乳児ボツリヌス症を予防しましょう

更新日:2023年04月03日

乳児ボツリヌス症とは、1歳未満の乳児にみられる食中毒です。

1歳未満の乳児にはちみつを与えないでください。

ボツリヌス菌の芽胞(植物に例えると種子の様な耐久型の菌の状態)に汚染される可能性のある食品(はちみつ等)は、乳児の腸管内で毒素を産生し、ボツリヌス症を引き起こします。乳児の腸内細菌叢が成人と異なるために起こる疾患です。ボツリヌス菌は、酸素の少ない環境を好むため、腸内などの低酸素状態におかれると、発芽・増殖し、ボツリヌス毒素を産生します。

症状

便秘、筋力の低下、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる等、まれに死亡することがあります。

原因食品

主な原因食品は、はちみつです。原因不明の事例も多いですが、はちみつ以外の原因食品が確認された事例はありません。

予防方法

1歳未満の乳児にははちみつを与えないようにしましょう。
1歳以上の方がはちみつを摂取しても、乳児ボツリヌス症の発生はありません。

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