動物(去勢避妊手術の補助金)
質問:野良猫の去勢避妊手術に対し市で補助してほしい。
回答
当市においても、同様の助成制度創設の要望はいただいておりますが、野良猫の増加を抑止するためには、給餌、給水に加えて、排せつ物の処理等も行う必要があります。
しかしながら、当市では排せつ物が適切に処理されてない事例が多々あり、餌やりによって猫が集まることに起因する猫の糞尿被害に対する苦情が多数寄せられているという状況にあります。
不妊去勢手術後に猫を元の場所へ戻す場合、引き続き糞尿被害等が発生することが懸念されることや、他の地域からの猫の流入等もあり、野良猫の増加を抑止する効果が限定的であるため、野良猫に係る不妊去勢手術費用の助成は行っておりません。
まずは、飼い主のいない猫を生み出さないよう、飼い主に対して1.家の中で飼うこと、2.不妊去勢手術をすること、3.愛情を持って終生飼育することをお願いし、「完全室内飼育」を推奨しています。また、「誰かがやってくれる」ではなく、責任ある動物の飼い方ができる飼い主を育成することが重要と考え、猫の飼い方のマナー啓発や迷惑行為の防止を目的に、各自治会を通じて啓発チラシの全戸回覧を行っているところです。
更新日:2024年10月24日