内部リンク:全国初!映像通報システム「Live119」正式運用開始とご協力のお願い!
概要
小野市消防本部では2020年7月1日より、スマートフォンを活用した緊急通報システム「Live119」の運用を開始します。
これは通報者のスマートフォンを用いてビデオ通話を行い、通報現場の映像をリアルタイムに送ってもらうことで、より迅速・確実な災害現場活動につなげることを目的としています。また、送られてきた情報を現場の活動隊と共有することで、より効果的な活動を実現します。


効果が期待される事例
- 詳細不明な交通事故の視覚による確認
- 土地勘のない人からの通報に対する現場の特定
- わかりづらい応急手当や心肺蘇生法を知らない方への口頭指導
- 自然災害の状況観察
- 山岳救助事案および水難救助事案
奏功事例
小野市消防本部では、2020年3月より4ヶ月間Live119の実証実験を行ってきました。
奏功事例のひとつとして、目標物が少ない山岳救助現場で、通報者にLive119の実施を依頼し、送信された映像とGPS情報をもとに早期に現場を特定、現場に必要な車両と人員を投入し、迅速・確実な初動体制を実現しました。また、傷病者の怪我の状態から、防災ヘリと連携して、早期に傷病者を搬送しました。
市民の皆様へ
119番通報時、指令員が必要と判断した場合にご協力をお願いすることがあります。その後の指令員の指示に従ってください。
このシステムの運用には、通報者のご協力が必要となりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
※映像通報の際には、若干のデータ通信料が撮影者側に発生しますので、ご了承ください。なお、消防本部及び携帯電話会社から別途請求書が届くことはありません。
更新日:2022年02月27日