プロバイダ勧誘の遠隔操作によるトラブルにご注意ください
インターネットのプロバイダ契約について、トラブルが発生しています。
事例
有名通信業者を名乗る人から「プロバイダの月額料金が今までよりも安くなる」と電話で勧誘され、言われるままにパソコンのIDとパスワードを教え、事業者に自分のパソコンを遠隔操作してもらった。しかし、後日届いた通知書の社名は、名乗った会社とは直接関係ない会社で、実際には言われるほど料金が安くならなかった。また、「解約したい」と申し出ると、違約金を請求された。
注意事項
プロバイダの契約は消費者と事業者との間で口頭でも成立し、内容を確認しにくいため、トラブルが起きやすくなっています。
また、プロバイダの契約については特定商取引法の適用がないため、クーリング・オフ制度はありません。
本当に必要な契約か、また、現在契約している会社との解約料が発生して結局高くつくことはないか、などを充分検討し、その場ですぐに申し込まないようにしてください。
「今までよりも安くなる」という言葉に惑わされず、身近な人と相談したうえで必要がなければはっきり断ることが大切です。
更新日:2022年01月19日