2015 成人式のハイライト
平成27年1月12日に開催した2015小野市成人式は、たくさんの新成人が笑顔で集い、一生の思い出に残る、すばらしい式典になりました。
参加者:男子253名、女子253名 合計506名【参加率81%】
今回の成人式でも10名の新成人による「成人式実行委員会」を組織して、企画・運営を行いました。
式典までのエピソード
成人式実行委員会の発足
7月末に第1回目となる成人式実行委員会が開催されました。実行委員会OBから昨年の活動内容を聞き、「新成人の手による成人式を創る」という共通の目標を掲げ、会議や打ち合わせを重ねました。
私たち、新成人の今があるのは、両親や地域の人たちからの「愛」があると考え、「愛」を成人式のメインテーマに決定しました。
また、さまざまな人たちからの「愛」を受けて成長してきた私たちがお世話になった方々に「愛」を還元するために、「震災20年」をキーワードに、3つの社会貢献活動を行いました。
40回を数える会議では新成人ならではの意見が飛び交いました。
20歳の社会貢献活動:新たな挑戦~震災20年 記憶をつなぐ、人をつなぐ、愛をつなぐ~
アルミ缶回収によるルミナリエ募金
新成人みんなで取り組むため、1人1個以上のアルミ缶を持ち寄りました。
また、回収箱を市内小中高等学校・コミセン等23か所に設置し市民の皆さんにも協力いただきました。
皆様のご協力のおかげで集まったアルミ缶は、380キログラム・約19,000個・46,500円を神戸ルミナリエ実行委員会へ募金として贈呈しました。
皆様からの温かいご支援、ご協力ありがとうございました。
ルミナリエ清掃ボランティア
ルミナリエ会場において実行委員が清掃ボランティア活動をしました。
震災20年インタビュー
震災について、神戸ルミナリエ担当者とし市消防本部職員にインタビューをしました。
≪神戸ルミナリエ担当者≫
神戸ルミナリエは、イルミネーションイベントではなく、阪神・淡大震災の被災者の鎮魂のために行われています。
近年、募金等の収入が少なくなり、赤字となっています。
震災の年に行われた被災者の皆さんの心をあたためたルミナリエの灯りの継続を熱く語ってくださいました。
≪消防本部職員≫
阪神・淡路大震災が発生した当日に神戸市へ応援に行かれた時のお話をお聞きしました。
助けたくても火を消すための水がない。被災された方から暖かい言葉をかけてもらったなどの話がありました。
そして、震災を知らない新成人にできる防災・減災について教えていただきました。
制作物
テーマ≪愛≫を手書きで表現
愛の中にひらがなで「ありがとう」が隠れています。
プログラム
定例記者懇談会
自分達の取り組みの輪が広がるよう、記者懇談会でPR活動も行いました。
市長に出演依頼
成人式に人生の大先輩として、市長に参加してもらえるよう依頼に伺いました。
リハーサル
オープニングの演奏のため、熱心に練習を繰り返す新成人の有志ら。何度も舞台に立ち、リハーサルを行いました。
2015小野市成人式当日
続々と笑顔で集まる新成人達。手作りの看板や会場に続く階段のハートの風船によるアートが新成人を出迎えました。
社会貢献活動の各回収コーナーでは続々と物品が集まってきました。
受付も新成人自らが行い、会場までの誘導もスムーズに進めることができました。
もちろん式典のパンフレットやエコバッグも新成人がデザイン。
10時00分、今年も定刻通り式典がスタートしました。
オープニング
実行委員が作成したインパクトのある動画でスタートしました。
社会貢献活動経過報告~助けあい~
パワーポイントを用いて、緊張の面持ち実行委員が活動内容を発表しました。
セレモニー~語りあい~
市長を交え、新成人が熱い想いや夢を語り合うインタビューを行いました。
合唱
『ありがとう』を熱唱し、それぞれの夢に向かった新たなスタートをきりました。
終演
これまでの20年間、新成人を支えてくれた多くの人に感謝をしながら、これからも仲間とのつながりを糧に小野市の新成人として周りの人を大切に思う気持ちを持つことができました。
更新日:2022年03月28日