八幡神社拝殿(国指定)
- 所在地:小野市浄谷町
- 所有者:八幡神社
- 国指定年月日:明治34年3月27日
- 桁行七間
梁間三間
一重寄棟造
本瓦葺


拝殿は、鎌倉時代後期に再建された大きな割拝殿で、構造的には五間の身舎の三方に庇をつけたものと考えられる。大仏様式が取り入れられた建物で、虹梁や花肘木、木鼻などの意匠は、室町時代に多用される折衷様式の祖形ともいえる。ちなみに、『浄土寺縁起』には、「本殿を嘉禎元年(1235)、拝殿を延応元年(1239)に完成した」と記されている。
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拝殿は、鎌倉時代後期に再建された大きな割拝殿で、構造的には五間の身舎の三方に庇をつけたものと考えられる。大仏様式が取り入れられた建物で、虹梁や花肘木、木鼻などの意匠は、室町時代に多用される折衷様式の祖形ともいえる。ちなみに、『浄土寺縁起』には、「本殿を嘉禎元年(1235)、拝殿を延応元年(1239)に完成した」と記されている。
更新日:2022年03月28日