AED(自動体外式除細動器)
AEDの到着
AEDが到着したらすぐに使う準備を始めましょう。
傷病者の頭の近くに置くと操作しやすくなります。
AEDの電源を入れる
AEDのふたを開け、電源を入れましょう。
(※ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります。)
音声メッセージとランプに従って操作しましょう。
電極パッドを貼る

傷病者の衣服を取り除き、胸をはだけさせましょう。
電極パッドの袋を開封し、袋やパッドの絵に従って傷病者の肌にしっかりと貼り付けます。
機種によってはパッドのケーブルをAED本体の差し込み口に入れる必要があります。
(※音声メッセージに従ってください。)

※傷病者が未就学児の場合は小児用パッドまたは小児モードに切り替えましょう。
小児用パッドなどが無い場合は成人用パッドで代用できます。
!逆に小学生以上の傷病者に小児用パッドは使えません!
心電図の解析

電極パッドを貼り付けると音声メッセージが流れ、自動的に心電図の解析が始まり電気ショックが必要かAEDが判断します。
(※「電気ショックは不要です」とメッセージが出た場合、AEDをつけたまますぐに胸骨圧迫から心肺蘇生法を再開しましょう。)
心肺蘇生法とAEDの手順の繰り返し
AEDは2分ごとに心電図の自動解析を繰り返します。
その都度、音声メッセージに従い行動しましょう。
※傷病者に回復が見られてもAEDは電源を入れたまま、パッドを貼ったままにしておくこと
救急隊が到着したら
傷病者が倒れていた状況、行った応急手当、電気ショックの回数などを伝えます。
救急隊が到着しても、慌てて心肺蘇生法を中断せず救急隊の指示に従いましょう。
更新日:2024年10月15日