子育て(給食費の無償化)

更新日:2023年11月01日

質問:保育園、小学校、中学校の給食費を無償化してほしい。

回答

給食費の無償化についてですが、学校給食法第に食材費は「保護者の負担とする」と定められ、学校給食に要する経費のうち、人件費や施設の維持管理費などは市税等で賄っています。試算では、学校給食の実負担額は、ほぼ半額程度となっています。

市では、昨年度から給食の食材費を支払っている学校給食会計に食材費高騰相当額の補助を予算化しており、昨今の食材の高騰によって学校給食費が引き上げにならないように取り組んでいます。仮に、市で学校給食費の無償化を実施した場合、毎年、約2億円近くの予算が恒久的に必要となることから、限られた予算の中では、老朽化した校舎・体育館の建替えや学校設備の更新を優先的に実施すべきものと考えております。

以上のことから、食材費相当額につきましては、保護者の方に引き続きご負担いただき、学校給食費の無償化につきましては、今後の研究課題として、国の動向等を注視してまいりたいと考えております。

次に、現在の保育制度では、0歳から2歳児の給食費は保育料に含まれており、3歳児以上については幼児教育・保育の無償化においても給食費は無償化の対象外でいずれも保護者負担とされています。

市としましては、保護者が子育ての第一責任者であり、食費は保育所等を利用せず在宅で保育されている家庭においても生じる費用であることから、不公平感が生じないよう国基準どおり給食費は保護者負担としており、無償化する予定はありません。なお、3歳児以上については、世帯の所得状況により給食費(副食費)を免除とする制度があり、該当者にはお知らせをしています。

 

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