2014 成人式のハイライト
テーマ 「縁~この繋がりを大切に~」
平成26年1月13日に開催した2014小野市成人式は、天候にも恵まれ、たくさんの新成人が笑顔で集い、一生の思い出に残る、すばらしい式典になりました。
参加者:男子203名、女子213名 合計416名【参加率81%】
今回の成人式でも17名の新成人による「成人式実行委員会」を組織して、企画・運営を行いました。
式典までのエピソード
成人式実行委員会の発足
8月末に第1回目となる成人式実行委員会が開催されました。「新成人みんなの心に残る成人式を創る」という共通の目標を掲げ、会議や打ち合わせを重ねました。
「繋がり」をキーワードに、これまでの20年間に出会ったすべての人達との「縁」に感謝するとともに、これからも消えることのない家族や仲間との「縁」を糧に、小野市の新成人として誇りを持ち、それぞれがそれぞれの夢や目標に向かったスタートに繋がるようなきっかけとなる成人式創り上げようと「縁~この繋がりを大切に~」を成人式のメインテーマに決定しました。

20歳の社会貢献活動:新たな挑戦~社会への感謝の気持ちを「本」に託した2うの支援に挑戦
東北支援「移動図書館応援プロジェクト~東日本大震災のことを改めて見つめ直す機会に~」
仮設住宅を中心に「移動図書館活動」を行う団体の取り組みを支援するため、家庭で利用しなくなった本やCD、DVDを回収することを計画。
一般の方にも広く協力を呼び掛けたところ、式典当日には目標を上回る3,030点もの物品を集めることができました。
集まった物品は、買い取り業者を通じて団体の活動資金として寄付しました。(皆様からの温かいご支援のおかげで75,100円もの支援につながりました。ご協力ありがとうございました。)
故郷支援「届けて!読んで!想いをつなげようプロジェクト」
絵本の読み聞かせ
子ども達に読書の楽しさを伝えようと図書館が実施する「出前お話会」に協力させてもらい、市内の保育所等で絵本の読み聞かせを行いました。
本いっぱい運動
子ども達の読書の機会を増やそうと、式典当日に新成人が子ども達に読んでもらいたいと思うような本を持ち寄りを計画しました。
実行委員会
20回を数える会議では新成人ならではのユーモア溢れる意見が飛び交いました。
市のイベントにも積極的に参加
市長を交えた討論会にも参加し、

出前お話会講習会
子ども達に読書の楽しさを伝えようと「出前お話会」にも挑戦することを決めました。
定例記者懇談会
自分達の取り組みの輪が広がるよう、記者懇談会でPR活動も行いました。

出前お話会
実行委員だけでなく、他の新成人も取り組みに協力してくれました。

さまざまな演出
式典当日に多くの新成人の想いが伝えられるよう、メッセージを記した個人写真を集めることにしました。思うように集めることができず、駅の改札口で新成人を待ち伏せすることもしばしば。
式典会場に続く階段を華やかにしようと黙々とイラストを書き上げる実行委員。
会場内の横断幕もデザインし、作業は連日遅くまで続くことも。


市長に出演依頼
成人式に人生の大先輩として、市長に参加してもらえるよう依頼に伺いました。

リハーサル
オープニングの演奏のため、熱心に練習を繰り返す新成人の有志ら。何度も舞台に立ち、リハーサルを入念に行いました。
2014小野市成人式当日
天候にも恵まれ、続々と笑顔で集まる新成人達。手作りの看板や会場に続く階段のアートが新成人を出迎えました。
社会貢献活動の各回収コーナーでは続々と物品が集まってきました。
受付も新成人自らが行い、会場までの誘導もスムーズに進めることができました。
もちろん式典のパンフレットやエコバッグも新成人がデザイン。
9時30分 今年も定刻通り式典がスタート
『演』~オープニング~
成人式で新たに繋がった演奏者らが絶妙のハーモニーを奏で式典が幕を開けました。実行委員が制作したオープニング映像では、懐かしい写真に会場内は大盛り上がり。
緊張の面持ちで司会を務める実行委員。徐々に本来の自分らしさも発揮できました。
実行委員長から式典の振興に協力してもらえるよう呼びかけました。
『援』~社会貢献活動経過報告~
パワーポイントを用いて、社会貢献活動の経過を報告する実行委員。
活動を通して被災地や故郷のことを見つめ直す機会にもなりました。
『縁』~セレモニー~
市長を交え、新成人が「感謝」や「夢」をテーマに熱い想いを語り合う
セレモニーが始まりました。


市内の理髪店や金融機関、さらには大型店舗等、計35箇所の施設に配付しました。
更新日:2022年02月20日