小野市ウェブアクセシビリティガイドライン

更新日:2022年03月01日

「JIS X 8341-3:2016」に基づき「小野市ウェブアクセシビリティガイドライン」を平成30年12月に策定しました。

ガイドライン策定の目的

小野市ウェブアクセシビリティガイドライン(以下、「本ガイドライン」という。)は、日本工業規格「JIS X 8341-3:2016」をふまえ、高齢者や障害者といったホームページの利用になんらかの制約がある方をはじめ、ホームページを利用する誰もが、提供される情報や機能を支障なく利用できることを目的とし、ホームページ作成の際に配慮すべき項目をまとめたものです。

ガイドラインの適用範囲

本ガイドラインは、小野市サイト(www.city.ono.hyogo.jp)(以下、「市サイト」という。)のCMS(コンテンツマネジメントシステム)管理下で作成、運用するページを対象とします。

ウェブアクセシビリティの必要性

ホームページを利用するすべての人が、心身の機能や利用する環境に関係なく、ホームページで提供されている情報やサービスを利用できることをウェブアクセシビリティといいます。ホームページの作成方法が原因で高齢者や障害者などが情報やサービスを適切に利用できないという問題が生じないように、利用者誰もが等しく情報へアクセスできることに配慮しながらページを作成し、サイトを運用する考え方です。

根拠となる規格

インターネットが主要な情報伝達手段となった今日、国及び地方公共団体等の公的機関のホームページ等の重要性は、従来に増して高まっています。
また、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25年法律第65号通称:障害者差別解消法)が平成28年4月から施行され、ウェブアクセシビリティを含む情報アクセシビリティは「社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備」と位置付けられ、事前的改善措置として計画的に推進することが求められています。
このような背景から、公的機関は、高齢者や障害者を含め、誰もが支障なくホームページ等を利用できるよう、ウェブアクセシビリティの向上に取り組む必要があります。

配慮の対象となる利用者

本ガイドラインは、市サイトを訪れるすべての利用者を配慮の対象としています。
その中で、特に利用する際に問題が生じることの多い次の利用者に、できる限りの配慮を行います。

視覚障害者

  • 全盲(目が見えない、音声読み上げソフトの利用者など)
  • 弱視(極めて見えにくい)
  • 色覚障害(色の違いが分かりづらい)

聴覚障害者

耳が聞こえない、聞こえにくい

肢体不自由者

手の動作が不自由でマウスやキーボードを操作することが難しい

達成等級と達成基準

ウェブコンテンツに関する要件への適合の程度を、ウェブコンテンツのアクセシビリティ達成等級(以下、「達成等級」という。)と呼びます。達成等級には等級A、等級AA及び等級AAAがあります。
本ガイドラインでは、達成等級において満たすべき達成基準を定め、ページの作成において対応すべき個別的な要件を規定します。

目標とする等級

市サイトは、本ガイドライン作成以前からアクセシビリティへの対応に取り組んでおり、既に達成等級AAに準拠している箇所もあります。今後はさらに取組みをすすめ、平成30年3月末までに本ガイドラインの達成基準に掲げるJIS X 8341-3:2016の達成等級AAに準拠することを目標とします。

注:本ガイドラインにおける「JIS X 8341-3:2016に準拠する」という表記は、情報通信アクセス協議会ウェブアクセシビリティ基盤委員会「ウェブコンテンツのJIS X 8341-3:2016 対応度表記ガイドライン – 2016年3月版」で定められた表記によります。

ガイドラインの見直し

利用者の閲覧環境の変化、ホームページ制作技術の変化に対応するために、本ガイドラインを随時見直すこととします

達成基準

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