第18回大会
小野市短歌フォーラムの受賞結果をお知らせします。
第18回上田三四二記念「小野市短歌フォーラム」
とき:平成19年5月26日(土曜日)12時30分~16時
ところ:うるおい交流館エクラ
投稿数:一般の部 1,557首 学生の部 3,873首
一般の部入賞者
- 1席…老人の街となりゆくニュータウン竹の子通りを介護車の行く
(大阪府吹田市 吉原和子) - 2席…しづかなる冬の光につつまれて欅は乙女の裸身のごとし
(愛知県春日井市 古口博之) - 3席…鍋の塩舐めてはたらく父を見き鋳物工場はあとかたもなし
(静岡県静岡市 杉山春代) - 4席…夕映えのポストのくちのほころびてわがたましひの結びめ緩む
(兵庫県佐用町 大田ちず子) - 5席…男傘おんな傘ありかさたてに何れも寒の雫を垂らす
(兵庫県加古川市 納庄とし子)
入選15首、佳作30首
小・中・高の部入賞者
- 最優秀…かいじゅうドシドシ歩くかいじゅうそのかいじゅうドシドシ歩け
(小野小学校五年 宮脇 大輝) - 最優秀…少しずつ肌で感じる秋の風空もようやく魚のうろこ
(小野中学校三年 市橋 渓) - 最優秀…コーヒーに砂糖もミルクも入れないで背伸びしてみる2度目のデート
(茨城県立下館第一高等学校二年 坂入 一生)
優秀19首
選者
馬場あき子、永田和宏、米口 實
記念講演
演題「詩と小説の間」 講師「中西 進」
更新日:2022年02月08日