黄地牡丹蓮唐草文緞子胴服(国指定)

更新日:2022年03月28日

  • 所在地:小野市西本町
  • 所有者:小野市
  • 国指定年月日:平成4年6月22日
  • 身丈:112センチメートル
  • 桁:58センチメートル
  • 袖幅:約21センチメートル
黄色い布地で身幅が広い胴服の写真

この胴服は、旧小野藩主一柳家に伝来したもので、平成元年に一柳家より小野市に寄贈されている。
その形態は、身幅が広いわりに袖幅が狭く、立褄が短いなど桃山時代の特色がよく認められる。特に身上部に衽がつけられていることから古式と見なされている。 表地は、牡丹と蓮を二重蔓で繋いだ唐草文のほどこされた黄地緞子、裏地は、薄紅練貫平絹の袷仕立てとなっている。なお、伝承によれば、一柳家の礎を築いた一柳直末が豊臣秀吉から拝領したものとされている。

この記事に関するお問い合わせ先

小野市立好古館
〒675-1375 兵庫県小野市西本町477番地
電話番号:0794-63-3390
ファックス:0794-63-3462

メールフォームによるお問い合わせ