浄土寺地蔵石仏
- 所在地:小野市浄谷町
- 所有者:浄土寺

浄土寺墓地入口に南面して建っていたが、現在は浄土寺境内に移されている。凝灰岩製の石棺材を再使用したものである。板面上半に光背を大きく彫り、全面に豪放な構図で地蔵像を厚肉彫りしている。製作年代は、その像容から室町初期を下らないと思われる。上半一部に欠落欠損が見られるのは惜しまれるが、この時代における数少ない石棺仏として貴重である。
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浄土寺墓地入口に南面して建っていたが、現在は浄土寺境内に移されている。凝灰岩製の石棺材を再使用したものである。板面上半に光背を大きく彫り、全面に豪放な構図で地蔵像を厚肉彫りしている。製作年代は、その像容から室町初期を下らないと思われる。上半一部に欠落欠損が見られるのは惜しまれるが、この時代における数少ない石棺仏として貴重である。
更新日:2022年03月28日