新型コロナウイルス感染症（人権保護）

新型コロナウイルス感染症につきましては、多くの市民の皆様が不安を抱えておられることと存じます。

お申出いただきましたとおり、新型コロナウイルスは、「誰もが被害者になり得る」ものであり、また「罹患した人は全てが被害者」であるため、根拠のないうわさ話、誹謗中傷などは絶対にあってはならないことは言うまでもなく、風評被害は絶対に許してはなりません。

そのため、市としましても、新型コロナウイルス感染症に関する誹謗中傷や風評被害をなくす取組として人権意識を高めるための啓発が大切だと思っております。

そこで、市では風評被害に対する啓発活動として、市民の皆様がいろいろな場面で目にしていただけるよう、コミセンだよりで「人権意識を持った行動を！」をテーマに、「SNSでの誹謗中傷や根拠のない差別的な書き込み」や「うわさや不確かな情報によるデマをうのみにしない」などの人権への配慮を呼びかける記事を掲載しております。

加えて、市ホームページには、新型コロナウイルス感染症に関する偏見や差別をなくすために「人権配慮のお願い」を掲載するとともに、いじめ等について相談できる「ONOひまわりほっとライン」などの市相談窓口や、法務省の人権擁護機関の相談窓口などの案内を掲載しております。

もしも、不安を抱えて悩んでおられる方がおられましたら「ONOひまわりほっとライン（電話番号：0794-62-4110)」に相談をしていただけるようにご案内くださいますようお願いします。

また、啓発活動として、風評被害や誹謗中傷を防止するために、子どもから大人までにわかりやすい啓発物（チラシなど）を作成し、繰り返し啓発しているところです。

市民の皆様には、感染者情報に過剰に反応することなく、手洗いなどの感染対策を再度徹底していただくと共に、「誰もが被害者になり得る」という意識で、風評被害などを決して起こさぬよう、くれぐれも冷静に対処していただきたいと考えております。