火災発生原因 「電気器具・電気配線」

更新日:2022年01月28日

電気器具・配線は発火する危険があります! 定期的に点検・清掃をしましょう。

電気器具・配線からの出火による火災も毎年発生しています。
少しの注意、点検、清掃によって火災は防ぐことができます。
火災を起こさないために次のような事に注意しましょう。

消防隊員の顔の左側に発火の原因を記載したイラスト

次のような原因で火災は起こっています

  • 電気配線の短絡(ショート)
  • トラッキング現象(コンセントとプラグの隙間の ホコリが湿気をふくみ発火する現象)
  • コンデンサーの絶縁劣化
  • 過電流
  • 電気器具の消し忘れ
  • 電気器具の近くに燃えやすい物を置いていた

対策:出来ることから始めましょう!

コンセントの様々な発火原因を記載したイラスト
  • 傷んだコンセントは使用しない。
  • コンセントの上に物を乗せない。
  • 電源プラグ付近のホコリを取り除く。
  • タコ足配線をしない。
  • コードを束ねない。
  • 古くなった家電製品は業者に点検を依頼する。

長年ご使用の家電製品にこんな症状が出ていませんか?

※次のような症状がみられる場合は使用をやめ販売店またはメーカーに相談してください。

火災の原因になる様々な症状
扇風機・換気扇
  • スイッチを入れても、ファンが回らない。
  • ファンが回っても、異常に回転が遅かったり不規則。
  • 回転するときに異常な音や振動がする。
  • モーター部分が異常に熱いまたは焦げ臭い。
  • 電源コードが折れ曲がったり破損している。
洗濯機
  • 長年、電源プラグを挿したままになっていて、ホコリや湿気がたまっている。
  • アース線がアース端子に確実に取付けられていない。
  • 運転中に異常な音や振動がする。
エアコン
  • 電源コードやプラグが異常に熱い。
  • 電源プラグが変色している。
  • 焦げ臭いにおいがする。
  • ブレーカーが頻繁に落ちる。
  • 室内機から水漏れがする。
テレビ
  • 映像が連続してチラついたり、揺れたりする。
  • 内部に水や異物が入った。
  • 電源コードに傷や破れがある。

火災予防対策

小野市消防署では、車両巡回広報を常に実施しています。
電気火災は、基本的に建物内で起こる火災です、一度起これば消すのは困難です。
起こさないために何が出来るのか?それは、少しの注意と点検と清掃です。
簡単なことから実践し、火災予防に努めましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

小野市消防本部 総務課
〒675-1378 兵庫県小野市王子町809
電話番号:0794-63-4633
ファックス:0794-63-7199

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