設備の省エネ改修現場見学会
図書館において省エネ技術を紹介する現場見学会を開催しました。
12月中旬にCOP25(国連の気候枠組変動契約締結国会議)で話し合われている、将来の温度上昇を抑えるために二酸化炭素の排出を抑制する取り組み(地球温暖化防止活動)については、市民・事業者・自治体それぞれのレベルでの取り組みの強化が必要です。
小野市立図書館において、環境省の「地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業」の採択を受けて進めてきた最新の省電力技術を取り入れた空調、照明等の改修工事がこのたび完成し、地球温暖化防止に役立つ「空調、照明等の省エネ設備」について公開する現場見学会を令和元年12月2日に開催しました。(参加者55名)
現在建築中の新庁舎においても同様の最新設備を導入するなど、この冬、小野市が徹底的な省エネに挑戦します。皆さんも、ぜひ一段買い進んだ省エネに挑戦してみませんか。
図書館で導入したトップランナー設備
- 照明:ダウンライト(水銀灯)など全館の照明をLED化し、本を読むのに必要な照度を確保しながら出力を抑える調光機能も付加
- 空調:必要な出力を確保しながら消費電力を抑える最新モデルに更新
- エネルギーマネジメントシステム(EMS):リアルタイムで電気使用量を確認する「見える化」の実現、温度設定などの空調や照明の稼働の自動制御の実施
図書館における年間の二酸化炭素排出量の削減目標
改修工事前と比べて40%の削減

図書館に導入したLED照明の説明

新庁舎に導入予定の省エネ技術の説明
更新日:2022年01月18日