国史跡広渡廃寺跡西塔心礎(市指定)

更新日:2022年03月28日

  • 所在地:国史跡広渡廃寺跡歴史公園
  • 所有者:小野市
  • 市指定年月日:昭和63年11月1日

加古川左岸段丘上に位置する国史跡広渡廃寺跡の西塔心礎である。長径約2メートル、短径約2メートル、高さ約1メートルの不成形な石英斑岩を活かして作られている。上面中央に中心柱を建てる直径約70センチメートル、深さ約20センチメートルのくりこみがあり、その縁から大小3条のV字状の溝が放射しているのが認められる。
昭和48年に実施された西塔の調査では、1辺約10メートルの西塔基壇の中央に当心礎の抜き取り痕が検出されている。

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