2011 成人式のハイライト
テーマ 「ぼくらのキセキ~7,300日のありがとう ~」
平成23年1月10日に開催した「2011成人式」は、多くの新成人が参加し、一生の思い出になる、すばらしい式典となりました。
(参加者:男子225名 女子197名 合計422名。参加率80%)
この「2011成人式」は、18名の新成人で構成された成人式実行委員会が中心となって、企画・運営を行いました。
実行委員会
8月に発足した実行委員会では、自分たちの成人式を「世界に一つだけの手作り成人式」にしたいとの思いから、20回にわたる会議を重ねてきました。
最初のころは、コミュニケーションがうまく取れず、意見も出にくかったのですが…回を重ねるにつれ、活発な議論がなされるようになりました。


そんな中、実行委員が大切にしてきたことは…
- 社会貢献
- 20年間の感謝を伝える機会にする。
- 式の主役は新成人である(実行委員はプレゼンターに徹する)。
エコキャップの回収
数年前から続けられているエコキャップ回収も実施することになりました。
回収目標 100万個!!ポリオワクチン1,250人分を贈る!!


100万個回収に向けて工夫したところ
- 回収BOXの設置場所を増やす。
(市内の学校、社会施設の他に市内保育所・図書館を加え市内36箇所に) - 地域住民の協力を得るため、市の広報・ホームページでの呼びかけ、新聞社へプレスリリース。
- BOXは持ち運び易くし、中が見えるスケルトンに。
- 目標達成に向けてPDCAを繰り返し、協力者を増やしていった。


恒例となった階段アート
軌跡をイメージしたアート「足跡」を階段に描きました。
階段を1段上がるごとに、年を重ね20段以上は未来に繋がります。
階段の左右には花を飾るなど華やかさも演出しました。


OB会との共同によるエコバッグ。パンフレットは新成人によるデザイン

成人式当日
2011 小野市成人式
「ぼくらのキセキ~7,300日のありがとう~」

成人式当日は、成人式実行委員OB会17名がスタッフとして活躍
エコキャップ回収や受付業務はOBと新成人で行いました。
新成人は1人1個以上のキャップを持参しました。


9時30分 定刻どおりにopeningmovieが始まりました


Openingmovieでは、「数字で見つめ直す自分」をテーマに作成しました。
20年前に命を授かり無事に成長できたのは、家族や先生など周りの人の愛によるものであること。自分を取り巻く1つ1つが、自分を生かしていることを確認して、20年間の成長をスライドで振り返りました。
保護者の感想
- いきなりopeningで泣きそうになりました。
- 帰ったら、子どもと小さかったときのことを話します。
- つらいこともあったけど子育てができて良かったです。
【第1部】 軌跡 ~あゆみのキセキ~
インタビュー&トーク


市長を迎えてインタビュー&トークが始まりました。
出演者は当日、抽選で決定されましたが、突然の出演にも関らず、堂々と感謝の気持ちを述べる新成人。


新成人が引いた抽選カードには、実行委員からの手書きメッセージが添えられています。
【第2部】 奇跡 ~出逢いのキセキ~
実行委員作成編集、恩師からのビデオレター上映


実行委員が10月から各学校を回り、ビデオを製作しました。字幕も入れて誰もが楽しめるように工夫しました。懐かしい先生や教室の登場に会場から、歓喜の声が上がりました。
最後は新成人全員の名前と成人式に協力していただいた方の名前をendrollに作成しました。
回収したペットボトルキャップ数の発表
目標は100万個
実際に集まった数:1,116,000個
ポリオワクチン1,451人分を回収

実行委員全員でエコキャップ回収協力のお礼をしました。
ご協力ありがとうございました。
【第3部】 希積 ~感謝のキセキ~
中学校区ごとの同窓会


同窓会会場の準備から後片付けまで、すべて実行委員が行いました。
平成23年1月10日は、私達新成人にとって、一生忘れることのできないステキな一日となりました。
この新たな出発の日を迎えた私達は、「大人」としての自覚を持ち、それぞれの未来に向かって、強い信念と希望を持って精一杯生きていきます。
また、この日を迎えることができたのも、周囲の支えがあったからこそだと感謝すると同時に、これからは、私達自身が「感謝される人」として、社会に大きく貢献していきたいと思います。
最後になりますが、私たちのためにこのような式典を開いてくださった皆さま、エコキャップ回収の取組みに協力してくださった皆さま、20年間私たちを大切に育ててくれた家族、そして、この成人式に協力してくださった新成人の仲間へ…心からの感謝の気持ちを込めて…

本当にありがとうございました!
更新日:2022年02月20日