収蔵資料
当館には、小野市に関する歴史・民俗・考古・自然などに関する資料を収集・保存し、それらについて研究すると同時に、来館者に展示の形で開示する役割があります。
収蔵資料の特徴・紹介
好古館開設の契機となった旧小野藩主一柳家寄贈の一柳家文書をはじめとする歴史資料、民俗資料、小野市史編さん関係の近世在方文書(写共)を保管・目録化しています。
また、小野市で唯一の博物館施設であることから、江戸時代中期以降から続く伝統産業や自然・美術作品まで多岐にわたる資料も収集しています。
分類 | 主な収蔵資料 |
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歴史 | 一柳家文書・在方文書・郷土ゆかりの偉人などの史・資料 |
民俗 | 周辺地域で使用された衣食住から生業、通信・運輸、信仰・行事、娯楽に関する道具などの民具 |
考古 | 市内遺跡からの採集遺物(発掘調査除く) |
自然 | 播州地方の蝶標本・剥製・化石 |
伝統産業 | 地場産業の算盤・金物製品とその製造道具 |
近現代美術 | 郷土ゆかりの榎倉省吾・田中英之助など美術作品 |
市史関係資料 | 『小野市史』編さんの際に調査した近世在方文書(写共) |
特別利用の方法
好古館で所蔵する史・資料については、学術研究や普及教育の目的であれば、「特別利用」(資料の閲覧、撮影、フィルムなど画像原稿借用、印刷物・電子媒体などでの画像使用、複製など)ができます。その場合は、「特別利用」の申請が必要です。
次の手順によって申請してください。
- 好古館に電話もしくはメールで、資料の「特別利用」を行いたい旨を告げ、担当学芸員に希望内容を相談してください。
- 指示に従い、所定の申請書を提出してください。
様式第3号「小野市立好古館特別利用許可申請書」(PDFファイル:367.1KB) - 申請に基づき、許可手続きを行います(許可手続きには1週間程度を要します)。「特別利用」を行う場合は、許可証の条件及び担当学芸員の指示に従って利用してください。
資料を寄贈したい場合
当館では、小野市に関する歴史資料や民具、古文書、写真などの収集につとめていますので、寄贈の旨ご相談ください。ただし、同様の資料を複数収蔵している場合などは寄贈をお断りすることがございます。あらかじめ、ご了承ください。
更新日:2023年08月17日