不法投棄の発生情報
不法投棄を許さない都市宣言発表後の不法投棄の発生状況をお知らせします。
不法投棄の発生の状況
- 令和4年度（令和4年4月から令和5年3月まで）の不法投棄処理件数は64件発生。
昨年度に比べ32件（33％）減少しています。特に令和3年度より安全安心パトロール隊（青パト隊）活動の一環として各隊員への不法投棄情報の共有化と全青パト車による不法投棄発生箇所の巡回頻度アップ等の効果が表れていると思われます。
- 住民からの不法投棄通報件数は45件、うち11件で警察と連携活動し、1件については警察への通報により投棄者を特定して投棄物件を撤去させました。また、施設管理者から通報のあった投棄物件については、警察による捜査により投棄者が判明し、投棄物件が撤去されました。
- 家電リサイクル法対象4品目（テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン）は9件11台発生。昨年より減少傾向にありますが、テレビが8台と最も多い状況です。
不法投棄が発生している場所の傾向
付近に住宅等の建物がなく人目につきにくい県道や市道脇、ため池、高架道路側道等に多く捨てられています。また、道路脇に樹木や雑草が繁茂した場所や斜面で落ち込んでいるような場所は、投棄物が直ぐに見えなくなるため、投棄されやすい条件が揃っている場所になります。不法投棄されないためには、死角を少なくする、花などの植栽活動を行う、可能ならば防犯灯等で明るくするといった土地所有者、地域住民、道路管理者（市など）を挙げた美化の取り組みが、有効と考えられます。
環境美化啓発に関する取り組み
1. 青パト車による不法投棄発生箇所重点パトロールの実施
- 発生箇所を巡回コースを設定して定期パトロールを実施
- 発生状況に応じてパトロール頻度の設定と巡回コースの見直しを実施
2.関係機関との連携・協力活動
- 国交省との道路占用協議…ポイ捨て多発地点への監視カメラ作動中看板の設置
- 小野警察署との連携…不法投棄事案について臨場要請し捜査立会
- 北播磨県民局との連携…産業廃棄物を投棄された事案の解決に向け現場立会
- 市安全安心パトロールとの連携…道路周辺の不法投棄情報を受け合同回収
- 自治会との連携…不法投棄対策の助言及び協力
3.啓発活動の実施
- 不法投棄マップ等の全戸配布
- 市庁舎、出先機関へ「不法投棄を許さない都市宣言」の掲示
- 市内に設置されている「ごみ捨て禁止看板」の取り付け状況の点検
不法投棄の現場を発見された場合
土地所有者・地域住民は、不法投棄の現場や不法投棄された廃棄物を目撃した時は、速やかに警察署又は市役所に情報提供するよう努めてください。
→車両ナンバーや企業名など、市へ寄せられた情報が不法投棄者の特定につながり検挙された場合に報奨金を支給する制度もありますので、できるだけ詳細な情報提供をお願いします。
更新日：2023年10月25日