粟生町出土銅鏃

粟生町西方の青野原台地上に所在する三ツ塚古墳群から出土したとされるが、出土地点は不明である。2点とも柳葉形の鏃身に茎をつけた有茎鏃で、その断面は菱形を呈し中央にはしのぎがある。右方は、全長約7センチメートルで身部下方に刳り込みが認められる。左方は、全長約6センチメートルの細身で刳り込みが認められない。
この形式の銅鏃は前期古墳に副葬されたものであり、その位置は明確ではないが、当市にも前期古墳が存在したことの証といえる。
キーワードで探す
粟生町西方の青野原台地上に所在する三ツ塚古墳群から出土したとされるが、出土地点は不明である。2点とも柳葉形の鏃身に茎をつけた有茎鏃で、その断面は菱形を呈し中央にはしのぎがある。右方は、全長約7センチメートルで身部下方に刳り込みが認められる。左方は、全長約6センチメートルの細身で刳り込みが認められない。
この形式の銅鏃は前期古墳に副葬されたものであり、その位置は明確ではないが、当市にも前期古墳が存在したことの証といえる。
更新日:2022年03月28日