市内の空き家を兵庫県立大学の学生と共同で調査

更新日:2023年03月06日

平成28年9月27日、「人口減少時代の都市問題とまちづくり」をテーマとしている兵庫県立大学経済学部和田真理子ゼミの学生11名と官学共同で、管理が不十分と思われる市内の空き家を実地調査しました。

空き家の状況を外から観察している男性の写真
空き家の状況確認のため撮影を行う女性の写真

小野市では、平成25年の「空き家等の適正管理に関する条例」施行後、市民、自治会から、周辺に悪影響を与えている空き家に関する情報が寄せられ、現地確認や所有者へ適正な管理を依頼した件数は、90件に上っています。
3年以上水道を使用していない空き家を全件抽出し、実地調査によって得られた空き家の管理状況データを整理・分析の上、将来、周辺に悪影響を与える可能性の高い空き家から、順に所有者のもとを訪問し、所有者に適正な管理を促す取り組みを進めます。

今回の調査にあたり、学生にまちづくりの実務課題に触れさせたいと考えておられた兵庫県立大学の和田真理子准教授との連携が実現し、市職員が行う調査に、学生の夏休み期間を利用したゼミ生11名のインターンシップの一環として加わっていただきました。学生の皆さんには、小野市の空き家の現状を知る体験を通して、空き家対策の研究や将来の進路選択に生かしていただきたいと考えています。

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