ロタウイルスワクチン

更新日:2023年04月03日

令和2年10月1日から定期接種になりました。ロタウイルス胃腸炎の重症化を予防するためのワクチンです。ワクチンは2種類あり、どちらも経口投与(飲むタイプ)の生ワクチンですが、ワクチンによって接種回数が異なりますのでご注意ください。

予防接種の概要
対象者
  • ワクチンがロタリックスの場合は、生後6週から生後24週に至るまでの方
  • ワクチンがロタテックの場合は、生後6週から生後32週に至るまでの方
接種回数 ワクチンがロタリックスの場合は2回、ロタテックの場合は3回。
(注釈)ワクチンによって接種回数が異なりますのでご注意ください。
標準的な
接種時期
初回接種は、生後2か月に達した時から生後14週6日に至るまでの期間。
接種方法 事前に協力医療機関を予約のうえ接種してください。
料金 無料
接種当日に
持参するもの
  • 予診票
  • 母子健康手帳
注意事項
  • 接種後(特に1~2週間)は腸重積症の症状に注意し、症状が見られた際には、速やかに医療機関を受診させてください。また、接種した医療機関とは別の医療機関を受診する場合は、必ずこのワクチンを接種したことを医師に伝えてください。
  • 原則、途中でワクチンの種類を変えることはできません。同一のワクチンで接種を完了してください。
  • 接種後に吐き出した場合、少量でも飲み込んでいれば一定の効果はあること、ロタウイルスワクチンは複数回接種することになっており、一連の接種で効果は期待できることなどから、吐き出した場合でも1回の接種と考えます。
  • 転出された場合は小野市の予防接種を受けることはできません。(転出日も接種不可)転出先の市区町村へご相談ください。

スケジュール 

スケジュール
初回接種の月齢・年齢
(接種を開始する月齢)
ワクチン 接種
回数
接種スケジュール
生後6週から
生後14週6日に至るまで
ロタリックス
(生後24週に至るまで)
2回 前回から27日以上の
間隔をあけて接種
ロタテック
(生後32週に至るまで)
3回

 

腸重積症にご注意ください

 腸重積症は、ロタウイルスワクチンの接種にかかわらず、乳幼児がり患することのある疾患で、まれな病気であはありません。0歳児は、月齢が進むと、腸重積症という病気にかかりやすくなります。腸の一部が隣接する腸管にはまり込み、腸の血流が悪くなることで腸の組織に障害を起こすことがあるため、速やかな治療が必要となります。

 ロタウイルスワクチンの接種を受けた後に腸重積症を発症する可能性もあるため、特に接種を受けてから約1~2週間の間に以下の症状が一つでもみられた場合や、いつもと様子が違うと感じた場合は、速やかに医療機関を受診させてください。また、接種した医療機関とは別の医療機関を受診する場合は、必ずこのワクチンを接種したことを医師に伝えてください。

 特に、初回接種後、約1~2週間は腸重積症の発症の可能性が高まるといわれていますので、お子様の体調をよく観察してあげてください。

  • 突然はげしく泣く
  • 機嫌がよかったり不機嫌になったりを繰り返す
  • 嘔吐する
  • ぐったりして顔色が悪い
  • 血便がでる

ロタウイルス予防接種協力医療機関

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部 健康増進課
〒675-1380 兵庫県小野市中島町531番地
電話番号:0794-63-3977
ファックス:0794-63-1425

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