市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)の相談について

更新日:2024年01月31日

市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)とは

「オーバードーズ(Overdose)」とは、薬を使うときの1回あたりの用量(dose)が過剰である(over)ことをいいます。近年薬局やドラックストアで購入できる市販薬(風邪薬や咳止めなど)を自己判断で過剰に摂取しようとする行為が問題となっています。

医薬品は、薬の副作用を抑え効果効能を最大限に引き出すために用法・用量が定められています。用法・用量を守らず過剰に摂取する(オーバードーズ)と健康被害を引き起こしたり、やめられなくなったりするおそれがあります。

オーバードーズの背景

最近、10~20代の若者を中心にオーバードーズが広がっています。背景には、興味本位のほか学校や職場での人間関係や家族など悩みを抱えている場合が多く、現実逃避や精神的苦痛の緩和のために、手を出してしまう傾向があります。

市販薬の過量摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがありますが、これらの効果は一時的であり、効果が切れると不快な気分になり、同じ効果を期待して過量摂取を繰り返してしまいます。そして、過量摂取により急性中毒や死に至る事例が発生するなど、社会問題となっています。

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加東健康福祉事務所『精神保健相談』(PDFファイル:970.4KB)

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電話番号:0795-42-9367(直通)

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