垂井町住吉神社三十六歌仙図絵馬(市指定)

更新日:2023年09月08日

  • 所在地:小野市垂井町
  • 所有者:住吉神社
  • 市指定年月日:平成30年4月1日
歌人の姿と和歌が書かれた三十六歌仙図絵馬のうちの4点が並んだ写真

三十六歌仙は、平安中期の歌人・藤原公任が代表的な歌人36人を選んで「三十六人集」を作ったのが始まりとされている。

住吉神社の三十六歌仙図絵馬は、左右18人に分けられ、表面には歌人の姿と和歌が書かれ、裏面には奉納に関する内容が墨書されている。

それによると、この絵馬は絵を法眼狩野探幽の弟子甲田重信が描き、和歌は四辻中将季賢の筆によること。奉納者は宮脇村出身の大原重政で、江戸時代初期の万治2年(1659)に奉納されたことがわかる。

なお、住吉神社の三十六歌仙図絵馬は、1面のみ裏面の墨書の記述が異なるが、36面そろって残されている。

この記事に関するお問い合わせ先

小野市立好古館
〒675-1375 兵庫県小野市西本町477番地
電話番号:0794-63-3390
ファックス:0794-63-3462

メールフォームによるお問い合わせ