。

特に印象深かったことは、「歌」や「俳句」の楽しみ喜びは、これらを通して、『新しい自分に出会うこと、新たな世界を発見すること』であると、三者ともに共通して述べられていたことです。私も長年投稿を続けている中で、入選に至ったことはございませんが、今一度原点に立ち返り、ある意味、堅苦しいとも思える三十一文字(みそひともじ)の中に、新たな世界を見出すべく、もう一人の自分探し、「アナザーワン」を追い求めたいと改めて思ったところです。

また、小川先生からは、かの高浜虚子が残した言葉に『選は創作なり』、すなわち、あくまで作るのは作者ですが、選者が最も良い詠みをして世に出すことで優れた作品の価値を発見する、というものがあるとご紹介がありました。歌を作り投稿するだけで終わるのではなく、選者そして私たち皆が本フォーラムの「選」を通して、歌の魅力・新たな側面を発見するとともに、「感性」を育み、楽しみを共有する。まさに、この小野市短歌フォーラムの本質を見つめ直すことができた素晴らしい一日でありました。

小野市名誉市民になられた馬場先生の歌碑(好古館に建立)の前での集合記念写真

なお、このたび馬場あき子先生が小野市名誉市民になられた記念として、好古館に馬場先生の代表歌を刻んだ歌碑を建立し、皆様にご覧いただけるよう公開しております。馬場先生の93歳からの1年間を追いかけた作品であり、小野市短歌フォーラムでのご様子もおさめられた映画「幾春かけて老いゆかん」も現在、東京、京都、大阪など全国各地で上映されており、この7月にエクラでも上映予定としておりますので、合わせて是非お楽しみください。来年もまた、小野市短歌フォーラムで皆さんとお会いできることを心待ちにしております。

2023年6月14日(水曜日)

流通科学大学と「観光振興に関する連携協定」を締結!

5月29日に小野市役所にて、流通科学大学と「観光振興に関する連携協定」を締結しました。その目的は、相互に有する人的、知的、物的資源を最大限活用し、小野市における特産品の開発、観光産業の振興、地域経済の活性化することであり、大学側にとっては観光振興に関する学術研究、その実践活動を行うことで、「観光」というキーワードを基軸に地域活性化を行おうとするものです。

流通科学大学との「観光振興に関する連携協定」締結式の記念撮影

小野市は、「行政も経営」という普遍の基本理念で、これまでから行政運営を行ってきておりますが、今後の北播磨地域5市1町をみても、小野市1市が消滅する規模の人口減少が進むことから、小野市だけでなくこの北播磨地域全体で、ダイナミックな新しいまちづくりを展開していくことが求められます。

この度の協定締結はゴールではなく、これからがスタートであります。連携協定を締結したからには、「目に見える成果」を追求し、形としての成果を出さないと意味がありません。「観光」で生きてこなかった小野市にとって、まずは、チャレンジする「やる場」を整え、我々が気づかない観光資産にどう付加価値を付け、小野市をどう発信できるか、大学のお知恵を借りながら、「賑わいづくり」が「誇りづくり」となり、それが「愛着づくり」へと繋がる「観光のリストラクチャリング(再構築)」を進めてまいります。

2023年6月7日(水曜日)

青野原駐屯地創設47周年記念行事(青野祭)に出席!

青野原駐屯地創設47周年記念行事式典の様子の写真

先月の25日、青野原駐屯地創設47周年記念行事(青野祭)に出席しました。青野原駐屯地では毎年開催される恒例行事ですが、新型コロナの影響で令和2、3年と中止、昨年は関係者のみの開催であったため、実に4年ぶりの一般公開となり、駐車場待ちの渋滞ができるほど多くの来場者で賑わっていました。

陸上自衛隊青野原駐屯地は、自衛隊発足後の昭和51年に「第8高射特科群」の新編とともに創設され、「03式中距離地対空誘導弾(中SAM)」を主装備とし、大阪、兵庫周辺の防空を担っています。「青野祭」では駐屯する約600人の隊員などが参加する中、式典や観閲行進、音楽隊による音楽演奏、日ごろの隊員の成果を披露する格闘・訓練展示があり、普段見ることができない自衛隊の一面を見ることができます。

青野原駐屯地創設47周年記念行事 自衛隊車両の写真

自衛隊は「日本の平和と独立を守り、国の安全を保つ」ために活動されていますが、台風などの風水害や地震による被害などの災害派遣も重要な任務の一つであります。小野市は、平成16年10月の台風23号で甚大な被害が生じ知事要請による自衛隊の災害派遣がありましたが、その教訓を生かし、緊急時により迅速に市民の救助活動等を進めるため、市長から駐屯地に直接要請することも市の防災計画に示しております。

“災害は忘れた頃にやって来る”ではなく“忘れる前にやって来る”時代にあります。「悲観的に準備をし、楽観的に対応する」を防災の基本とし、災害時の要となる自衛隊と市との連携の重要性を、昨年12月に着任された青野原駐屯地初の女性司令である栗田千寿・一等陸佐と改めて確認したところです。まもなく雨期に入りますが、市民の皆様も今一度防災に向けた再点検をお願いします。

2023年5月31日(水曜日)

第25回市長杯グラウンドゴルフ大会開催!

市長杯グラウンドゴルフ大会における市長挨拶風景

5月24日に、小野市老人クラブ連合会主催の「第25回 市長杯グラウンドゴルフ大会」が開催され、来賓としてご招待を受け、挨拶をさせていただきました。

当日は晴れ晴れとした好天の中、34チーム約170名もの参加者が交流を深め、汗を流されました。私も、始球式でホールインワンを狙ったところ残念ながら成功とはなりませんでしたが、試合開始の合図と共に1打目で見事開幕ホールインワンが生まれるなど、日頃からの練習で培われた技術がいかんなく発揮され、高レベルで大賑わいの大会となりました。

大会が行われた「こだまの森 グラウンドゴルフ場」は、子どもからお年寄りまで多くの方が楽しんで利用できる魅力的な公園にしようという市民の皆様の要望を受け、平成16年に兵庫県下の公共施設の中で初めて社団法人日本グラウンドゴルフ協会から認定を受けた本格的な林間のコースとしてオープンしたグラウンドゴルフ場です。

市長杯グラウンドゴルフ大会で市長が始球式を行う様子の写真

コロナ禍においても、その利用者数は減少することなく、むしろ新たな生活様式への変化という追い風もあり、その数は今も増加傾向で、この度の大会の開催も、コロナ禍にあっても「地域のつながり」を絶やすことなく活動を継続してこられた「市民力」の結集の賜物であると敬意を表するところであります。

小野市には、「こだまの森」や令和2年にオープンした「堀井城跡ふれあい公園」など、グラウンドゴルフに最適な施設だけでなく、全天候型の陸上競技場「アレオ」やフットサル・ゲートボール等多目的に利用できる「小野八ヶ池自然公園 龍翔ドーム」など、全ての世代が運動を楽しめる施設が盛り沢山でありますので、社会活動が徐々に戻りつつあり、過ごしやすい季節である今、健康増進もかねて、ぜひ市内でスポーツを楽しまれてはいかかでしょうか。

2023年5月24日(水曜日)

第5弾「おの恋らっきゃプレミアム商品券」を発行 ~物価高騰総合緊急支援~

5月9日の市議会臨時会にて、「おの恋らっきゃプレミアム商品券事業」を含む4件の補正予算が可決しました。新型コロナウイルス感染症の第5類への移行もあり経済回復が期待される一方で、ウクライナ情勢に関連する世界的なインフレと円安による物価高騰が、我々の生活へ大きな影響を及ぼしております。

そのような中、今回は物価高騰の影響をできる限り軽減するため4つの事業を盛り込んでおり、総合的なパッケージとして施策を進めてまいります。一つには、第5弾「おの恋らっきゃプレミアム商品券事業」として、13,000円の地域商品券を10,000円で5万冊販売(プレミアム率30%、一人最大5冊)し、生活支援に加え、市内の事業者支援を行います。

2022おの恋プレミアム商品券の見本例の写真

二つには、「学校給食費負担軽減事業」として、食材費高騰による食材費等の差額相当分を補助し、給食費の価格転嫁を避け、給食の品質、量の維持を図ります。三つには、「低所得世帯物価高騰緊急支援給付金」として、住民税非課税世帯等に対して1世帯当たり3万円を支給します。四つには、「子育て世帯生活支援特別給付金」として、低所得子育て世帯に対して子ども一人あたり5万円を支給します。

プレミアム付き商品券の発行については、「手持ちの原資がないと意味がない」、「購入したくても購入できない」などのご意見もお聞きしますが、低所得者世帯や子育て世帯を対象とした給付も同時展開するとともに、それ以外の世帯(中所得者層など)を含む事業メニューにより広く支援が行き渡り、市全体として市民生活が改善され、店舗等の経済活動が活発になることを期待するものであります。

商品券の予約期間は7月3日(月曜日)~31日(月曜日)でインターネット又は申込はがきで購入予約ができ、販売期間は9月~1月末、利用期間は2月末までを計画しています。また、給付金関連の支給は6月~7月ごろを予定しており、詳しくは広報6月号をご覧ください。

2023年5月17日(水曜日)

新体制の市議会が始動

議員協議会において市長が議員へ説明をしている様子の写真

先月23日の小野市議会議員選挙によって、16人(現職11人、新人5人)の議員が新たに選ばれました。歴史と伝統ある小野市議会の議員となられた皆様には、市民を代表して、衷心よりお祝い申し上げるとともに、9日の臨時議会で議決されました新体制のもと、新しい感覚と感性をもって小野市の発展のためにご活躍いただくことをお願い申し上げたところです。

この度の統一地方選挙では、地方議会議員のなり手不足が全国的な問題となる中で、小野市では市民が気軽に参加できる“開かれた議会”の取組もあり、実に半世紀で最多となる27名が立候補され、激戦が繰り広げられました。また、女性議員も過去最多となる女性候補者10人のうち、前回の選挙と同様の7名(43.7%)が当選されたことで、多くのメディアから取材がありました。

議会の休憩時間を利用して傍聴人が議員と同じように質問できる「議会と市民との懇話会」や、13年前から女性リーダーを育成する「おのウィメンズ・チャレンジ塾」などの様々な取組を積み重ねてきましたが、共通していることは“やる場”を整えることであり、「私にもできる」と政治を身近に感じていただくことで、市民の意識が「無関心から関心」へ変化していったものと考えます。

ただ政治に関心を持つ市民が増えることが終着点ではなく、市議会議員を目指し議員となった方々が、それぞれの視点で市民が納得できる政策を提言いただき、いかに小野市を住みやすいまちに進化させていくかが重要であり、「看脚下」原点に立ち戻って、議会の果たしうる役割は何なのか、我々理事者を含めて改めて問われる時代にあると感じております。

先週には、新しい議員の方々に早く市役所のことを知っていただくために議員協議会で私がプレゼンを行うと共に、所属長による議員研修会も開催しました。「新鮮な刺激に触れていない限り、感覚と感性は研ぎ澄ますことはできない」。新たな刺激を受けながら、新体制の市議会議員の皆さんと共に、「躍動するまち・持続可能なまちおの」の実現に向けて取り組んでまいります。

2023年5月10日(水曜日)

連合区長会総会~自治会の声を市政へ~

令和5年度の「小野市連合区長会総会」が、4月28日にうるおい交流館エクラで開催され、今年も来賓としてお招きいただき、出席してまいりました。

年に1回、市内すべての区長(自治会長)さんが一堂に会するせっかくの機会でありますので、毎年、新しく区長に就任された方々に、私自らがパワーポイントを用いて、小野市政の概要についてプレゼンテーションをさせていただいております。

小野市連合区長会総会の様子と市長がプレゼンしている場面の写真

その目的は、各町の代表であり、地域住民の声の代弁者である区長さんに、行政としてのアカウンタビリティ(説明責任)を果たすことを通して、市行政の経営理念や施策等に理解を深めていただき、地域をより良くするための要望活動や地域活動に繋げていただくためであります。

また、区長の皆様には、市長への手紙をはじめとする「多様な広聴の仕組み」を改めてご説明する中で、この制度を最大限活用して、道路の舗装や拡幅、防犯灯の設置など、現場に最も近い基礎自治会の長であるからこそできる住民に寄り添った要望をこれまで以上に積極的に行っていただきたいと申し上げ、市としてもそれに対して組織横断的に対応し、市民=顧客が求めるニーズにしっかりと応えてまいりたいと市の姿勢をお示ししたところです。

これから1年間、市民の皆さんと市の橋渡し役として大変お世話になりますが、今後も、自治会と行政が手を取り合い、それぞれの役割を果たしながら小野市の更なる飛躍に向けて「共創」のまちづくりを推進していきたいと考えておりますので皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

2023年5月3日(水曜日)

選挙事務のイノベーション~2023統一地方選挙~

小野市では選挙事務の改革(イノベーション)に平成19年7月の衆院選から取り組んでおり、今年で16年目を迎えます。昔は夜中までかかっていた開票事務が、今では県内トップレベルの早さで行えるようになっており、最近では開票事務の手法を見直す自治体も多いなか、2月の市長選の際には近隣市の担当者が視察に来られるなどその在り方が注目されています。

県議選の開票風景の写真

開票事務は、「公平性や正確性」は言うまでもなく、「迅速性」を合わせ持ち、毎回従事する職員が目的意識を持って臨むことが重要であります。そのうえで手法としては、開票システムや投票用紙自動読取分類機の導入、従事者の運動靴とゼッケン着用、作業台のかさ上げによる作業効率の向上など、毎回の業務の検証と改善を繰り返してきたところです。

県議選では、21時55分終了を目標に開票作業も順調に進み、目標時刻の10分前には投票総数の間違いもなく、残りは各候補者の票数を確認するだけでしたが、得票数1、2番手の差が“34票”であったことから規定により全投票用紙の再点検となりました。実に平成19年の市議選以来の再点検でしたが、指揮者の指示のもと約30分で作業を終え、1つの誤りもなく確定に至りました。

市議選の開票風景の写真

市議選では、22時30分終了を目標に「より正確に、より迅速に!」のスローガンのもと、過去最多となる27名の候補者の開票をいかに円滑に行うかが鍵でしたが、対策として候補者を振り分ける点検係や記載内容を判別する審査係を増員するなど、多数の候補者を処理できる体制を整えていた結果、目標時刻より早い22時6分に無事完了することができました。

共通して大事なことは、一つには開票事務に誤りが無かったこと、二つには不測の事態にも対処できる準備ができていたことで、早朝からの投票事務で疲れている状況において、集中力を切らさずに従事した職員全員を労いたいと思います。このように統一地方選挙の投開票が無事終えられたことに対し、選挙に関わるすべての方に深く感謝すると共に、今後も更なる改革にチャレンジし続けてまいります。

2023年4月26日(水曜日)

ゴールデンウィークは小野市で過ごそう!

新型コロナ感染状況も収束しつつあるなか、大型連休をどのように過ごすか迷われている方もいると思います。そこで、ゴールデンウィークに小野市で過ごすおすすめスポットをご紹介します。

●小野市の観光PR写真(ひまわりの丘公園、小野アルプス、ゆぴか、鍬渓温泉)

2023年4月19日(水曜日)

地域防災力を高める自助・共助~小野市消防大会~

小野市消防大会における消防団の分列行進

4月9日にうるおい交流館エクラにて「令和5年度小野市消防大会」を開催しました。新型コロナ前まで恒例だった消防本部及び消防団による分列行進は実に4年ぶりであり、快晴のもと小野中学校吹奏楽部の演奏に合わせて消防車両を先頭に行われた総勢約400名による壮大なパレードは、来場された皆さんの目を惹きつけました。

大会では、永年にわたり消防業務に精励し消防活動に貢献された方や、それらの活動を支えられてこられた家族の方を表彰しましたが、まさに「地域防災のリーダー」として献身的に地域住民の安全・安心のためにご尽力されていることに対して、心から敬意と感謝を申し上げました。

小野市消防大会における表彰式の様子の写真

「悲観的に準備し、楽観的に対応する」。常日頃から申し上げているとおり、この小野市における危機管理の原則は災害対応において最も重要であり、防災の中枢となる「防災センター」を拠点として、市職員をはじめ消防関係者と、警察、自衛隊などの関係機関との連携強化を図りながら、「人、モノ、情報」を一元化し、市としても常に万全な備えをもって減災へ取り組んでいるところです。

地域においては自主防災組織や地元消防団の充実強化、また「自助・共助」といった「地域防災力」を平常時から培っておくことが必要不可欠であります。持続可能な社会が求められる現代において、地域を熟知し、地域に密着した消防団活動が、更なる市民全体の「防災意識の高揚」「災害に強いまちづくり」につながっていくことを期待します。

2023年4月12日(水曜日)

新規採用職員入庁!~夢は限りなく、努力は惜しみなく~

4月3日に、令和5年度辞令交付式において、厳しい競争を勝ち抜き小野市に採用された11名の新規採用職員に対して辞令を交付しました。

新たに入庁した職員へは、市役所は「市民の役に立つところ」であり、小野市最大のサービス産業の拠点であることを認識した上で、「全ての仕事は、顧客である市民のために存在する」という、『顧客満足度志向』の徹底を第一義に考え、職務に励んでいただきたいと訓示しました。

また、小野市の職員として、公務員として、私たちは何のために仕事をするのか、どう市民の皆様の思いに応えていくのか、絶えず反芻し努力するとともに、それぞれの持ち味・個性を余すことなく発揮し、大きな夢を持って無限の理想に向かってチャレンジしていただきたいと激励したところです。

『夢は限りなく、努力は惜しみなく』。未来の小野市を担う皆さんには、入庁したこの日を原点に、この日の思い、決意を決して忘れることなく誠心誠意職務にあたっていただき、これからの小野市をより良くするために、ともに新たな一歩を歩んでまいりたいと思います。

新規採用職員辞令交付式における服務の宣誓の様子
新規採用職員辞令交付式における市長訓示の様子
令和5年度新規採用職員の集合写真

2023年4月5日(水曜日)

令和5年度市長方針

令和5年度の市長方針は、「躍動するまち・持続可能なまち 小野の創造」であります。将来を見据えた『3つのX-DX・GX・CX-』にチャレンジするとともに、ひまわりの丘公園「道の駅構想」、「図書館東側市街地開発」など小野市の価値をさらに高めるため、小野市の今を超えていく新時代へのトランスフォーメーションを推進してまいります。

令和5年度市長方針