市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)の相談について
市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)とは
「オーバードーズ(Overdose)」とは、薬を使うときの1回あたりの用量(dose)が過剰である(over)ことをいいます。近年薬局やドラックストアで購入できる市販薬(風邪薬や咳止めなど)を自己判断で過剰に摂取しようとする行為が問題となっています。
医薬品は、薬の副作用を抑え効果効能を最大限に引き出すために用法・用量が定められています。用法・用量を守らず過剰に摂取する(オーバードーズ)と健康被害を引き起こしたり、やめられなくなったりするおそれがあります。
オーバードーズの背景
最近、10~20代の若者を中心にオーバードーズが広がっています。背景には、興味本位のほか学校や職場での人間関係や家族など悩みを抱えている場合が多く、現実逃避や精神的苦痛の緩和のために、手を出してしまう傾向があります。
市販薬の過量摂取により、眠気や疲労感がなくなったり、ふわふわした気分になったりすることがありますが、これらの効果は一時的であり、効果が切れると不快な気分になり、同じ効果を期待して過量摂取を繰り返してしまいます。そして、過量摂取により急性中毒や死に至る事例が発生するなど、社会問題となっています。
相談窓口
オーバードーズがやめられないなどの悩みや「生きづらさ」を感じたら一人で抱え込まずご相談ください。
兵庫県精神保健福祉センター
電話で相談したいとき
依存症に関するご本人・ご家族からの相談について、専任の電話相談員がお話を伺います。
ひょうご・こうべ依存症対策センター専用ダイヤル
078-251-5515(短縮ダイヤル#7730(なやみされ))
受付時間:火曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
9時30分~11時30分、13時00分~15時30分
来所して相談したいとき
相談の必要を感じた方がまず、ご相談に来てください。
兵庫県精神保健福祉センター
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-3-2
※相談は予約制です。下記番号へ電話でご予約ください。
予約番号:078-252-4980
開所日時:火曜日~土曜日(祝日、年末年始を除く)
はじめてのご相談は火曜日~土曜日の午前となります。
※月曜日がハッピーマンデー(成人の日、海の日、敬老の日、スポーツの日)または振替休日(祝日が日曜日にあたるときのその翌日)の場合は、その前の週の土曜日は休館になります。
加東健康福祉事務所
精神保健相談
眠れない、イライラする、不安が強い、気分が落ち込むなど悩みを聞いてほしいときやアルコールや薬物などを自分の意志でやめられない、やめようと思っているのに続けてしまい相談したいと感じたらご相談ください。
加東健康福祉事務所『精神保健相談』(PDFファイル:970.4KB)
加東健康福祉事務所地域保健課
加東市社字西柿1075-2
電話番号:0795-42-9367(直通)
SNS相談
LINEなどのSNSやチャットで悩みの相談ができます。

更新日:2024年01月31日