三枝家文書（市指定）
- 所在地：小野市立好古館
- 所有者：小野市
- 市指定年月日：平成5年12月1日
河合中町三枝家に所蔵されていた近世文書で、約6,000点にもおよぶ膨大な資料である。三枝家は、室町時代に当地へ移り住み、代々小堀城の城主を務めたという。三木合戦の後は帰農し、江戸時代には河合中村の庄屋となり、加西、加東両郡にあった清水領53ヶ村の支配をまかされていた。このため、代官からの触状や廻状、村方から代官に差し出す願書や訴状、年貢や夫役の割付状などの支配に関係する文書が多数認められ、江戸時代の支配体制や生活を知る貴重な資料といえる。
更新日：2022年03月28日