生活(害獣の駆除)

更新日:2022年01月19日

質問:最近、イノシシやアライグマをよく見かけます。イノシシは車での走行中に事故をしないかと危惧しています。アライグマは畑の作物などに被害が生じていると聞きました。何か対策はできないでしょうか。

回答

市では、「捕獲」と「防護」の両面から有害鳥獣の対策を実施しております。

「捕獲」につきましては、一般社団法人兵庫県猟友会小野支部に捕獲業務を委託し、また、「防護」につきましては、国の「鳥獣被害防止総合対策事業」と市の「小野市鳥獣侵入防止柵配布事業」を活用して、有害鳥獣対策についてのご要望をいただいた集落に対して、侵入防止柵を配布させていただいているところです。

例えば、近年頻発している車道でのイノシシとの遭遇は、周辺の山林開発の影響や広範囲に移動するイノシシの通り道になっているものと考えますが、市としましては、「箱わな」や「くくりわな」による効果的な捕獲を推進するとともに、各集落が取り組む侵入防止柵の設置について支援を行い、あらゆる有効な対策を講じてまいりたいと考えております。

また、アライグマや、ヌートリア等の特定外来生物の対策につきましては、「小野市アライグマ等防除実施計画」に基づき、農業被害や生活環境被害を与えているアライグマ等について、市と一般社団法人兵庫県猟友会小野支部が委託契約を締結し、「箱わな」による捕獲を行っています。

これら害獣の捕獲要望の手順について申しますと、被害にあわれた市民の方から捕獲要望書(産業創造課に記入用紙があります)を市に提出いただきます。その要望書に基づき、市が委託する猟友会に「箱わな」の設置を依頼し、猟友会が「箱わな」の設置と捕獲後の処分を行います。なお、「箱わな」の状況の見回りについては申請者様に行っていただく必要があります。

なお、現在、市ではアライグマによる被害が農業だけでなく生活環境にも及んでおり、捕獲頭数も年々増加し、昨年度は203頭の捕獲実績があります。今後も、アライグマや、ヌートリア等の特定外来生物に関しては、農業や生活環境を守るため、捕獲活動に取り組みたいと考えています。

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