浄土寺絹本著色仏涅槃図(国指定)
- 所在地:小野市浄谷町
- 所有者:浄土寺
- 国指定年月日:大正6年4月5日
- 縦:約181センチメートル
- 横:約168センチメートル

釈迦入滅のありさまを画像化したもので、構図的には他の涅槃図と変わりはない。沙羅双樹林の下、中央に仏蛇の姿を配し、その周辺に悲しみの表情をした諸菩薩や比丘、比丘尼と象、獅子、馬等の動物が描かれている。浄土寺のものは、比較的明るい色彩をもち、個々に描かれた動物たちの姿も個性的である。この明瞭なる構成から、鎌倉時代のものと考えられている。
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釈迦入滅のありさまを画像化したもので、構図的には他の涅槃図と変わりはない。沙羅双樹林の下、中央に仏蛇の姿を配し、その周辺に悲しみの表情をした諸菩薩や比丘、比丘尼と象、獅子、馬等の動物が描かれている。浄土寺のものは、比較的明るい色彩をもち、個々に描かれた動物たちの姿も個性的である。この明瞭なる構成から、鎌倉時代のものと考えられている。
更新日:2022年03月28日