令和元年度第2回小野市子ども・子育て会議
令和元年11月21日(木曜日)に、第2回子ども・子育て会議を開催しました。

平成27年4月から、幼児期の教育・保育や地域の子育て支援を総合的に推進するための、新たな制度が始まりました。
新制度の円滑な実施に向けて「小野市子ども・子育て支援事業計画/新ひまわりプラン」を策定し、小野市の実情に合った子育て支援事業や各種施策を推進していくため、小野市子ども・子育て会議において必要な事項の審議を行います。
会議 | 令和元年度第2回小野市子ども・子育て会議 |
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開催日時 | 令和元年11月21日(木曜日)午後1時30分から3時30分 |
開催場所 | コミセンおの2階206号室 |
会議内容 |
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議事内容
第1回会議議題に対する質問への回答
前回会議にて説明した第2期計画主要項目の案について、後日委員より質問等を受け付けました。
4つの項目について質問がありました。
内容は「通学路における交通マナー」「3歳児の就学の機会」「夜間・休日の診療」「障がい児の公のアフタースクール」でした。
それぞれ、現状を再認識し、市としての対応方針を考え、回答案を作成、会議の場で回答いたしました。
具体的には、通学路における交通マナーについては、現場にも大きな看板が設置され周囲でも啓発がなされてるにもかかわらず、ルールを守らない方により地元が迷惑しているとのことであり、今後も法令順守の啓発を続けていく。
3歳児の就学の機会については、幼稚園は3歳までは保護者が保育する方針として現状のまま3歳児受入はしないが、保育所については、認定こども園化を進めることで、3歳児の就学の機会を確保していく。
夜間・休日の診療については、北播磨総合医療センターは2次救急を受け持つ医療機関であり、医師確保の点からも1次救急(通常の診療)は不可である一方、休日には毎週日曜の9時から17時は地元公立病院と開業医の連携による「北播磨小児救急輪番制」の診療体制があること、さらに夜間でも「兵庫県子ども医療電話相談」「北播磨子ども医療電話相談」の体制が確立され、受診の必要性や家庭での応急手当の方法を相談でき、当制度の利用をアピールしていく。
障がい児の公のアフタースクールについては、現状では特に待機児童等が発生している状況になく、民業圧迫の観点からも行政が実施する予定はないことを説明いたしました。
第2期子ども・子育て支援事業計画(案)について
今回はパブリックコメント(意見募集)を12月に控え、計画案の全体像を完成させ、審議に諮りました。
第1期計画と比較して、ボリュームを100ページ超から60ページ程度へ簡素化しました。
市の現状説明を、主要な指標「人口(年少人口)」「出生」「婚姻・離婚」「転入・転出」「就労」のグラフに絞り、33ページから4ページに縮小することで(一部は資料編等へ移行)、計画の大切な要素である「基本理念・5つの基本目標」「具体的取組」「教育・保育施設の量の見込みと確保方策」をクローズアップしました。
基本理念・5つの基本目標は、前々回会議の報告とおり、第1期と変更せずその趣旨を継続することになります。
具体的取組は、前回会議では98項目で報告していましたが、類似施策を統合するなどさらに絞り込み、最終88項目へと精査しました。
教育・保育施設の量の見込みと確保方策は、基準日が統一され4月1日現在の数値となったため前回報告数値と変更していること、過去の施設入所推移や市内児童の施設利用率表をこの項目へ移行させ、比較しやすい並びに変更しました。
単位や注記についての確認、修正等が必要な個所はありましたが、パブリックコメントにはほぼ会議資料のまま提出することで審議、了承いただきました。
なお、第2期計画案のパブリックコメントは令和元年12月20日(金曜日)から翌年1月17日(金曜日)の期間に、市ホームページ、子育て支援課、児童館チャイコム、市内各コミセンで資料公開いたします。
更新日:2022年01月18日