小野市地域公共交通計画の策定
持続可能な地域旅客運送サービスの提供を確保していく上での指針として「小野市地域公共交通計画」を策定しました。
経緯
令和3年6月25日作成
令和3年6月25日公表
小野市地域公共交通計画の区域
小野市全域
小野市地域公共交通計画に関する基本方針
- 誰もが利用しやすい市民の暮らしを支える持続可能な公共交通体系の構築
- にぎわいあるまちを創出する公共交通ネットワークの構築
- 各公共交通の適切な役割分担による連携強化
- 自動車から公共交通への転換を図る交通体系の実現
小野市地域公共交通計画の目標
- 市民の日常的な交通手段の確保
- 市内外からの移動手段の確保及び交流人口の拡大
- 各交通資源の適切な連携による利便性向上及び利用促進
- 公共交通を利用する意識の醸成
事業の概要及び事業の実施主体
- 日常生活を支えるバスネットワークの構築(増車・フィーダー系統の運行・スクール便の運行)
[実施主体]小野市・国(交通会議)・兵庫県・神姫バス - 小型車両の導入によるコミュニティバス路線の拡充
[実施主体]小野市・国(交通会議)・神姫バス・住民 - 医療拠点へのアクセス性向上
[実施主体]小野市・兵庫県・神姫バス - 公共交通と商業施設との連携強化
[実施主体]小野市・商業施設 - 市内公共交通の一律運賃制度の検討
[実施主体]小野市・交通事業者 - コミュニティバスへのICカードシステム導入の検討
[実施主体]小野市・神姫バス - バスロケーションシステムの導入促進
[実施主体]小野市・神姫バス - 観光施設へのアクセスの向上
[実施主体]小野市・神姫バス・観光協会・住民 - 予約制デマンドバスの活用とPR
[実施主体]小野市・交通事業者 - コミュニティバス車両(内装・外装の改装)の検討
[実施主体]小野市・神姫バス - 2次交通としてのコミュニティバスの充実(鉄道駅・幹線バス停留所までのアクセス向上)
[実施主体]小野市・交通事業者 - 複数交通モード間の乗継利便性の向上
[実施主体]小野市・交通事業者 - 主要施設前広場整備の公共交通乗り入れ施設(ロータリー)及びパーク&ライド駐車場の設置
[実施主体]小野市 - 交通結節点のバリアフリー化の推進
[実施主体]小野市・鉄道事業者 - 各地域のコミュニティセンターの交通拠点整備
[実施主体]小野市・神姫バス・住民 - 鉄道駅周辺におけるにぎわいの創出
[実施主体]小野市・鉄道事業者・住民 - 鉄道の再生に向けた検討及び事業の実施
[実施主体]小野市・兵庫県・国(交通会議)・鉄道事業者 - バス停設置とバス停環境(ベンチ・バスベイ)の改善
[実施主体]小野市・神姫バス・住民 - 公共交通全般に係るワーキンググループ会議の開催
[実施主体]小野市・国(交通会議)・住民 - 出前講座の開設、バス出発式などの開催によるMM事業の実施
[実施主体]小野市・神姫バス - 公共交通アテンダントの配置
[実施主体]小野市・住民
地域公共交通計画の達成状況の評価に関する事項
- 数値目標について毎年度評価を行い、進捗状況を踏まえて次年度以降に実施する事業の計画・見直しを実施する。
- 数値目標の評価・見直しにあたっては小野市地域公共交通会議における協議を行う。
計画期間
令和3年6月~令和8年3月
法第6条に定める協議会の有無
有り
- [設立年月日]平成19年3月20日
- [名称]小野市地域公共交通会議
- [構成員]別添「小野市地域公共交通会議委員名簿」のとおり
法第5条第10項に定められている関係者との協議
小野市地域公共交通会議における協議成立年月日:令和3年6月14日
法第5条第7項に定められている利用者の意見の反映
- 小野市地域公共交通会議につぎの団体が委員として参画し、4回(内、書面協議2回、各委員との個別協議1回)にわたって議論を行った。
小野市観光協会
小野市老人クラブ連合会
一般公募による市民委員 - 地域の自治会が選出したワーキンググループ委員と、延べ6回(市内6地区・各1回開催)協議を行った。
- コミュニティバス主要停留所及び主要駅前において聞取り調査(回答者数60人)
- パブリックコメント(市広報、ホームページ、フェイスブックにより周知)を令和3年4月23日から令和3年5月13日まで行い、意見提出は0件であった。
その他
- 法7条による提案の有無:無
- 「地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金」、「車両減価償却費等国庫補助金」の活用を予定(計画策定以前より支援を受けている。)
更新日:2022年03月27日