垂井町住吉神社懸仏(市指定)

更新日:2023年09月08日

  • 所在地:小野市垂井町
  • 所有者:住吉神社
  • 市指定年月日:平成30年4月1日
円形の金属板にそれぞれに仏像や神像のレリーフが施された、4面の懸仏の写真

懸仏とは、鏡面に仏像や神像を現したもので、神仏習合の盛んな平安時代後期から江戸時代にかけて盛んに製作された。

住吉神社の懸仏は、円形の板に金属製の浮彫の仏像、花瓶、蕨手、波文のレリーフを施した金銅の薄板を張り付けている。

裏面には墨書があり、それぞれ大日如来、薬師如来、十一面観音菩薩、阿弥陀如来を現していることがわかる。

また、4面のうち3面は桃山時代の文禄5年(1596)、1面が江戸時代初期の寛文2年(1662)に地元の人たちによって奉納されたものである。

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