岩倉古墳群
所在地:小野市来住町

当古墳群は、加古川市との境に近い紅山山麓に点々と築かれた13基の円墳からなっている。特に、写真の2号墳は、市内の横穴式石室を有する古墳のなかで、築造技術、規模、保存状況ともにすぐれており、市内の指標的存在として貴重である。その石室は、両袖式で玄室部は奥行約4.5メートル、幅約1.8メートル、高さ約2.8メートル、羨道部は奥行約4.5メートル、幅約1.4メートル、高さ約2メートルの規模をもっている。入口部をふさいでいた閉塞石が取り去られており、主体部等は失われている。
更新日:2022年01月17日