医療費の節約

更新日:2022年03月23日

ジェネリック医薬品を利用しましょう

ジェネリック医薬品とは

 医療機関や調剤薬局で処方されるお薬(医療用医薬品)は、先発薬とジェネリック医薬品の二つに分けられます。
 先発薬は、多くの歳月と、多額の費用をかけて開発されるため、先発薬を開発した製薬会社は、特許により一定の期間(およそ20~25年)その薬を独占的に製造・販売する権利が与えられます。この特許期間が過ぎると、他の製薬会社からも同じ有効成分を使った薬が製造・販売されるようになります。この薬がジェネリック医薬品です。開発コストがかからないぶん、先発薬より、安く提供ができます。

安全性は大丈夫?

 ジェネリック医薬品があるお薬(先発薬)は20年以上も前に開発され、その効能が優れ、安全性が十分に確認された息の長いお薬です。
 ジェネリック医薬品は、先発薬の製造特許が切れたことにより、同等の成分、効き目で製造・販売が可能となったお薬なので、安全で安心して使えるお薬です。

ジェネリック医薬品を希望するときは

 被保険者証と一緒に届きました広域連合発行のミニパンフレットに「ジェネリック医薬品希望カード」が載っています。切り取って医療機関の窓口や、医師に診察を受けているときに、カードを見せてください。また、処方せんの所定の欄に医師の署名または記名・押印がない場合は、ジェネリック医薬品に変更ができます。

ジェネリック医薬品差額通知が届いたら

 主に生活習慣病や長期服用が考えられる医薬品を処方されていて、ジェネリック医薬品に切り替え可能な先発薬を利用されている方のうち、一定の金額以上の窓口負担の軽減が見込まれる方に、広域連合が年2回、軽減見込額の通知を送付しています。
 この通知が届きましたら、医療費を節約するためにも、ジェネリック医薬品への変更をご検討ください。(治療によってはジェネリック医薬品の利用ができない場合等も考えられますので、ジェネリック医薬品への変更の際には、医師や薬剤師にご相談ください。)

医療機関や薬局を受診するときは

  • 休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。休日や夜間に受診しようとする際には、平日の時間内に受診することができないのか、もう一度考えてみましょう。
  • かかりつけの医師を持ち、気になることがあったら、まずはかかりつけの医師に相談しましょう。
  • 同じ病気で複数の医療機関を受診することは、控えましょう。医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬により、かえって体に悪影響を与えてしまうなどの心配もあります。今、受けている治療に不安などがあるときには、そのことを医師に伝えて話し合ってみましょう。
  • 薬が余っているときは、医師や薬剤師に相談しましょう。(薬のもらいすぎに注意しましょう。)
  • 薬は飲み合わせによっては、副作用を生じることがあります。お薬手帳の活用などにより、既に処方されている薬を医師や薬剤師に伝え、飲み合わせには注意しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部 市民課 福祉高齢医療係
〒675-1380 兵庫県小野市中島町531番地
電話番号:0794-63-1469
ファックス:0794-63-7674

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